それでは早速、「面接での自己紹介において話す内容がどうでもいい理由」について話していきましょう。
この記事を読んでほしい人
- 面接での自己紹介に悩んでいる人
- 面接での自己紹介の内容を考えている人
- 面接での自己紹介のやり方を知りたい人
面接における自己紹介は印象判断のため
繰り返しになりますが、面接での自己紹介とは「第一印象を見るためだけ」のものです。
そのため面接官は、自己紹介で話している内容については大して気にしていないのです。
なぜかというと、2つ理由があります。
自己紹介で話す内容は履歴書に書いてある
その人の面接を継続するか否かを判断する
履歴書に書いている内容と相違がないか確認することもありますが、実際そこまで入念に自己紹介と履歴書の内容を見聞きしていません。
また、最初の自己紹介で印象が悪かった場合、その時点で見送りの判断を下していることも往々にしてあります。
つまりこれらの理由から、自己紹介はその人の印象を判断することが目的であることがほとんどです。
自己紹介で大事なことは?
「自己紹介=第一印象の判断」の場ということを話しました。
ということは、面接時に自己紹介をお願いされたときには、好印象を与えることに努めるべきなのです。
自己紹介では好印象を与えるチャンスと捉え、どのようにあなたの印象をアピールするのかを考えなければいけません。
面接は印象が9割です。
良い印象を与えるには?
面接の自己紹介で、良い印象を与えるにはどうしたらいいのでしょう?
そのためにはこの3つが大事になります。
ジェスチャー
アイコンタクト
笑顔とうなずき
この3つを意識して自己紹介を行うことで、面接官に与える印象が良いものとなるはずです。
面接に落ちる人のほとんどは印象によるものです。
ジェスチャー
一つ目は、”ジェスチャー””です。
ちなみにほどんどの人は、話をするときにジェスチャーを交えません。
だからこそ、ジェスチャーを交えて話すことで面接官の印象に残すことができるのです。
実際、2011年にアメリカのカラマズー大学が行った実験によると、ジェスチャーにはこれらの効果があるということが判明しました。
信頼関係を築きやすい
相手の理解度が高まる
相手の記憶力を高めることができる
具体的な話題が伝わりやすくなる
簡潔な話であもより伝わるようになる
参照 When Do Gestures Communicate? A Meta-Analysis ー ResearchGate
これらのことからも、自己紹介を行うときはジェスチャーを交えた方が良い効果があるのではないでしょうか。
しかし普段ジェスチャーを交えて話さないという人は、事前に練習した方がいいかもしれません。
緊張する面接の場でいきなり行うと、不自然になってしまうので。
オススメはアメリカのドラマや映画の話し手をみてマネてみることです。
ジェスチャーを交えた伝え方は練習することをオススメします。
アイコンタクト
二つ目は、”アイコンタクト”です。
アイコンタクトにも、相手に良い影響を与える効果があります。
ロンドン大学の実験では、498名の参加者に動画(女性が自分の方ジッっと見る)を見せ、参加者の反応をみました(緊張感やストレスレベル、瞳孔の開き具合を測定)。
すると、3.3秒のアイコンタクトが最も良い印象だったのです。
参照 How Long Should You Hold Eye Contact? Here's When It Starts To Get Awkward ー Bustle Digital Group
(実験動画があるので、ぜひ試してみてください。)
また他の実験では、アイコンタクトの回数が多いと知的な印象を与えるという結果が出ました。
つまり、自己紹介のときも面接官と短いアイコンタクトをとることで、良い印象を与えることができるでしょう。
面接を前にすると緊張しますよね…。
笑顔とうなずき
三つ目が、”笑顔とうなずき”です。
自己紹介をするときは笑顔で、また面接官からそれに対してリアクションがあったときはうなずきながら聞くことで、良い印象を与えられます。
”マム効果(沈黙効果)”といって、表情の変化や反応がないと相手に不安な印象を与えます。
イメージしてほしいのですが、初対面の人と話した時に、相手が笑顔やうなずきもなかったら不気味に感じないでしょうか?
人は、相手の表情の変化や自分の話に対するリアクションから、相手の考えや心情を推測しようとします。
そのため、その情報が得られないと不安な気持ちに陥ってしまい、相手に悪い印象を持つことになるのです。
このことから、当たり前のことですが、自己紹介は笑顔とリアクションが大事なのです。
優秀さよりも印象
面接とは、「優秀かどうかではなく、好印象どうか?」で決まると言われています。
考えてみてください。1時間かそこらの短時間でその人が優秀なのか、本当に善人なのか分かるでしょうか?
実際には、長い時間を共にしている会社の同僚や上司、または友人のことでも分からなかったりしますよね。
良い印象を与えるには、自分の特徴を理解しておくことは重要です。
内容よりも振る舞い
自己紹介で重視すべきは、内容ではなく振る舞いです。
この記事で伝えたように、自己紹介とは相手に印象を与える場なのです。
人は第一印象に大きく左右されます。
そのため、いかに良い第一印象を与えられるかが重要なのです。
3つのポイントを自己紹介だけでなく、面接を通じて意識することで良い結果につながるはずです。
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