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「貯金が0…」お金がない状態が引き起こす本当の恐怖とは?【解説】

投稿日:

 

あぁ~、お金が無い~…。
キャリ子

 

 

KEI
どうしたんですか?

 

 

今月は出費が立て込んでしまって、貯金がスッカラカンになってしまったんです…。
キャリ子
今月はもう贅沢はできないなぁ…。来月まで我慢かぁ。
キャリ子

 

 

 

KEI
そうだったんですね。でも、早くお金を貯めた方が良いですよ。
KEI
そうしないと、キャリ子さんに恐ろしいことが起きますから。

 

 

 

大変なことってなんですか?!私、借金はしてませんよ?!
キャリ子

 

 

KEI
いや、既に起きているかもしれません。恐ろしいことが。

 

 

え?!一体何なんですか??
キャリ子

 

 

KEI
知りたいですか?

 

 

当たり前じゃないですか!!早く教えてください!!
キャリ子

 

 

KEI
分かりました。
KEI
では、「お金がなくなることで起きる意外な恐怖」について解説していきましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • 貯金が全くない人
  • お金を貯めたいが貯まらない人
  • 貯金なんて必要ないと思っている人

 

 

貯金=お金がないことで起きる意外な恐怖

 

このブログをご覧になっている方というのは、おそらく20代~30代が多いかと思います。

 

 

SMBCコンシューマーファイナンスの調査によると、20代の18.6%、30代の20%が貯金0円だそうです。

 

 

つまり、約5人に1人は貯金が1円もない状況ということです。

 

 

貯金がない贅沢ができないのはもちろん、普段の生活にすら不安を感じ得ないでしょう。

 

 

しかしお金がないということは、それ以上に怖いデメリットをもたらすのです。

 

 

 

給料が低くてお金が無いという人は…

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お金がないことでもたらされる4つの問題

 

いくつかの研究によると、お金がないことは様々な問題を引き起こすということが示されています。

 

そしてここでは、お金がないことで引き起こされる4つの問題を紹介します。

 

それがこちらです。

脳機能の低下

睡眠不足

悪生活習慣化

肥満

 

これらについて詳しく説明していきます。

 

 

脳機能の低下

お金がない状態が脳機能を低下させます。

 

こちらの実験をご覧ください。

テキサス大学の研究で、20歳から89歳の男女304人を対象にし、全員の脳をスキャンして様々なポイント(灰白質の脳細胞の量や、脳の処理能力にあたるネットワーク効率など)について調ました。

それと同時に、参加者の収入や教育レベル、職業どもチェックして、脳の状態と比較したのです。

すると、お金がある人(この実験では35歳~64歳)ほど、脳の灰白質の量が多く脳のネットワークの効率も良いということが判りました。35歳を過ぎると、お金がある人の方が特に脳細胞も多く頭の回転も早かったのです。

ちなみに、「元々頭の良い人が高給な仕事に就いているから、収入が高いだけなのでは?」という疑問を持つかもしれませんが、メンタル状態やその時点での認知機能のレベルなど調整しても、お金がある人ほど脳が大きいという傾向が確認されのです。

また、子供の頃の経済状況を調整することも行っても、お金がある人の方が脳が大きかったのです。

参照 Socioeconomic status moderates age-related differences in the brain’s functional network organization and anatomy across the adult lifespan - PNAS

 

続いてこちらの実験についてもご覧ください。

ワーウィック大学やハーバード大学の研究で、2013年にニュージャージーモール(アメリカのショッピングモール)で買い物客を対象に、様々な年収の人たちを400名ほど集めアンケートを行いました。

そして、日頃のメンタルの状況と経済的な安定度合に関するデータを収集しました。

その後、全員に対して自分の車が壊れて修理のための出費が必要になったところを想像してもらった上で、 IQ テストを行ったのです。

その結果、年収が約200万円のグループは年収が700万円以上のグループに比べてIQ テストの結果が40%も悪かったのです。

そしてたとえ収入が多くても、お金に困っている感覚を持っているだけでIQが低下するということも判明しました(自身の IQ に関わらず、出費が増えることを想像しただけでIQ が下がるということです)。

参照 Poverty Impedes Cognitive Function - AAAS

 

これらの実験の結果からも、お金が無い状態やお金がなくなる状態に陥ると脳機能が低下する可能性が高いと言えるでしょう。

 

つまり、脳機能の低下によって判断能力も低下することで無駄な物事にお金を費やしてしまい、さらにお金が不足する事態になってしまうかもしれません。

 

というのも、元々持っていた10万円を使い切る時間と比べて、お金がなくなってしまい借金し、そこで得た10万円を使い切る時間の方が早いということも他の実験で証明されており、やはりお金が無くなるほど判断能力も低下するのです。

 

一方でお金持ちは脳機能が安定しているからさらにお金持ちになるのかも?!

参考 【解説】「お金持ちの考え方」コレを知ればお金持ちに近づける!!

 

 

睡眠不足

お金が無い状態が睡眠不足を引き起こします。

 

こちらの実験をご覧ください。

2008年にピッツバーグ大学が行った75人の高齢者を対象に行なった実験で、全員の経済状況と睡眠の質をポリグラフで計測し検証しました。

その結果、経済的に困窮している人ほど睡眠の質がどんどん低下し、その相関が確認されたのです。

参照 Financial strain is a significant correlate of sleep continuity disturbances in late-life - ScienceDirect

参照 Race and Financial Strain are Independent Correlates of Sleep in Midlife Women: The SWAN Sleep Study - Oxford University Press

 

お金がないと、ストレスや不安から睡眠障害を誘発するということです。

 

寝ずに仕事に励まなければいけない日もありますよね。

参考 寝ないで仕事を乗り切るための3つの対策法!コレで徹夜が楽になる!

 

 

悪生活習慣化

お金が無い状態が生活習慣の悪化を引き起こします。

 

こちらの実験をご覧ください。

ネブラスカ大学メディカルセンターの研究で、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの喫煙者4.984人を対象に経済的なストレスと禁煙への関心との関連性を調べました。

その結果、経済的なストレスを抱えている人は禁煙に関心を持つ傾向は高かったものの、実際に禁煙を試みた人は少なかったのです。

参照 Smokers with financial stress are more likely to want to quit but less likely to try or succeed: findings from the International Tobacco Control (ITC) Four Country Survey - Wiley Online Library

 

つまり、お金がない人ほど欲求を我慢することが難しいということであり、それによってタバコをはじめとして(他にはお酒も)、自分の欲求を満たすためにお金を使ってしまうのでしょう。

 

健康を損ねる原因の一つはストレスです。

参考 「仕事のストレスが限界だ」ストレスを感じる状況と限界を示すサイン

 

 

肥満

お金が無い状態によって太ってしまいます。

 

こちらの実験をご覧ください。

ミネソタ大学の研究で3206人の学生を対象に行なった実験で、被験者の体重や運動量や食事、ストレスレベルやクレジットカードの利用状況などを調べました。

その結果、借金が1,000ドルを超えている学生ほど肥満が多くファーストフードばかりを食べていたり、運動不足が激しくテレビなどを見て無駄にダラダラする時間が多い傾向が確認されました。

参照 Credit Card Debt, Stress and Key Health Risk Behaviors among College Students - SAGE Journals

 

また他にも、ファストフード店の近くに住んでいる人ほど貯金額が低くなるといいことが示されている研究結果もあり、それはファストフードのことを考えると脳が反射的に報酬を求める報酬系というエリアを活性化し、ドーパミン(期待を感じさせるホルモン)が分泌されることで目先の誘惑(あらゆるもの)に弱くなるからだそうです。

 

これらのことから、貯金が少ないこととファストフードには関連があると考えられます。

 

つまり、お金がないと目先の誘惑に負けやすくなり、手っ取り早くかつ安く食欲を満たすためにファストフードなどの高カロリーのものに手を出してしまうのでしょう。

 

転職に際しても目先のお金で転職先を決めてはいけません。

参考 「お金が欲しい」という理由で転職するのはオススメしない【解説】

 

 

 

貯金をするためには?

 

ここまで、お金が無い状態がもたらす弊害について解説してきました。

 

 

改めてお金がないということは、贅沢ができないことや生活に不便を感じるだけではなく、脳や身体にまで悪影響があることが分かったかと思います。

 

 

ということは、改めて貯金をすることが重要だということです。

 

 

それにより欠乏を感じにくくなり、先ほど挙げた弊害を防ぐことができるはずです。

 

転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?

 

貯金体質になるための方法

 

しかし、「簡単に貯金なんてできない」という人もいるでしょう。

 

もちろんその通りで、簡単に貯金ができれば苦労はしません。

 

そのためここでは、貯金をしやすくなる体質(むやみにお金を使わない)になる簡単な方法をお伝えします。

 

これによって、今よりも無駄遣いが減り、それによりお金が貯まるようになるでしょう。

 

その方法がこちらです。

貯蓄額を周囲に公表する

クレジットカードの使用を控える

人生の目的を持つ

 

これらについて詳しく説明していきます。

 

ちなみに20代~30代は何にお金を使っていると思いますか?

参考 「お金の使い道」20代~30代は一体何に使っているのか??【考察】

 

 

貯蓄額を周囲に公表する


以前ツイートしたものですが、周囲に公言することは有効な方法です。

 

ある研究でも、貯金額を周囲に公表したグループと公表しなかったグループで比べたところ、前者の方が65%も増えたそうです。

 

そのため、「〇〇円貯金する」と身近な人に話してみてはいかがでしょうか。

 

一方で周囲にお金に執着していると思われてしまうのは避けましょう。

参考 【解説】お金に執着すると、なぜ他人に悟られて嫌われてしまうのか?

 

 

クレジットカードの使用を控える

クレジットカードの使用が散財につながります。

 

なぜなら、人はお金の物理的な形状に愛着を感じているおり、逆に言えば物理的な形状を伴っていないお金には愛着を感じないからです。

 

こんな実験結果があります。

 

アメリカの1000世帯に対して、日常的な食料品を買う際、現金支払いとクレジットカード支払いで、どのような違いが生じるのかを実験を行ったのです。

 

すると、クレジットカードで買い物をした人ほど、ジャンクフード(不健康なもの)やお菓子(必要ではないもの)を買う傾向があり、結果的に支払額も増えたそうです。

 

今はクレジットカードだけでなく、キャッシュレス決済を使っている人も多いかと思いますが、貯蓄したいのであれば現金支払いがオススメです。

 

クレジットカードを使う人ほど気づかぬうちに金欠に陥っています。

参考 「いつの間にかお金が減る」そんな人が陥っている2つの心理的作用

 

 

人生の目的を持つ

人生の目的を持つと貯金できるようになります。

 

人生の目的を持つことと貯金が増えることには何も関連性が無いように思えるかもしれませんが、そうとも限らないのです。

 

まずは以下の質問に答えてみてください。

①世の中には漠然と目的もなく過ごす人がいるけれど自分は違う。目的を持って日々を生きているし人生を過ごしていきたいと思っている。

②自分は、その時その時を好きに生きるのではなく常に未来のことを考えて生きている。

③人生において自分がするべきことはまだまだ残っていて、するべきことが無くなったりしたいことが無くなったというようなことを感じることはない。

 

カナダのカールトン大学やアメリカのウエストバージニア大学による研究で、4660名を対象に全員に性格テストや人生に対する満足度などをチェックした上で、参加者たちがどれだけ人生の目的を持っているのかを調べました。

 

すると、10年前に人生の目的を持っている人ほど収入も貯金額も多かったのです。

 

また、人生の目的レベルが標準偏差より1ポイント上がるごとに貯金額が224万円も上がったそうです。
(目的を多く持っている人ほど貯金額が多くなりました。)

 

もし現時点で人生の目的もなく、貯金もないという場合は、まず目的を考えてみてはいかがでしょうか。

 

人生の目的に近づくのであれば年収が下がっても転職することをオススメします。

参考 【解説】「年収が下がる転職」コレが結果的に年収を上げる理由とは?

 

 

 

貯金の低下は能力の低下

 

貯金がないことやお金がなくなることは、すなわち自分の能力の低下です。

 

 

この記事で解説したように、お金が無い状態というのは脳の働き悪くし、健康にも悪影響を及ぼします。

 

 

お金がないことが自分にとって悪いことであるのは当たり前ですが、それ以上にさらなる金欠状態に陥る可能性を高めてしまうことが怖いことなのです。

 

 

だからこそ貯金をして手元にお金がある状態を築くことで、自分の能力も保てるようにしましょう。

 

お金がないことでもたらされる4つの問題

 

 

貯金をするには、お金の使い方を学ぶことが大事です。

【方法】「3つのお金の使い方のルール」収入の30%を貯金できる!

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KEI

仕事やキャリア、生活などに役立つ情報を科学や雑学を交えて発信しています。 仕事の仕方、時間の使い方、コミュニケーション、キャリア形成、睡眠、食事、フィジカルケア及びメンタルケアなどを基にハタラクのアップデートを目指します。 プロフィールはこちら

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