












この記事を読んでほしい人
- 仕事の覚えが悪い人
- 教えてもらったのにできない人
- これから新しく仕事を始める人
なぜ仕事が覚えられないのか?
仕事が覚えられない原因は何なのでしょうか?
基本的には、「体調」と「職場」が原因だと考えられます。
体調が優れず仕事に集中できない → 体調
教えてくれる人がいない → 職場
マニュアルが存在しない → 職場
そのため、これらの原因を解決できれば仕事も覚えられるようになるはずです。
仕事が覚えられないと不安になりますよね。その不安をまずは解消しましょう。
仕事を覚えられるようにするには?
では、どうしたら仕事を覚えられるようになるのでしょうか?
ここでは、先ほど挙げた「体調」と「職場」の問題から考えてみましょう。
体調の問題
単純な話にはなりますが、体調を改善するだけで仕事を覚えられるようになります。
体調が低下していると、集中力や記憶力、注意力が低下してしまいます。
つまり、体調を整えるだけで本来持っている能力が向上(回復)するのです。
休憩(睡眠)を取る
もっとも簡単にできるのがこちらです。
仕事を覚えようと無理をすることで、無意識のうちに休憩時間や睡眠時間を削ってしまっている人がいます。
勉強しても全然頭に入らない場合、休憩をしっかり取れてるか疑ってみるといいよ。
オレゴン大学で勉強時間と休憩時間と学習効果の研究を行った結果、
①4時間+0分
②4時間+30分
③4時間+4時間各勉強時間に対する記憶保持率は以下の通り
①55% ②64% ③85%
勉強から離れた時間に記憶が定着する。— ケイ📚仕事や転職、生活に役立つ雑学を発信中! (@mikaitabi) April 2, 2019
以前ツイートしたことなのですが、オレゴン大学で勉強時間と休憩時間と学習効果の実験が行われました。
この実験では、4時間勉強した後に3つのパターンに分けて被験者に休憩時間を与えました。
(1)休憩なし :記憶保持率55%
(2)休憩30分:記憶保持率64%
(3)休憩4時間:記憶保持率85%
結果からみると、休憩をガッツリ入れた方が、記憶の定着率や正答率が高くなるということです。
これはレミニセンス効果といって、情報を記憶した直後より一定時間たってからの方が記憶をよく思い出せるのです。
また”睡眠不足”はストレスホルモンを分泌し、海馬を破壊します。
これらのことからも、休憩をしっかり取るだけで仕事を覚えやすくなるかもしれません。
仕事の合間に昼寝をするのは案外効果的なのです。
食事を見直す
食事を見直すこともカンタンにできることの一つです。
体を作る源でもある食事をおろそかにすると、気づかないうちに体調が低下してしまいます。
仕事の忙しさにかまけて食事の時間が取れず、ジャンクフードなどばかり食べるといセルフコントロール力が低下します。
そしてセルフコントロール力が低下すると、効果的・効率的に行動ができず、仕事も頭に入りづらくなってしまいます。
ジャンクフードばかり食べていると常にダルさを感じるようになるかもしれません。
基礎体力を上げる
定期的に運動をして基礎体力を上げることも効果があります。
セルフコントロール力が高い人ほど、肉体的な疲れだけでなく肉体的な衝動を感じにくいというテキサスA&M大学の研究結果があります。
つまり逆説的に考えると、体力をつけることでセルフコントロール力が高まり、先ほども言ったように効果的・効率的な行動につながるのです。
ちなみにスポーツでも、人間が限界を感じるのは実際に身体的に限界なのではなく、(身体が壊れる前に)脳がブレーキをかけて疲労を感じさせるのです。
このことからも、体力がある人の方が脳も働くということです。
参照 Higher trait self-control is associated with less intense visceral states ー Taylor & Francis Online
筋トレがオススメです。なぜなら、筋トレをすることで3つのメリットが得られるからです。
職場の問題
職場の問題となると一筋縄ではいきません。
しかし、できることもあるはずです。
上司からのプレッシャーがきつすぎて仕事が覚えられないという人もいます。
自分でマニュアルを作る
転職したばかりだと、マニュアルがないためにスムーズに仕事が覚えられないという人もいます。
そういった場合は、自分でマニュアルを作ることで自然と仕事が覚えられるようになります。
マニュアルを作るには、仕事の内容や順番、優先度が分かっていないとできません。
しかし仕事で覚えたこと(インプット)を形にすることで(アウトプット)、結果的に自分に落とし込まれるのです。
大企業だとしっかりとしたマニュアルがある一方、中小企業だと…。
転職する
誰一人として教えてくれる人がいなかったり、何一つ手順や内容が決まっていない場合もあります。
そのように、どうしても仕事を覚えられるような環境ではないのであれば、転職をしましょう。
(ちなみにそのような環境では、自分以外の人も仕事が手につかない状況であることが多いです。)
このように一向に仕事が覚えられないような環境にいても、自分のためにも会社のためにもなりません。
仕事を覚えて活躍できる環境に身を移すことも解決策の一つかと思います。
僕は転職エージェントとして多くの企業を見てきた中で、離職率が高い会社には共通点があります。
仕事が覚えられない原因を考える
「仕事が覚えられない」と嘆くことは簡単です。
しかし重要なことは、「何が原因で仕事が覚えられないのか」を考えることです。
結果には原因があります。
そのため、仕事を覚えられない状況にいるのであれば、まずはその原因を探ってみることが先決です。
”なぜ仕事が覚えられないのか”を、冷静に考えてみれば道が開けるはずです。
仕事を覚えるための方法
もし、あなた自身に問題が無いにも関わらず仕事をが覚えられないのであれば、今いる環境を疑ってみることをおすすめします。
退職をする場合、執拗な引き留めや嫌がらせに遭うということがあります。
しかし転職エージェントに相談することで、そのようなトラブルへの対処法を教えてもらうことも可能です。
また転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれ、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。