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「本を読んでる?」読書がもたらす”意外な”メリットについて【紹介】

投稿日:

 

【時間がないなら動画で聞き流し】

 

KEI
ところで、キャリ子さんは最近読書はしていますか?

 

 

この前「なぜ読書量が多いほど年収が高くなるのか?その理由を考察してみた」を聞いてから、読むようになりました!
キャリ子

 

 

KEI
そうですか、それは良かったです。

 

 

色々な本を読んで年収を上げたいですからね 笑
キャリ子

 

 

KEI
ちなみにこの前はお伝えしなかったのですが、読書には意外なメリットがあるのです。

 

 

意外なメリットですか?
キャリ子

 

 

KEI
おそらく、「読書することでそんな効果があるの?」という感じのものです。

 

 

へぇ~、ちょっと気になりますね!
キャリ子

 

 

KEI
それでは、「読書がもたらす”意外なメリット”」について紹介していきましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • 普段あまり本を読まない人
  • 速読について興味がある人
  • 読書はしたいけど取っ掛かり始められない人

 

 

読書がもたらす意外なメリット

 

読書のメリットというと、「知識が備わる」ということを真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか?

 

 

もちろん、読書の最大のメリットはそれに尽きます。

 

 

例えば、家に本が多い子どもは家に本がない子どもに比べて大学進学の可能性が20%ほど高くなり、家に25冊以上の本がある子どもの成績は家に本がない子どもに比べて2年ぐらいの学力の差が出るという研究もあるように、読書がもたらすメリットが知識であることは疑いの余地はありません。

 

 

ただし読書には、それ以外にも”意外なメリット”があるのです。

 

 

それは何かというと、「寿命が延びる」ことです。

 

 

これを聞いても「読書で寿命が延びるわけがない」と思うでしょう。

 

 

それが当然の反応だと思います。

 

 

しかし、イェール大学の研究によって”読書と寿命の関連性”が示唆されているのです。

 

 

こちらの研究によると、12年間の観察の上で読書をする人は死亡率が20%減少していたとのことです。

 

 

加えて、1日30分程度(週に3時間半ほど)の読書時間でこの結果となることから、誰もが無理なく実現できることだと考えられます。

 

 

ちなみに、「雑誌などはどうなのか?」という点に対してもこの研究では示されており、(ある集団の20%が死亡する時点を起点にして)仮に雑誌を読んだとしても、読まない人に比べて23ヶ月ほど生存率が向上したというのです。
(その他の要因を調整しても、少なくとも本を読むことで4ヶ月の生存率の優位性が得られました。)

 

 

そしてこの結果は、高所得や低所得、高学歴や低学歴にかかわらず確認されたということで、ほとんどの人にとって適用される効果だと言えるでしょう。

 

休みの日にゴロゴロしているくらいなら読書をしましょう。

参考 「休みにゴロゴロしていてはダメ」心身に大きな悪影響がある!

 

 

読書が寿命を伸ばすというのは、読書がストレスを緩和することが要因としてあるのではないかと思っています。

 

 

というのも、サセックス大学の認知神経心理学者デビッド・ルイス博士によると、読書によってストレスレベルを68%軽減したということです。

 

 

被験者に6分間静かに読書してもらうだけで、心拍数が下がり、筋肉の緊張が和らいだことを発見したそうです。

 

 

また他にも、読書が脳内のシナプス結合を促すことで認知症予防につながるなどといった研究もあることから、読書が健康に寄与する力があると考えられます。

 

休みの日にまとめて本を読み漁るのも良いですよね。ちなみに他にも…

参考 「会社が休みの日に簡単にできる」科学的に有意義なリフレッシュ方法

 

 

本を早く読みたい

 

ここまで読書の意外なメリットについて話してきましたが、もっと早く本を読めるようになりたい、つまり速読できるようになりたいと思ったことはありませんか?

 

 

速読というと、ものすごい早いスピードで文を読んでいくようなイメ―ジがありますが、実はそうではありません。

 

 

速読というのは、「読む必要が無いところを見極めて本を読み進める」ことなのです。

 

 

したがって、10分~15分で1冊の本をまるまる読む=理解することは現実的ではありません。

 

 

実際、カリフォルニア大学の論文では、読書において目の動きが寄与しているは10%以下だということが記されています。

 

 

また、知見の無い分野の本を速読することで内容を読み誤る可能性もあることから、自分が知らないことについての本を読む場合には、速読よりも熟読することを意識した方が結果的に内容が頭に入るはずです。

 

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ただし、一方でこんな研究結果もありますのでここで紹介しておきます。

 

 

東フィンランド大学の研究で、161人の子どもを対象に食事と読書の関係性を調べました。

 

 

その結果、野菜やフルーツ(ベリー類)、魚など不飽和脂肪酸をよく摂取する子どもほど読書スピードと読解力の高さが確認されたのです。

 

 

対して、飽和脂肪酸と生成された砂糖の摂取量が多い子どもほどり、理解力、読書スピード、成績が悪かったのです。
※家庭環境などは調整した上での結果

 

 

このことから、もしかすると食べるものを工夫すれば読書スピードが多少なりとも上がるかもしれませんが、子どもを対象にした研究結果であるためあくまで参考までに。

 

 

 

読書は良薬である

 

読書が健康を促進する可能性は大いにあると考えられます。

 

 

つまり、読書は良薬だと言えるのかもしれません。

 

 

自分が興味のあることに対して知識を植え付けてくれるだけでなく、健康も促進してくれます。

 

 

読書によって知識が増えて健康にもなる、まさにすばらしい薬だと思いませんか?

 

 

これも意外かもしれませんが、実は早起きは健康に良くないのです。

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