

実は最近、上司からの嫌味や意地悪がすごくて…。




正直、「できることなら殺してやりたい!」と思うような人っていますよね。







それを思い出すことで、憎らしいと思いが鎮まるのです。
教えてください!!


それでは「『上司を殺したい』と思った時に思い出してほしいこと」について話していきましょう。
この記事を読んでほしい人
- 上司が死ぬほど嫌いな人
- 上司が憎くてしかたがない人
- 上司のせいで仕事に行きたくない人
「上司を殺したい」と思ったら…
おそらく誰もが口には出さないものの「できることなら殺してやりたい」という人に出会ったことは1度はあるのではないでしょうか?
そしてそんな憎らしい人が職場の上司だった場合、考えただけでもイヤになるでしょう。
しかしその思いとは裏腹に、日々職場で「殺したい上司」と顔を合わせ、時間を共にしなければなりません。
そのような日々が続けば頭がおかしくなって、本当に殺ってしまいそうになる人は少なくないのではないでしょうか?
思い出してほしい4つのこと
実際に僕も、過去に「殺してやりたい!」と思う上司がいました。
日々ストレスが溜まる中で、一緒の空間にいるだけでも爆発しそうになるのを堪えて仕事をしていた記憶があります。
しかしそんな感情で仕事を続けるのも限界に近づきつつある中、僕は”とあること”を行うことで精神を落ち着かせるようにしたのです。
その”とあること”とは4つあり、ここで紹介しようと思います。
「上司を殺したい」と思った時には、ここでお伝えすることを思い出してみてください。
ネガティブな感情は鎮まり、落ち着きを取り戻せるはずです。
ポジティブセルフトーク
「ポジティブセルフトーク」とは、ネガティブな感情をポジティブに言語変換する行為です。
例えば、「あの殺したいほどムカつく上司の下で働いているのはあくまで修行だ。この修行が終われば、私はどこにいってもやっていけるようになるはずだ。」というように、ネガティブ感情をポジティブ感情に変換して捉えるのです。
よく「ムカついてない。イラついてない。」とネガティブな感情を否定することで感情をから注意を逸らそうとする人はいますが、ネガティブな感情を否定することは逆効果です。
考えないようにするのも「シロクマのリバウンド効果」となり逆効果です。
ポリアンナ効果
「ポリアンナ効果」とは、ポジティブな感情を伴った記憶ほど思い出しやすく、ネガティブな感情を伴った記憶ほど忘れ去られていくという心理効果のことです。
つまり、「殺したい上司」への感情(ネガティブ感情)は時が経てば忘れてしまう記憶であるということです。
誰にでもポリアンナ効果が発揮されると考え、近い未来は今よりも明るいと思えるようになります。
ノックス大学の心理学教授であるフランク・マクアンドリュー氏も「人間というのは”今”が最も不幸や不安を感じるように適応してきたのではないか」と言っており、今不安や不満を感じるからこそ進化してきたということです。
そう考えれば、上司に対するネガティブな感情もこれからの自分の進化に貢献するという捉え方もできるのではないでしょうか。
不遇の時は誰にでも訪れますが、必ず脱け出せる時も訪れます。
ジェネリックユー
「ジェネリックユー」とは、2017年にミシガン大学で600人の男女を対象にした実験によって提唱されたもので、個人的な体験をさも「あるある」のように一般化することで受け流すテクニックです。
例えば上司からつまらない嫌味を言われた場合、「プライベートで不満を抱える上司から、その捌け口にされる部下」というように思考を変換することです。
このように”客観的な事象”として思考変換を行うことでストレスが軽減されます。
というのも、一般化することでその事象を広くとらえることができ、自分以外にも同じような状況・境遇の他者がいると認識することにつながり、それによって精神的な余裕を持つことができるのです。
仕事で怒りやイラつきを感じることは多々あります。解消法を知っていれば大丈夫です。
シチュエーション・セレクション
「シチュエーション・セレクション」とは、嫌なことがあった時に、もっと楽しいことを計画することで、これを行うことでポジティブな感情が生まれ、それが持続するのです。
そして特に感情的に敏感(ネガティブになりやすい)な人ほど効果があるののです。
こちらをご覧ください。
シェフィールド大学の研究で、301人の男女を対象にシチュエーション・セレクションを使っている頻度とネガティブ感情や鬱症状との相関関係を調べました。
その結果、シチュエーション・セレクションを行っている人ほどネガティブな感情に対して強くなっていました。
「嫌なことがあったら、その分楽しいことを考えよう」と言いますが、多くの人はそれを行うのを忘れがちです。
しかしながら、案外効果があるということを忘れてはいけません。
自分が働く理由を思い出してみましょう。嫌なことは些末なことでしかありません。
所詮は他人
長い人生において「殺したいほど憎い上司」に遭遇してしまうことはあるでしょう。
しかしそんな上司であったとしても所詮他人です。
その会社、その職場でしか関わることのない他人なのです。
最終的には、その会社や職場を離れてさえしまえば全くの赤の他人となるわけです。
だから「殺したいほどの上司」と日々時間を共にすることが本当に苦痛で仕方がないのであれば、責任など感じずにその場から去ればいいのです。
この時代、自分を必要としてくれる居場所なんて探せば見つかります。
立ち直れないほどダメになってしまう前に、自分で対処することが最も大事なことです。
感情のコントロールが身を守る
「上司を殺したい!」と思って実行してしまえば人生おしまいです。
一方でその感情に押しつぶされてしまっても不幸になってしまいます。
だからこそネガティブな感情を自分でコントロールして精神状態を保つことがとても大事なのです。
しかしそのやり方を心得ていない人が多いのも事実です。
そんな人はこの記事で紹介した方法を「上司を殺したい」と思った際にお試しください。
上司を殺したいと思った時に思い出すこと
ポジティブセルフトーク
ポリアンナ効果
ジェネリックユー
シチュエーション・セレクション
殺したい上司の正体はコレかもしれません。
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