この上司はマニュピレーターである可能性が高いので、部下が心を病む可能性アリ。
【特徴】
①相手に自己嫌悪になる様な振る舞いをする傾向
②相手の自信を失わせるような行動を取る傾向
③自分のことを棚に上げる一方、他人のミスを指摘する傾向コメントから、この上司は①、②が当てはまる。
— ケイ定時で帰ります。 (@mikaitabi) September 10, 2019

こんな傾向はありませんか?







この記事を読んでほしい人
- 上司を信頼できない人
- 上司に恐れを感じている人
- 上司のせいで仕事に行きたくない人
マニピュレーター上司の特徴とは?
まずは「マニピュレーターって何?」ということから説明します。
簡単に言うと、”人の心を操ろうとする人”のことです。
相手に心理的な揺さぶりかけて、自分にとって都合のいいようにマインドコントロールしようとするような人というとイメージしやすいかもしれません。
そのため、僕自身はドラゴンボールに出てくるフリーザのような印象を持っているのです。
フリーザは邪悪で冷酷ではあり、かつ人心掌握に長けているため、大勢の部下を従えて自分の思い通りに行動していきます。
マニピュレーター上司の3つの特徴
冒頭のツイートでも書いていますが、改めてこちらがマニピュレーター上司の特徴になります。
相手が自己嫌悪になるように仕向ける
相手が自信を失うように仕向ける
自分のことは誤魔化し、他人のミスはきっちり指摘する
そして以下のような言動が見られる上司は、マニピュレーター上司である可能性が高いと思われます。
(1)提案や意見、主張をしただけなのに、「私はその提案(意見)は良いと思うんだ。でもね、他のメンバーはあまりよく思っていないんだ(よく思わないんじゃないかな?)。君はもうちょっと他人のことを考えるようにした方がいいな。」などと言って、自己嫌悪に陥らせようとします。
(2)頑張って仕事をしているのに成果が出ていないと、「この仕事は君にはまだ早かったのかもしれないな。やはり私がついていないとダメだな。」などと言って自信を失わせ、自分がサポートしてあげる代わりに言いなりにさせようとします。
(3)自分の指示や選択が間違っていたとしても謝罪や反省はせず、「これは君のためにやってあげたのに、なぜ成果を出そうとしてくれないんだ?」と責任を相手に求めようとしてきます。
そのうえ、さらにマニピュレーター上司がやっかいなのは、一見すると”親切で他人思いの良い人”に見えるのです。
そのためか、このようなマニピュレーター上司が昇進し、高い役職に就いていることが多いのです。
上司がダメダメだと、仕事もイヤイヤになりますよね。
関連記事 「上司が嫌いだ…」絶妙に嫌いな上司の4つの特徴について【解説】
もし自分の上司がマニピュレーター上司だったら?
実は以前、僕の上司がまさにマニピュレーター上司だったのです。
転職して今の会社に入社したのですが、入社当初の上司がマニピュレーター傾向のある人でした。
先ほど説明したように、初めのうちはすごく親身で優しい一面を見せており、僕に対しても快く相談に乗ってくれたり、サポートをしてくれました。
しかし徐々にマニュピレーターの顔を出してきたのです。
例えば、部下のミスをマニュピレーター上司がさらに上に報告をする際に、「私はこのように指導したのに、〇〇が勝手に判断をしてしまって」と伝えていたり、部下が提案しても「私はいいのだが、会社はOK出さないと思うぞ」と言って、その提案を独断で却下していました。
そしてもっとも酷かったのが、部下が一人で獲得した営業成果の半分を、自分の成果として会社に報告していたのです(その成果がインセンティブ=報奨金となるため、それが半分になってしまいました)。
ちなみにこのマニピュレーター上司は、このような悪行が会社にバレたことで、左遷されてしまいました。
このように、マニピュレーター上司の元で仕事をするのはかなりツライものです。
一方で、上司のことが嫌いでも気に入られなければ立場がなくなるという現実もあります。
マニピュレーター上司の対処法
ここまでマニピュレーター上司について伝えてきましたが、もしあながたがそんな上司の元で働いているのであればどう対処したらいいのでしょうか?
マニピュレーター上司の対処法について、”ハーバード・ビジネス・レビュー”で参考になりそうなものがありましたので、ここで紹介しましょう。
主な対処法は3つです。
必要以上に特別扱いされる時は疑う
あえて公の前で小さな対立をする
黙秘したり、卑劣な行為を見て見ぬふりをしたりすることを拒む
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
”ハーバード・ビジネス・レビュー”では、以上3つの対処法についてこのように伝えています。
マニピュレーターか確かめる
あなたをお気に入り扱いする一方で、自己嫌悪に陥らせるような当てこすりをしたり、他の人たちと話すときにあなたをこき下ろしたりする場合は気をつけよう。お気に入りでいたいのなら、あなたの利益に反する行為をするよう、プレッシャーをかけてくるときも注意したほうがいい。
第三者がいる前で小さな対立をする
勇気と機知を持ち合わせて介入する人がいれば、マニピュレーターには彼らの行為が見抜かれたと警告することになり、また傍観していた人々には、通常通りにビジネスを進めながらも、介入して他の人たちを守ることができると示すことになる。
黙秘したり、卑劣な行為を見て見ぬふりをしたりすることを拒む
言外のへつらいに、騙されてはいけない。意図を明らかにするために、詳細や具体的な情報を求める必要がある。「あなたが言おうとしていることが、よくわかりません。なぜこの話を私にするのですか。私に何をしてほしいのですか」
引用元 上司や同僚に心を操られそうになったら、3つのアプローチで対処する ー Harvard Business Review
このように、もし上司がマニピュレーターである場合は、仲間(同僚や後輩)と協力して対抗することが大切です。
何も行動せずに言いなりになることが、最悪の状況にあなたを陥らせてしまうかもしれません。
戦う術を持とう
今伝えた通り、マニピュレーター上司に対して何もしないことが最悪の結果となります。
そのため、もしあなたの上司がマニピュレーター上司なのであれば、どうにかして対抗する必要があります。
そのため、同僚や先輩、後輩と結託したり、または他の部署でマニピュレーター上司と同等の権力を持つ人に相談するなどしましょう。
マニピュレーター上司によって、手なづけられない部下ほどやっかいな存在に違いありませんので。
マニピュレーター上司の3つの特徴
相手が自己嫌悪になるように仕向ける
相手が自信を失うように仕向ける
自分のことはごまかし、他人のミスはきっちり指摘する
もし、あなたの上司がマニピュレーター上司なら一刻も早く転職を考えましょう。
自分自身の身を守るためにも。
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