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面接の時間帯はいつがいいのか?科学的に最も良いのは〇時!【解説】

更新日:

 

【時間がない人は動画で聞き流し】

 

面接時間、何時にしようかな~?
キャリ子

 

 

KEI
転職相談者の面接時間ですか?

 

 

そうなんです。

面接を控えているので時間調整をと思いまして。

キャリ子

 

 

KEI
それなら、ある時間に設定した方がいいですよ。

 

 

”ある時間”って何ですか?
キャリ子

 

 

 

KEI
面接に受かりやすい時間です。

 

 

 

そんな時間があるんですか?!
キャリ子

 

 

KEI
実はあるのです。
KEI
したがって、面接を行う場合はその時間に行った方が良い結果につながる可能性が高いと言えます。

 

 

ちなみに、その時間て何時か教えてもらえませんか?
キャリ子

 

 

KEI
分かりました。
KEI
それでは、「科学的に良しとされている面接に適した時間」について解説していきましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • これから面接予定を入れる人
  • 適当に面接時間を決めている人
  • 少しでも自分に有利な面接にしたい人

 

 

面接に最も良い時間は〇時!

 

このツイートでも言っているように、面接に最も良い時間は13時です。

 

 

面接の合格率を少しでも高めたいのであれば、13時に面接を組むことをオススメします。

 

 

たったこれだけで、面接が有利になります。

 

 

しかし、なぜ13時に面接を行うのがいいのでしょうか?

 

ちなみに自分が最もパフォーマンスを発揮できる時間帯は心得ていますか?

参考 クロノタイプに合わせた生き方が重要!自分のタイプは?【診断】

 

 

13時が最も良い理由

 

13時が面接に最も良い時間だと言えるのは、人が寛容になる時間帯だからです。

 

どういうことかというと、こちらの実験をご覧ください。

スタンフォード大学の実験で、イスラエルの刑務所における仮釈放決定の面談について調べました。

約1,100件ほど行われた面談結果を分析したところ、あるパターンが発見されたのです。

それは、午前の早い時間に面談を受けた受刑者は70%が仮釈放を認められたのに対して、午後の遅い時間に認められた受刑者はわずか10%未満だったのです。

これは、判断する者の疲労度合(決定疲れ)に関係するからだと考えられています。

そのため、午前の早い時間帯から正午に向かうにつれて仮釈放率が低下する一方で、休憩後には再び仮釈放率が高くなっていたのです。

 

参照 Extraneous factors in judicial decisions - PNAS

 

転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?

 

この実験だけを見ると、「9時が最も面接に適しているんじゃ?」と思うかもしれません。

 

しかし想像してほしいのですが、面接官も普通のサラリーマンです。

 

彼らもあなたと同じように満員電車に揺られながら会社に向かうわけです。

 

つまり午前の早い時間帯であっても会社に到着した時には既に疲労感が漂っており、その後の面接準備をし、いざ面接となるタイミングにおいては割と疲れているということです。

 

他の面接指南するサイトにおいても面接が最適な時間は午前9時だと謳っていますが、面接官の行動も踏まえるのであれば、昼食を取って回復したタイミングである13時が最も良い時間だと言えるでしょう。

 

加えて人は血糖値が低いと判断能力は落ちるため、空腹時には判断や決断が難しくなるということからも昼食後が最適なのです。

 

面接準備に時間が取れないという場合は、最低限コレだけはしておきましょう。

参考 面接準備は1時間あれば十分!この2つを押さえておけばOK【解説】

 

 

面接に適したその他の時間帯

 

面接に最も適した時間は13時だということを伝えましたが、それ以外に面接にオススメの時間帯はあるのでしょうか?

 

それ以外にオススメの時間帯としては以下になります。

14~15時

9時~10時

 

14時~15時に関しても昼食後ということで疲労感が少なく、かつ回復して2人目の面接者ということで、まだ面接官としては新鮮な気持ちで面接に臨める時間帯であるはずです。

 

何人も面接をしていると、どうしても代わり映えのない状況に飽きてしまい、面接官であっても集中力が落ち、判断することが難しくなってきます。

 

また、9時~10時に関しては先ほど否定はしたものの、あくまでベストではないというだけです。

 

9時~10時に関しては、1日の中では疲労度合が低く、先行者として面接を受けるメリットを得られます。

 

面接1人目は印象に残りやすく、面接官自身もその日初めての面接者に対しては新鮮さを感じることができます。

 

こういった理由から、「14時~15時」及び「9時~10時」は『13時~14時』の面接に続いてオススメの時間帯になります。

 

面接調整は自分でやると案外面倒なものです。転職エージェントに任せてしまうのがオススメです。

参考 自分に合う転職エージェントの選び方!それぞれの特徴がこちら

 

 

 

避けるべき時間帯

 

一方で面接を避ける時間帯はいつなのでしょうか?

 

 

それは、空腹や疲労を感じやすい時間帯です。

 

 

先ほどのグラフを参照にすると、空腹や疲労を感じている時間帯(線が底辺にあるのが休憩前)ほど寛容度合が低下しています。

 

 

そこから考えるに、以下の時間帯は避けるべきだと言えます。

11時~12時

16時以降

 

まず「11時~12時」に関しては、昼食前かつ午前終盤の時間帯ということで、空腹かつ疲労度合が増している時間帯だと言えます。

 

 

また、16時以降に関しては、疲労感が増してくることに加えて、面接飽きしてくる時間帯だと言えます。

 

 

1日に何人も面接をし、ひたすら同じようなことを耳にしていると(代り映えがない)面接者に対する印象も自ずと悪くなってしまいます。

 

 

僕自身、何度も面接に立ち会っていた際に、同じ様な面接者だとしても、最初に面接をした人の方が最後に面接した人よりも印象が良く感じてしまいました。

 

 

もちろん面接者にとってはその日初めて会う人との面接である一方、面接官にとっては複数回目の面接なのです。

 

 

そして同じ様な話を耳にしていしまうと、自ずと印象が悪くなってしまうのです。

 

 

だからこそ、既に複数回面接を行っているであろう面接官の状況を考えて、遅めの時間帯は避けるべきなのです。

 

面接の評価とは印象ありきだということについては、こちらの記事でより詳しく話しています。

関連記事 「印象を制す者が面接を制す」面接の合否は9割が印象によって決まる

関連記事 面接での笑顔の重要性とは?効果的な笑顔とは?【解説】

 

 

 

面接には戦略が重要

 

面接には戦略を持って臨むことが重要です。

 

 

もちろん面接での立ち居振る舞いが最重要ではありますが、今回話した”時間”のように、いかに自分が有利な状況を作り出せるかという視点は必要です。

 

 

この記事で伝えたように、人の判断とは合理的ではありません。

 

 

だからこそそれを利用して、より自分が有利になるような状況を作った上で面接に臨むようにしましょう。

 

 

面接を有利にするためには、まずは面接に落ちる引き金となるポイントを見直すことから始めましょう。

「面接に落ちる人の15の特徴とは?」あなたは大丈夫?【解説】

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KEI

仕事やキャリア、生活などに役立つ情報を科学や雑学を交えて発信しています。 仕事の仕方、時間の使い方、コミュニケーション、キャリア形成、睡眠、食事、フィジカルケア及びメンタルケアなどを基にハタラクのアップデートを目指します。 プロフィールはこちら

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