


印象で面接の9割が決します。


それまでの経験や実績については、書類選考の時点で判断しています。




それでは、「面接の合否は9割が印象によって決まる」ということを解説していきましょう。
この記事を読んでほしい人
- 面接で話す内容に悩んでいる人
- 面接でのアピールの仕方が分からない人
- 「自分は印象が良くない」と思っている人
面接の合否は9割が印象によって決まる
「面接とは最初の1%の時間で抱いた印象に間違いがないかを、残りの99%の時間をかけて確かめる作業」
トレド大学の実験によって証明されており、最初に抱いた印象が誤っていた場合は誤ったままの判断・評価を以て面接が終了する。
これが優秀な人を逃し、無能な人を採用してしまう背景だということ。— ケイ THE ただの雑学おじさん (@mikaitabi) June 30, 2020
改めて、面接の合否は9割が印象によって決まります。
というのも、面接で出会う人というのは面接官も初めてであるため、本質的にその人を見抜くことはできません。
また、こちらをご覧ください。
2006年にボンドとデパウロという研究者たちが、それまでの嘘研究206編についてのメタ分析をしました。嘘発見の正答率は、おおむね50パーセントを少し超えるくらいです。
ここで書かれているように、人間が嘘を見抜ける確率は1/2であり、これはつまり自分を偽ったとしても1/2の確率で相手に信じ込ませることができるということです。
ただし、面接においては面接官は別に嘘を見破ろうと思って面接をしていませんし、一方で面接者も嘘をついて面接をしているわけではありません。
何が言いたいのかというと、それだけ人は相手のことを見抜くことは容易ではなく、かつ見た目=印象に影響を受けやすいということです。
それでは次に、どのようなポイントが印象を左右するのか解説していきます。
あなたは自分の”性格”を”正確”に把握できていますか?
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印象を制する者が面接を制する
印象を制する者が面接を制します。
では、印象を制するためにはどのようにしたら良いのでしょうか?
持論ですが、印象において重要なことは大きく分けて2つあります。
- 話す
- 見た目
この2つのポイントを強化することで印象を制し、面接において合格に近づくことができます。
話す
面接において話すことは、面接官が受ける印象を左右します。
しかしそれは話す内容ではなく、話し方であったり、話の伝え方、話の魅せ方なのです。
そしてこれらの点について、それぞれ説明していきましょう。
話し方
身振り手振りと言ったような、話し方は印象を決める大事な要素の一つです。
そして、その話し方について知りたいという人にはこちらの記事がオススメです。
面接官との対話において大事な3つのポイントを紹介しています。
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話の伝え方
印象を損なわないためには、話の伝え方が重要です。
そこで、話の伝え方について知りたいという人にはこちらの記事がオススメです。
ここでは、面接官の印象を損なわずアピールできる方法について紹介しています。
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話の魅せ方
話を魅せること、それはすなわち自分を魅せること=印象を良くすることです。
そこで、話の魅せ方について知りたいという人にはこちらの記事がオススメです。
ここでは、質問することで自分の価値が高まることについて解説しています。
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見た目
面接において見た目は、面接官の印象を左右します。
また、新卒採用担当者の96%は「見た目は面接での印象を左右する」と言っています。
福助株式会社が採用担当200名に容姿が面接での印象に左右するかという質問をした際にそう回答しました。
特に新卒はビジネス実績が無いため、容姿で判断されやすいです。故に見た目に力を入れるのは一理ありかと。
— ケイ THE ただの雑学おじさん (@mikaitabi) November 26, 2019
参照 ~ストッキングは女子就活生の必需品!~ 要注意!伝線・穴あきは、印象ダウンに 企業の新卒採用担当者 計200名に聞いた 女子就活生の脚もと調査 結果発表 ー PR TIMES
このように多かれ少なかれ、面接官であっても見た目によって印象を決めてしまうのです。
そのため、面接において見た目を強化することはとても大事だと言えます。
そしてこの見た目について、説明していきましょう。
服装
まず服装が人に与える印象は馬鹿にできません。
服装によって、相手を威圧することもできる一方で、知的だと思わせることもできます。
そしてこちらの記事では、どのような服装が良い印象を与えるかについて解説しています。
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表情
また、見た目においては服装以上に重要であるのが表情です。
人の表情は相手に大きな印象を与えるものです。
誰もが行っていることですが、人は表情によって相手の調子や気分を推し量っています。
そしてこちら記事では、その表情(笑顔)の効果について解説しています。
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その他
面接においては「話す」、「見た目」が印象を大きく左右します。
一方でその2つと比べると影響力は小さいですが、それ以外にも印象に影響を与えるものがあります。
そこで、それらに関して紹介・解説している記事をこちらに挙げておきます。
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年齢
まずは年齢に関してですが、年齢が上がるにつれて若々しさや爽やかさと言ったポジティブな印象を与えることは難しくなります。
しかし、そのような人であっても良い印象を相手に与える方法についてはこちらの記事で紹介しています。
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時間
次に時間も印象にとって重要な要素です。
意外かもしれませんが、ある特定の時間における面接において印象が良くなります。
その時間効果については、こちらの記事で解説しています。
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印象への偏見
そして最後は、人が抱く印象そのものについてです。
特に面接においては多くの人は、面接官から良い印象を抱かれないとネガティブに捉えがちです。
そこで、そのようなネガティブに考えてしまう人にとって参考になることについてこちらの記事で紹介しています。
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面接においては印象を重視しろ
中には、実績や経験によって面接結果が左右されるものもあります。
しかし、ほとんどの面接においては印象によって結果が左右されます。
そのため、面接で良い結果を手繰り寄せたいのであれば”印象”を重視すべきです。
面接官も人であり、人は印象によって相手を判断することがほとんです。
また、当たり前ながら一朝一夕で実績が備わるものではないため、面接で良い結果を手にしたいのでであれば、いかに良い印象を与えられるかに注力することをおすすめします。
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