


















この記事を読んでほしい人
- 会社の飲み会が憂鬱な人
- 会社の飲み会で失敗しがちな人
- 会社の飲み会での振る舞いに悩む人
会社の飲み会の対処術
会社の飲み会が苦手だという人は少なくありません。
無礼講を謳いながらも、仕事の時以上にゴマすりとおべっかで溢れる状況に辟易するのではないでしょうか?
しかし、飲み会のような場で上司の気分を良くした者ほど出世したり良い待遇にあやかれるのが世の常です。
そのような会社の飲み会において、飲み会が苦手な者にとっては大きなハンデとなります。
そこで、そんなハンデを克服し、自分の評価すら高めるための「飲み会対処術」をお伝えします。
実際、僕は社会人になってから数年は会社の飲み会が嫌で嫌で仕方なく、何かと理由をつけて参加しないことも度々ありました。
ただ、それだとどうしても上司からの好意を得ることには至らず、仕事で成果を上げても総体的に評価を得られないということを身をもって実感しました。
そのため、ある時を境に割り切って「飲み会は対処すべき場」と考えて飲み会に参加するようにしました。
ただし、”なるべく気のすすまないことをしないことを前提”にではあります。
しかしそれによって、当初のように飲み会に参加してもしなくても評価が上がらないどころか下がっていた僕でも、飲み会で上司からの評価を下げることないどころか度々好意を得ることもできるようになりました。
ほとんどのサラリーマンは、多少なりとも飲み会での振る舞いが上司からの評価に影響します。
残酷ですが、中には仕事の成果以上に飲み会での振る舞いが評価に関わることもあります。
だからこそ、飲み会での対処術が大事だと思うのです。
とうことで、ここから具体的に「なるべく気の進まないことはせずに評価を落とさないための飲み会での対処術」について解説していきます。
※ちなみにここでは、課や部といった4人~8人程度の飲み会を想定しています。
スタートは上司の隣席を確保
飲み会の開始時点では上司の隣や前と近い場所に着きます。
これは酔ってしまう前の方が印象に残りやすいため、なるべく早い段階でお酌をしたり、話をしたりします。
また、酔いが回る前の方がお互い理性が保たれているため説教されたり下手にプライベートな話に及ぶ可能性が低いためです。
お互い理性的な状況で絡んでいることで面倒な状況を避けられ、かつ良い印象を残しておくことができます。
飲み会においても印象が全てだと思います。
お酌や取り分けはさりげなく
お酌や料理の取り分けはさりげなさを意識することをおすすめします。
変にかしこまってお酌や取り分けをすると話の腰を折ってしまい、面倒な印象に映ってしまうかもしれません。
そのため、もし自分と話しているタイミングで上司のグラスや取り皿が空になったのであれば、話をしながら対応した方がいいでしょう。
また、上司が他の人と話しているタイミングでグラスや取り皿が空になったのであれば、あえて他の人と話しながらさりげなさを醸してお酌や取り分けをするといいでしょう。
そのさりげなさに上司が気づかなくてもなんら問題はありませんし、気づいたのであれば気遣いを評価されるはずです。
上司へだけでなく、誰に対してもちょっとした親切をオススメします。
あえて仕事の悩みを吐露
上司には、あえて仕事の悩みを話します。
弱い一面を見せるということが信頼していることの裏返しとなり、また正直な印象も与えることができます。
加えて上司という立場上、部下の仕事の悩みを無下にすることはできず、これによりプライベートなことを詮索されたり、説教されたりすることを防ぎます。
ポイントとしては、やはり酔いが回る前に行うことです。
上司から信用されるためにはあるテクニックを使うことです。
プライベートな話は無難な答えを
もしプライベートなことを聞かれた場合は無難なもの話します。
私的なことを上司に詮索されるのは気が引ける人の方が多いと思いますが、飲み会という場ではどうしてもプライベートなことを聞かれたりするものです。
恋人であったり、家族であったり、趣味であったりと、あまり聞かれたくないことに話が及んだ場合は、無難な答えを返すようにしましょう。
つまらないという印象は与えてしまうかもしれませんが、恥を晒すよりマシですし、話を振られるのを避けることにつながります。
今はハラスメントを指摘される恐れがあるため、危機感を持っている上司であれば下手にプライベートなことに踏み込んだ話は自分からしないとは思いますが。
特に信用できない上司には私的なことは話したくないものです。
少し酔いが回った時に上司の悩みを聞く
上司が少し酔ってきたタイミングで話すことになったら、上司の悩みを聞きます。
上司であっても仕事の悩みや愚痴があるはずです。
上司部下問わず、人は悩みを聞いてくれる人ではなく、悩みなど本音を打ち明けた人に好意を抱く傾向があります。
そのため、上司の本音を聞くことで印象が良くなり、また一方で説教など面倒な話に及ぶことを防ぎます。
人は内情を打ち明けた相手を信用するという心理があります。
終盤は上司から離れて話しやすい人の近くへ
飲み会の終盤はなるべく上司から離れた位置にポジションを取ります。
往々にして飲み会の終盤は酔いが回っていることもあり、あまり印象に残りません。
そのため、良い振る舞いをしても効果は薄いでしょう。
また終盤ほど面倒な話や説教される可能性が高いため、離れていた方がそれらを避けられます。
ただし誰とも話さず一人でいると声が掛かる恐れがあるため、話しやすい人と話していることが無難でしょう。
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面倒な展開になりそうならトイレに駆け込む
飲み会が進んでいくと、時折不穏な空気が漂うシーンに遭遇します。
上司の機嫌が明らかに悪くなったり、上司と部下が言い争い始めたり、上司の話が説教じみてきたりという兆しが見えたら、すぐさまトイレに向かいます。
そこで2~3分待機した後で戻り様子を見ましょう。
空気が改善されているようなら席に戻り、悪化しているようならもう少し待機します。
もし席に戻った後、上司に「どこ行ってたんだ?」や「何してたんだ?」と問われた場合は、正直に「すみません。ただ、ちょっと戻ったら場を悪くしちゃいそうだったので…」と言い訳をしておきましょう。
酔った状態で起きたことなど、次の日には大方忘れているか印象として薄くなっているので大丈夫です。
馬が合わない上司との飲み会ほど参加したくないものですが…。
面倒な先輩や同僚は適当にあしらう
飲み会の場だとやたら絡んできたり、いじってくるような先輩や同僚はいるものです。
そんな先輩や同僚は適当にあしらっておきましょう。
適切な対応をすべきであるのは評価を下す上司であって、先輩や同僚ではありません。
そのため、もし絡みやいじりが不快だと感じるようであれば、上司に声を掛け、「〇〇さん(先輩や同僚の名前)がなんか課長(部長)と話したそうですよ~」と上司にパスを出しましょう。
そうすることで、面倒な絡みやいじりから逃れることができるかもしれません。
職場には一人二人はうざい先輩っていますよね。
大きな飲み会の対処術
ここまで会社での飲み会の対処術について話してきましたが、来賓を招いたり、複数部署合同など、大きな規模の飲み会もあります。
そして大規模な飲み会での対処術は先ほどの対処術とは異なるため、ここでは大きな規模の飲み会における対処術をお伝えします。
チームワークを良くすることを目的にするなら飲み会よりも〇〇が良いです。
お酌は早い段階で、かつかしこまって
大人数が参加しているような飲み会では、お酌は早い段階で、かつあえてかしこまって行います。
来賓が招かれていたり、複数部署が集まるような飲み会においては、往々にして上司は同じ位の立場やそれより上の立場の人と共にしていることが多いものです。
そのため、部下がお酌する様子からその上司の格が見定められ、部下の様子でその上司が慕われたり信頼されているのか、はたまた舐められているのかを、他の上司やその上司の上司が見るわけです。
つまり、飲み会が始まってすぐに部下がお酌をしに訪れ、かつかしこまってお酌をされる上司というのはしっかり部下を手なずけていることの裏付けとなります。
だからこそ、早い段階で丁寧お酌をする部下は上司の格を上げることを意味し、自ずとそのような部下には良い印象を持つようになるのです。
このような小さな工夫が職場で徳を積むことにつながります。
普段絡みがない人と接触する
大きな飲み会では、普段あまり絡まない人と接触すると良いでしょう。
普段絡みがない人というと気を遣うため面倒な感じがしますが、だからこそ無難な対応に終始できてむしろ楽なのです。
初対面に近いような相手に対して下手に絡んだりする人は滅多にいないため、当たり障りなく交流が図れます。
また、同じ会社であっても部署が異なると繋がるきっかけがないため、飲み会は良いきっかけとなり、仕事で活きる関係を築くことができるかもしれません。
人見知りの人にとっては多少ストレスになりますが、ここは仕事と割り切れれば後々得をするかもしれません。
なかなか見知らぬ人と話せないという人は。
中盤は力を抜く
大きな飲み会の中盤ともなると、全体的にダラけてきます。
そのため中盤は力を抜き、同期や先輩・後輩などで話しやすい人といるようにしましょう。
もしくは好きなものを飲み食いしても構わないでしょう。
上司にゴマすりに行ったとしても、あまり意味はなく、上司も自分の上司にゴマをすっていたり、人脈作りに勤しんでいるため、むしろ面倒がられるかもしれません。
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終盤は会場の外で時間を潰す
大きな飲み会の終盤となったら、会場の外で時間を潰してもいいでしょう。
終盤ともなると、皆酔いが回っているため印象どころか記憶も薄まります。
実際、僕は大きな飲み会の終盤は会場の外や近くのコンビニで時間を潰して終わる時間が近づくのを待ちます。
しかし咎められたことはないどころか、会場の外にいたとうこと自体バレたことはありません。
当たり前ですが、会場の外にいれば面倒な絡みから逃げられます。
終わりの音頭のタイミングにさえ戻っていれば、何ら問題は無いはずです。
飲み会においては仕事以上にコミュ力が求められるものです。
会社の飲み会は人生の処世術を披露する場
会社の飲み会が苦手であることは仕方ありません。
しかし、飲み会での振る舞いが評価に影響を及ぼすということは事実としてあります。
そんな状況でこそ、処世術を披露するべきなのだと思います。
そうすることで苦手な状況においても評判を落とすことなく、むしろ評判を高め、かつ自分をも守ります。
そういう意味において、会社の飲み会というのは人生の処世術を披露する場なのかもしれません。
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