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この記事を読んでほしい人
- 「あなたにとって成長とは何か?」と問われて明確に答えられない人
- 面接で”成長”を転職理由や志望動機として挙げようと思っている人
- 自己成長について考えてみたい人
”成長”とは何か?
成長したいからです。
面接でよく耳にする言葉です。
転職理由や志望動機などを問われた時に”成長”を口にする人は少なくない一方で、その成長とは具体的に何かを口にできる人は極めて少ない印象です。
しかしその”成長”という言葉の裏に本質的な意味がなくてはただ言っているだけに過ぎず、「具体的に成長とは何か?」と問われた時点でお終いです。
”成長”について考える
では、”成長”とは一体何なのでしょうか?
成長とは多くの物事が当てはまります。例えば…、
- 身長が伸びる
- 体重が増える
- 知識が増える
- 主体的になる
- 自信を持てる
このように、成長といっても色々あり、人によって成長の定義が異るでしょう。
ただし、”面接で主張する成長”はこれらとは異なり、仕事における成長という意味に限定されると考えられます。
考え方を改めることも成長の一つだと思いませんか?
仕事における”成長”とは何か?
面接で謳う”成長”という言葉の裏では、「仕事において成長」ということを暗に意味します。
つまり、仕事を通じて至る具体的な状態について考えなければなりません。
そしてもちろん、仕事における成長といっても多種多様・十人十色で一概にこれだとは言えません。
では、仕事における成長にはどのようなものがあるのか考えてみましょう。
選択肢が増える
選択肢が増えることは、仕事における成長だと考えられます。
基本的に、仕事においては提供できるモノやスキルの数が多い方が良いとされます。
例えば、今は仕事で関われる取引先がA社しかないものの、それに続いてB社やC社という候補を築くことであったり、顧客に提供できる商品やサービスが一つだけでなく、二つ三つと増やすことなどです。
また、例えばjava言語しか使えないところをPythonも使えるようになったり、A氏という協力者しかいないところB氏やC氏という協力者もできたりと、能力や人脈という観点においても選択肢が増えることは成長と言えるでしょう。
このように、選択肢を増やすことが成長と定義することはできると考えられます。
選択肢を増やすには経験が必要で、経験を増やすには失敗が必要です。
解決力が高まる
解決力が高まることも、仕事における成長だと考えられます。
仕事では業種や職種を問わず、何かしらの課題や問題を解決することが求められます。
例えば、ある商品やサービスの売り上げが伸び悩んでいるであったり、事業部間における情報の流れが滞るであったり、離職率が高まっているなど、仕事においては社内外問わず多くの課題や問題が溢れています。
そのため大きなものから些細なものまで、課題や問題を解決できる力が高まることが成長だと定義することができると考えられます。
解決力を高めるにはワーキングメモリを鍛えることがオススメです。
交渉力が高まる
交渉力が高まることも、仕事における成長だと考えられます。
どの仕事においても、他人に何かを依頼したり理解してもらうという状況が発生し、それによって事が運ぶことばかりです。
例えば、提示する金額を飲んでもらったり納期を伸ばしてもらったり、他にも自社の都合に合わせてもらったり残業してでも対応してもらったりと、社内外問わず交渉して他人に動いてもらうことばかりです。
そのため、他人を動かすための交渉力が高まることが成長と定義することができると考えられます。
交渉力を付けたい人はこちらで交渉テクニックを学んではいかがですか?
どのようにして成長を実現するのか?
ここまで仕事における成長について考えてきましたが、改めて面接で成長を主張するのであれば成長の具体的な意味=定義について踏まておく必要があります。
しかし、それだけでも足りないのです。
面接で”成長”を謳うのであれば、どのようにして成長を実現するのかまで考えておかなくてはいけません。
政治化がマニフェストを掲げたとしても、どのようにして実現させるのか無ければ有権者に響かないのと同様に、面接においても成長を実現させるための具体的な方法や施策を提示できなければ面接官には響きません。
したがって、自身の成長を実現させるために”何が必要なのか”、”何をしなければいけないのか”を考えておかなければいけません。
これに倣って、自分自身の”成長計画”を立ててみると良いかもしれません。
成長を主張するだけではダメ
”成長を主張すること”はいいですが、主張するだけではいけません。
特に面接においては、成長することでその会社にどのような利益をもたらすのかまで伝えなければいけません。
しかし、面接を受ける会社に対する利益については触れず、自身の成長にしか言及しない人が多く見受けられます。
当たり前のことですが、会社は利益をもたらしてくれる人材が欲しいのであって、成長してくれる人材が欲しいわけではありません。
あくまで成長した先に会社の利益があるからこそ成長を求めているだけであって、「成長だけなら勝手にしてくれ」というのが本音です。
そういったことから、まずは会社に利益をもたらすことが第一であって、そのために成長という要素が必要であるため、「自分が成長することで結果的に会社に利益がもたらさる」ということを主張することが面接では最も求めらのです。
成長するために転職したい、成長するためにその会社に入りたい、その会社で成長したいということは本人の希望でしかなく、面接を受けている会社は成長自体を求めているわけではないということを自覚しておくようにしましょう。
そもそも面接の場でしっかり話せなければ、成長を主張する以前の問題になってしまいます。
成長の定義は変わる
ここでは仕事における成長について考えてきました。
ちなみに、成長の定義は変わり続けるのだとここでは伝えておきます。
ある時においては新しいスキルが身に付くことが成長であったものの、時が経てば自分の考えを他人に反映させることが成長であるかもしれません。
このように、時間や状況によって成長の定義は異なります。
そのため、定期的に自分にとっての成長とは何かを考えてみると良いのかもしれません。
コミュニケーション力を向上させることはあらゆることの成長につながるかもしれません。
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