以前教えてもらった方法にならって色々試してみたんですけどダメで…。
ちなみに、モチベーションの上げ方は人によって合う合わないがあるんです。
人には2つのタイプがあり、そのタイプによってモチベーションの上がる要因は異なるのです。
この記事を読んでほしい人
- モチベーションを上げたい人
- モチベーションが上がりづらい人
- 他人(部下など)のモチベーションを上げたい人
タイプによってモチベーションの上げ方は異なる
巷には、モチベーションやをUPさせるための方法に関する情報が溢れています。
実際、僕も以前これらの記事にてモチベーションを上げるための方法を書いたように、やり方は多岐にわたります。
しかしモチベーションを上げる際には、前提としてモチベーションが上がる要因は人によって異なるということ、つまりタイプによってモチベーションの上がる方法が違うのです。
人には2つのタイプがある
冒頭でも伝えたように人には2つのタイプがあり、それによってモチベーションの上がる要因は異なります。
では、その2つのタイプとは何でしょうか?
それがこちらです。
獲得型
防御型
人は「獲得型」か「防御型」かによって分かれます。
これはハイディ・グラント・ハルバーソンによる「やってのける~意志力を使わずに自分を動かす」で提唱されているものです。
それでは、この2つのタイプについて解説していきましょう。
モチベーションを上げるだけでなく、保つこともできていますか?
獲得型の特徴
まず、獲得型の人の特徴がこちらです。
- 競争に勝つことを重視
- 報酬によって強い影響を受ける
- 大きな夢を描くのが好き
- ポジティブでクリエイティブな傾向がある
- 直感的にシンプルに捉える傾向が高いのでミスが多い
積極的で前向きな性格という感じです。
獲得型の人ほど出世意欲が高い気がします。
防御型の特徴
続いて、防御型の人の特徴がこちらです。
- 負けないために頑張る(平均以下でなければいい)
- 責任や義務のような自分に与えられたタスクをこなすことが目標
- 大きなリスクは取らず堅実な方法で最大の成果を手に入れようとする
- 失敗やミスを恐れる傾向が高く無理はせずマイペースで合格点は取ろうとする
- 分析や問題解決をベースとしたクリエイティビティは持ち得ている
慎重で安定志向という感じでしょうか。
防御型の人は良い上司にめぐり会えるかどうかが重要かもしれません。
タイプに合わせたモチベーションUPの方法を
ここまで、タイプによってモチベーションの上がる要因は異なるということについて説明してきました。
そしてそのタイプには2種類あり、「獲得型」と「防御型」です。
では、この2つのタイプごとに、どのようにすればモチベーションが上がるのでしょうか?
ここではタイプ別にモチベーションを上げる方法について紹介していきます。
「獲得型/防御型」以外にも、人には色々な特性があるということは心得ておきましょう。
獲得型のモチベーションを上げる方法
獲得型の場合、リスクをとって大きな成果を得ることに対して喜びを感じる傾向があります。
それらを踏まえると、以下のようなことが獲得型のモチベーションを高めることにつながります。
- 他人から褒められる
- 報酬や褒美をもらえる
- 自分の成長や進歩を感じることができる
- 自分や周囲の状況や環境が変化していると感じる
ここで挙げたように、獲得型は典型的なことでモチベーションが上がるタイプだと言えます。
主体的に何かに取り組み、それ相応のリターンを取りたいという人は、褒められたり、褒美をもらったり、自己成長や環境変化によってエネルギーを与えられるでしょう。
獲得型には筋トレもモチベーションUPの方法としてオススメです。
防御型のモチベーションを上げる方法
防御型の場合、リスクは取らずに安定していることに対して喜びを感じる傾向があります。
そして、それを踏まえると以下のようなことが防御型のモチベーションを高めることにつながります。
- 現実性や実現可能性を実感できる
- 立ち位置や状況、改善点が明確になる
- 自分が正当な評価を受けているということを感じる
- 自分や周囲の状況や環境が安定していると感じる
ここで挙げたように、防御型は獲得型と比べるとモチベーションを上げるには工夫が必要だと言えるでしょう。
しっかり足場を固めた上で物事に取り組んでいきたいという人は、計画を立てたり、進捗状況を確認できたいり、フィードバックをもらったり、自分や周囲に変化が少ないことによってエネルギーを得られるでしょう。
防御型の人ほどパラレルキャリアがマッチするのではないでしょうか。
状況によって異なることも心得ておく
「獲得型」と「防御型」の2つのタイプによってモチベーションの上がり方・上げ方は異なります。
しかし、自分が常にどちらか一方のタイプであるということはありません。
状況によって獲得型にもなり得ますし、また防御型にもなり得るのです。
例えば、自分が精通する分野・領域においては獲得型になる一方で、そうではない分野・領域においては防御型になります。
したがって、自分がどのような状況でどちらのタイプになるのかを把握しておくことは大事です。
転職する場合も”タイプ”によって選ぶエージェントは異なります。
どちらのタイプなのか?
この記事では、人はタイプ(獲得型か防御型か)によってモチベーションの上がる要因が異なることについて解説してきました。
では、あなたは自身や、あなたの部下や後輩など、周囲の人はどちらのタイプなに軸足を置いているのでしょうか?
獲得型か防御型か、どちらのタイプなのかを把握しておくことで自分自身はもちろん、他人のモチベーションを上げることに役立つはずです。
最後に、自分はどちらのタイプなのかを診断してみましょう。
以下の質問について、当てはまる度合いを数字で答えてください。
「まったく当てはまらない」場合は1を、
「よく当てはまる」場合は5を、
それ以外は度合いによって2~4を選んでください。
Q1 懸命に頑張って何かを成し遂げることが多い。
Q2 子供のころは、親が定めた規則に従っていた。
Q3 新しく始めたことを、うまくできる方である。
Q4 人生で成功するために積極的に行動してきたと思う。
Q5 子供のころ、親が許可しないことはしないようにしていた。
Q6 慎重に行動しないと、失敗することがある。
「獲得型」のスコア:質問1・3・4の得点の合計
「防御型」のスコア:質問2・5・6の得点の合計
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どちらのスコアの方が高かったですか?
いかがでしたか?
あなたは「獲得型」/「防御型」のどちらのタイプでしたか?
自分がなぜ仕事をするのかが明確な人ほど、モチベーションの波は少ないものです。
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