












この記事を読んでほしい人
- 将来の具体的な夢や目標を持っている人
- 具体的なキャリアプランを立てている人
- 将来の計画を立てようと考えている人
キャリアプランを立てるにあたり、やってはいけないこと3選
あなたは将来のことをどのように考えていますか?
次の転職で〇〇という会社に入り、□□の経験を積んだ上で35歳までにマネジャーのポジションに就き、40歳でエグゼクティブマネジャーとなり、45歳で独立して、というようなことを考えてはいませんか?
特に現在20代の人や学生の人ほど、このように将来のことについて考える機会が多いかと思います。
しかし、キャリアプランを考えるにあたってやってはいけないことが3つあるのです。
それをしてしまうほど、そのキャリアプランは意味のないものになってしまうからです。
では、その”やってはいけない3つのこと”とは何なのかというと、それはこちらです。
高い理想を持つ
やりたいことを絞る
感情を予想する
キャリアプランを立てるとなると、特に”高い理想を持ち”、”やりたいことを絞る”のではないでしょうか?
しかしそれをやってはいけないのです。
ではキャリアプランを立てるにあたって、なぜこれらをしてはいけないのでしょうか?
それについては、社会心理学者ダニエル・ギルバートとティモシー・ウィルソンが行った研究を基に解説していきましょう。
高い理想を持つ
特に20代の頃に理想を高く持ってしまうと、30代を過ぎて燃え尽きてしまう可能性が高くなります。
理想を持つことは大事ですが、その理想に囚われることは避けなければいけません。
いわゆる”意識の高い”人ほどこの状態に陥ってしまうので、もしあなたが意識の高い人なのであれば注意しましょう。
新卒者ほど高い理想を掲げて社会人になるので、理想を掲げるなら現実も受け入れましょう。
やりたいことを絞る
将来の具体的すぎるプランやビジョンを持っている人はいますが、やりたいことを絞りすぎることはオススメしません。
将来やりたいことを絞ってしまうと、それができなかったり、イメージしていたようにできないことでギャップが生じ、それによってショックを受けてしまいます。
実際、今から10年前を思い出しても今とは状況は大きく変わっており、そもそも当時イメージしていた世界とはギャップが生じているはずです。
そういう意味でも、やりたいことは漠然と考えるくらいがちょうどいいのかもしれません。
「そもそもやりたいことが無い」という人もいますよね。見つけるためには…。
感情を予想する
「その仕事に就ければ今より幸せになれる」「それに携わることができたら人生が変わる」というように、将来の感情を予想するほどその期待は裏切られてしまいます。
一流企業に入社予定の人に、「この会社に入ったらあなたはどうなると思うか?」と尋ねた実験によると、入社前に抱いていたポジティブな感情は、入社半年でほぼ無くなってしまっていたのです。
つまり、キャリアプランを立てる上では、ポジティブに考えない方が良いでしょう。
ポジティブシンキングの弊害についてはこちらの記事で詳しく話しています。
結論、キャリアプランを立てることに意味はない
社会人になったばかりの人ほど、キャリアプランについて考える機会が多いかと思います。
しかし、そもそもキャリアプランを立てることは意味がないのではないでしょうか。
というのも、キャリアプランを考える場合、どうしても理想を掲げ、やりたいことを考え、それを達成した時のポジティブな感情を無意識に想像してしまうからです。
つまり、キャリアプランを立てるにあたってやってはいけない3つのことは、キャリアプランを立てるにあたってやる必要があるからなのです。
それならいっそのこと、キャリアプランを立てることを止めた方が良いと言えるでしょう。
実は目標を立てることも、あまり意味がないと言われています。
将来よりも今に目を向ける
将来のことを考えることは確かに大事なことです。
しかし、その将来とは”今の積み重ね”でしかありません。
今、目の前のことに対して悩み考えて行動することでしか将来は形づくられないのです。
だからこそ、遠い未来の計画を立てること以上に今に目を向けることを意識するようにしましょう。
今に目を向けられない仕事をしているのであれば…。
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