











この記事を読んでほしい人
- 仕事に信が持てない人
- 仕事に自信を強く持っている人
- 仕事の成果を今以上に高めたい人
謙虚さの有効性
「謙虚」と聞くと、気の弱さだったり、自信の無さといったようなマイナスなイメージを持つ人は少なくありません。
特にビジネスシーンにおける”謙虚さ”に関しては、これまであまり注目されてきませんでした。
しかし最近はこの”謙虚さ”がビジネスにおいても重視されてきており、自信家たちが牛耳ってきたアメリカのビジネスシーンにおいても、謙虚さを持った人がいる組織・企業が成果を上げてきているのです。
実際、「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則」の著者であるジェームズ・C・コリンズの研究によると、謙虚な経営者と自信満々な経営者では、前者の会社の方が業績が良いことも判明しているということです。
このようなことからも、謙虚であることは仕事で高いパフォーマンスを発揮するのに一役買っていると言えるのです。
それでは、具体的に謙虚であることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは2つのメリットを挙げます。
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知的に見える
”謙虚さ”によってもたらされる一つ目のメリットは、知的に見えるということです。
ロンドン大学ユニバーシティーカレッジの研究によると、同じ能力を持っている人でも、より謙虚な人は1.2倍~1.3倍ほど能力を上回って見えるということです。
また謙虚の人の方が、事実として知的であることはダニング・クルーガー効果(知的レベルが低い人ほど自己評価が高く知的レベルが高い人ほど謙虚な傾向)でも証明されています。
つまり謙虚さを持つことで、自ずと知的さをアピールできるというわけです。
錯覚資産を上手に使える人もアピール上手な傾向があります。
余計なプレッシャーの回避
”謙虚さ”によってもたらされる二つ目のメリットは、余計なプレッシャーを受けなくて済むことです。
適度な自信を持つことは良いですが、過剰な自信を持つと自分に対して過剰なプレッシャーを掛けることにもつながります。
そのため、背負う必要のないプレッシャーを背負わなければいけなくなるため、適正な判断や客観的な視点を失ってしまうことになりかねません。
また、過剰に自信を持つ人が失敗してしまうと、周囲から人が離れてしまい誰も助けてはくれなくなってしまうでしょう。
しかし謙虚な人が失敗した場合では、少なからず手を差し伸べてくれる人はいるのではないでしょうか。
もし仕事で過剰にプレッシャーを感じてしまうという人は?
時には謙虚さを捨てる勇気も必要
ここまで、謙虚であることが仕事においてメリットをもたらしてくれるということを話してきました。
しかし一方で、時には”謙虚さを捨てる”ことも必要だと思うのです。
例えば、自分がどうしても叶えたいことだったり、必ず相手に理解してもらいたいとき、自分の信念に関わることといった場合には、謙虚さを捨ててでも我を貫くべきです。
謙虚であることは良いことではありますが、謙虚であるがゆえに自分の意志や希望の実現を妨げてしまうこともあります。
だからこそ時には謙虚さを捨てることは重要で、かつその勇気が必要なのです。
ただし普段から謙虚であることによって、ここぞという時に我を通すことができるのだと思います。
仕事に情熱を傾けることは良いことですが、情熱による弊害にも目を向けてみませんか?
謙虚さは武器になる
これまで仕事における”謙虚さ”はあまり重視されていませんでした。
しかしここで話したように、謙虚さは武器になります。
自信を持つ一方で、謙虚さを持つことによって仕事における能力が高まるはずです。
謙虚さのメリットを意識すれば、自ずと謙虚になれるのではないでしょうか。
謙虚さとともに重要視されているのが「共感力」です。
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