






もっと詳しく教えてもらっていいですか?


それでは、「人生がより豊かになるためのクロノタイプ」について紹介していきましょう。
この記事を読んでほしい人
- 集中力が足りないと思う人
- いつも眠気を感じるという人
- 仕事のパフォーマンスを高めたいという人
※取り急ぎ「クロノタイプ診断」を希望の場合はコチラ。
クロノタイプとは?
人にはクロノタイプという体内時計があり、これによって性格や生活リズムが決まっているそうです。ニューヨーク・タイムズによると、いくつかの企業ではクロノバイオロジー(時間生物学)の重要性を認識し始め、従業員のそれに適した勤務形態にしようとしており、日本の企業も早く導入してほしい。↓
— ケイ@定時で帰ります。 (@mikaitabi) June 30, 2019
クロノタイプとはいわゆる体内時計のことです。
この体内時計によって人の”性格”や”生活リズム”が決まっていると言われています。
(50%は遺伝的に決定しているのだそうです。)
そして、このクロノタイプがパフォーマンスに影響してくるのです。
こちらの実験をご覧ください。
フローニンゲン大学で、523名の学生を対象に様々なテストの結果を4万件以上集め、各人のクロノタイプと比較検証しました。
すると、以下のような結果が出たのです。
- 夜型の生徒の方が成績が悪かった
- クロノタイプが1時間遅くなる(集中力が高まる時間)ごとに約0.06ポイント成績が低下した(0点~10点)
- 夜型の成績低下は睡眠量とは関係なかった
つまり、日中に行われるテストに際しては、夜型のクロノタイプの人はパフォーマンスを発揮できなかったのです。
参照 Lower school performance in late chronotypes: underlying factors and mechanisms - nature research
このように、クロノタイプにはその人の能力の発揮に影響を与えるものなのです。
あなたのクロノタイプは?
自分のクロノタイプを知れば、より健康的に、より生産的に、より幸福に、より人生を豊かなものにできる可能性が高くなるのです。
だからこそ自分のクロノタイプを知り、それに適したスケジュールを立てて活動することが重要なのです。
クロノタイプの種類と特徴
全世界で163人だけが認定されている「睡眠障害専門の臨床心理士スリープ・ドクター」のマイケル・ブレウス博士いわく、
「クロノタイプには、睡眠をベースとした4つのタイプがあり、そのタイプごとに適した生活スタイルがある」ということです。
そして、それぞれのタイプは「クマ型」、「ライオン型」、「オオカミ型」、「イルカ型」と動物の名前で分類されています。
それでは、各タイプの特徴を紹介していきましょう。
好パフォーマンスを発揮するには、快適な睡眠が必要不可欠です。

クマ型の特徴
眠りが深く、体内時計は太陽の動きと一緒で朝型です。
人口の50%がこのタイプで、ちなみに僕もクマ型です。
早朝から徐々に覚醒していき、朝~昼に最も能力が高まります。
性格的には親切で好奇心旺盛、新しいことにも挑戦する開放的な性格のようです。
一方で初対面の人や見ず知らずの場所では緊張してしまうため、打ち解けるまでに多少の時間がかかります。
その他の特徴がコチラです。
必要な睡眠時間:7時間程度
理想的な就寝時間:23時頃
理想的な起床時間:7時頃
理想的な運動時間帯:7時~12時
仕事のパフォーマンスが上がる時間帯:10時~14時
理想的なコーヒータイム:9時半~11時半/13時半~15時半
ライオン型の特徴
クマ型同様に、朝型タイプではありますが、起きてすぐ覚醒します。
人口の15%〜20%がこのタイプです。
性格的には楽観的である一方、現実的に物事を考えるという一面もあります。
また、仕事熱心でバリバリ働くタイプでもあります。
その他の特徴がコチラです。
必要な睡眠時間:7時間程度
理想の就寝時間:22時頃
理想の起床時間:5時半~6時頃
運動する時間:17時頃
仕事のパフォーマンスが上がる時間帯:8時~12時
理想的なコーヒータイム:8時~10時/14時~16時
※ちなみに僕もこのクマ型で、こちらが僕の生活スタイルです。
オオカミ型の特徴
完全な夜型で、朝はぼーっとしていて、夜になると集中力が高まります。
人口の15%~20%がこのタイプです。
性格的には気分屋で、感情に任せて行動してしまいがちですが、創造性が高くクリエイティブでもあります。
一般的なサラリーマンには向いていないとも言えます。
その他の特徴がコチラです。
必要な睡眠時間:7時間半程度
理想の就寝時間:0時頃
理想の起床時間:7時半頃
運動する時間:18時頃
仕事のパフォーマンスが上がる時間帯:17時~0時
理想的なコーヒータイム:12時~14時
イルカ型の特徴
こちらも夜型で、日中よりも夜にパフォーマンスを発揮します。
人口の10%程度がこのタイプです。
性格的には、少し神経質で初対面では話しかけずらさがありますが、物事に対してコツコツ取り組むことができ、知性的で完璧主義というタイプです。
その他の特徴がコチラです。
必要な睡眠時間:6時間程度
理想の就寝時間:23時半頃
理想の起床時間:6時半頃
運動する時間:7時半頃
仕事のパフォーマンスが上がる時間帯:15時~21時
理想的なコーヒータイム:8時半~11時/13時~14時
仕事にクロノタイプを活かせる?
ニューヨーク・タイムズによると、世界中の企業や組織が、クロノバイオロジー(時間生物学)の重要性を認識し始め、従業員に対してそれぞれに適したスケジュールを立てさせようとしているそうです。
これが本格的になってくると、将来的には各従業員によって出社時間や退社時間も異なってくるのかもしれません。
いずれにせよ、個々人の体のメカニズムに合わせた働き方を、いち早く推奨できる企業や組織が、さらなる生産性の向上につなげられるのかもしれません。
クロノタイプごとの働き方
では具体的には、どんな働き方が良いのでしょうか?
先ほど紹介した、それぞれのクロノタイプの特徴に基づいて、どのような仕事の仕方が理想的なのかを見ていきましょう。
※一般的な、朝に出社して夕方~夜に退社するサラリーマンの勤務形態を基にしています。
クマ型の働き方
早い時間帯に黙々と集中して取り組める作業を行い、午後に創造性を必要とするような業務を行うのが適しています。
加えて、昼過ぎに眠くなる傾向があるため、昼寝をした方が効果的です。
午前:調べたり、計算したりといった分析的な業務を行う
午後:企画発案したりといったアイディアを求められる創造的な業務を行う
※こちらがクマ型である僕の働き方です。
ライオン型の働き方
クマ型と似ていますが、昼過ぎ眠気が生じることが少ないため、昼寝せずに仕事に取り組んでも問題ありません。
午前:調べたり、計算したりといった分析的な業務を行う
午後:営業で他人に会って提案したり、プレゼンなど発信的な業務を行う
オオカミ型の働き方
午前にあまり重要でない単純作業を行い、最も力を発揮できる夕方にかけて頭を使う業務を行うのが適しています。
フレックスタイム制で、遅めの出社ができる環境だとパフォーマンスを発揮しやすいでしょう。
午前:入力や確認といった継続的な単純作業を行なう
午後:何かを発案したり、それを発信したりという思考的な業務を行う
イルカ型の働き方
オオカミ型と同様に、午前にあまり重要でない単純作業を行い、最も力を発揮できる夕方にかけて頭を使う業務を行うのが適しています。
午前:考えを巡らせて何かを考える想像的な業務を行う
午後:調べたり、計算したりといった分析的な業務を行う
この記事の文末でクロノタイプができますので、まずは自分のクロノタイプを知ってみませんか?
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クロノタイプがクマ型の生活
ここでは、クロノタイプが「クマ型」である僕の生活について話していきます。
「お前の生活なんて興味ねぇよ」と思う人もいるでしょう。
しかし、僕はなるべく自分のクロノタイプに合わせた生活を心掛けているため、今後クロノタイプを自分の生活に取り入れたいと思う人にとっては参考になるのではないでしょうか。
それでは、基本的な1日の流れをベースにお伝えしていきます。
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
1日の過ごし方
これが僕の普段の生活スタイルです。
起床~就寝までの流れを追ってみましょう。
6:30
起床(理想的な起床時間より少し早めに起きています)
6:45~7:15
Twitterの投稿(気になる投稿へのリプライなどをします)
7:15~7:30
スマホでニュースを読みながら朝食(朝はパンとコーヒーです)
7:30~8:15
子どもを起こして一緒に過ごす(朝から割と体力を使います)
8:30
家を出る
8:45
出社(自転車で15分ほどなので、ちょうどいい運動です)
午前中
どちらかというと割と頭を使う仕事をする
12:00~12:30
昼食(弁当持参で社内でサクッと済ませます)
12:30~13:00
読書 or 気になった記事を読む or 午前に終わらなかった仕事(昼休みは割と活動的に過ごしています)
午後
調べものをしたり、人と連絡を取ったり、Twitterしたり(基本、眠くなることはないためアクティブな活動)
夕方
単純作業メインの仕事(頭が疲れて集中力が欠けてくるため、簡単な仕事)
18:00
退社(残業することがないように仕事は終わらせます)
18:00~21:00
食事や子どもと過ごす
21:00~22:00
Twitterの投稿やブログ書いたり(副業など)
22:00~22:30
読書(この時間にインプット)
22:30~23:00
ニュース見たり(その日のニュースを確認)
23:00~23:30
Youtube(ビジネス系の情報を確認)
23:30
就寝(割と理想的な就寝時間に近いです)
※睡眠時間は7時間
基本的には、クマ型の特徴に合った生活スタイルを築けています。
しかし働き方に関して言えば、午前に創造的な業務を行ったり、昼寝はしないかったりと、ところどころ自分なりのスタイルにしています。
ただ、このような生活を送っている上においては体調が崩れたり、調子が悪くなるということはありません。
逆に、会社の付き合いなどで帰りが遅くなり、寝る時間や起きる時間がずれてしまうと、やはり体のリズムが崩れる感覚はありますし、元のリズムに戻るのにも多少時間を要します。
自分のタイプに合わせて仕事や生活をした方が、パフォーマンスを発揮しやすいのだと思います。
ここまでクロノタイプについて紹介してきましたが、あなたのクロノタイプは何でしたか?
少なからず思い当たるところはあったと思いますが、まずはあなた自身のクロノタイプを見極めることをオススメします。
性格も診断したい場合は、ビッグファイブで診断してみてはいかがでしょうか。
クロノタイプを診断してみよう
これから科学がより進んだ時代を迎えるにあたり、いかに”自分の体のメカニズムに適した仕事や生活のスタイルを確立させていくのか”が重要になるはずです。
あなたも「朝型人間か?夜型人間か?」という議論を、耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、そのうち「クマ型か?ライオン型か?オオカミ型か?イルカ型か?」という議論に取って代わるかもしれません。
ということで、まずは”あなた自身のクロノタイプ”を診断してみることをオススメします。
診断できるサイトはこちら。また、日本語訳ページになります。
診断 What's Your Chronotype? (Take our quick quiz to find out)
4つのクロノタイプ
クマ型:朝~昼に能力を発揮し、新しいことに挑戦し開放的
ライオン型:朝早くから能力を発揮し、仕事熱心で精力的に活動
オオカミ型:夕方~深夜に能力を発揮し、創造性が高くクリエイティブ
イルカ型:夜に能力を発揮し、継続的に物事に取り組むことができて知性的
自分のクロノタイプに適した仕事に就くことは大事ですが、そもそも仕事の探し方が適していないと見つかるものも見つかりません。
転職をする場合、多くの人は転職サイトで求人を探します。
ただし自分一人だと、多くの求人をの中から自分の能力や経験、条件に見合う求人を探し、さらに面接日程の調整や労働条件、給与の交渉までを行うのはとても時間と労力が掛かります。
一方で転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
そのため、普段仕事で忙しくてもスムーズに転職活動に励めます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。