








この記事を読んでほしい人
- 仕事中、急にやる気がなくなってしまう人
- 仕事を早く終わらせたい人
- 仕事がめんどくさい人
急にめんどくさいと感じる理由
一度めんどくささを感じてしまうと、再びやる気を呼び起こすのに苦労します。
でも、なぜめんどくささを感じるのでしょうか?
それは、自分、仕事、タイミングに原因があるからなのです。
頭が疲れている ・・・頭がボーっとして全く働かない
複雑な仕事がある・・・取り組む気の起きない仕事が待っている
休みの前日・・・仕事終わりのことや休みのことで頭がいっぱい
重要な仕事が待ち受けているときこそ、めんどくささを感じてしまうと困ってしまいますよね。
だからこそめんどくささを感じた時には、原因に適した対処法を行なうことが重要です。
仕事がめんどくさいと感じた時の対処法
ここで挙げる対処法は、手軽で手短にできるものです。
おそらくほとんどの人は、上司や先輩、同僚の目があるため、大したことはできないと思いますので。
それではパターン別に紹介していきましょう。
仕事をしていると様々な負の感情を抱えるものです。
頭が疲れている時
頭が働かない、ぼーっとしてしまうなど、物事を考えられなくなっている時の対処法がこちらです。
コーヒーを飲む
ガムを噛む
散歩する
それぞれについて解説していきます。
ところで、”ワーキングメモリ”って知っていますか?
コーヒーを飲む
そんなことかと思われるかもしれませんが、意外とコーヒーブレイクを入れる人は多くありません。
ですが、コーヒーを飲むと一時的に脳内疲労を感じにくくなるため、やる気を保つことができます。
これは、コーヒーにより脳内で分泌される疲労物質アデノシンを一時的にブロックしくれるからです。
頭を使う作業をすると、ブドウ糖を消費することでアデノシンが分泌されます。
そしてアデノシンが分泌されることで、やる気の源であるドーパミンがブロックされて頭が疲れたと感じるのです。
ただし、あくまで応急処置になりますので、慢性的な脳の疲労にはあまり効果は見込めません。
ひとえに疲れと言っても、その種類はさまざまです。
ガムを噛む
ガムを食べることで集中力を高めることもできます。
噛むという行為がリズム運動となり、脳の快楽物質であるエンドルフィンを分泌し、脳が疲れを感じづらくする効果があります。
コーヒーが苦手という人はガムで代用してもよいかもしれません。
気軽にはできませんが、筋トレは集中力の維持力を高めます。
散歩する
散歩するなんて仕事中できないと思われるでしょうけど、10分〜15分の短時間で大丈夫です。
歩くことによって、集中力を上げるドーパミンと気分を高めるノルアドレナリンという物質が脳内で分泌されます。
つまり、歩くことで再びモチベーションを上げて仕事へのやる気が取り戻されるわけです。
できれば公園など緑があるところを歩くのがベストですが、もし仕事中に外に出るのが難しいという人は、社内を歩き回ったりするだけでも効果が期待できます。
この記事で紹介したこと以外にも、集中力を取り戻す方法はあります。
複雑な仕事がある
複数のタスクが含まれていたり、完了するまでいくつものプロセスがある様な仕事があり、やる気がなくなってしまった時の対処法です。
こちらについて詳しく解説していきます。
ゴールまでのプロセスを細かく設定し、やったことを一つずつ記録していく
仕事の完了をゴールとして、それまでにやらなければいけないことを細かく洗い出します。
それを一つずつ行なっていく上で、あなたがどこまで進んだのか(対応したのか)を記録することが大事です。
なぜかというと、ゴールや目標までの道のりを分かるようにし、そこまで近づている感覚を持つことでやる気が高まるということが分かっています。
1999年にカリフォルニア大学で、イメージすることは目標達成にどのくらい効果があるのかという実験が行われました。
そこで被験者を2つのグループに分け、テストに対してのイメージをしてもらったのです。
(1)テストの結果だけをイメージしてもらったグループ(受かるだろう、成功するだろうと結果そのものを想像)
(2)テストのプロセスをイメージしてもらったグループ(テストまでの過程だけでなく、さらに成功後までも想像)
結果として、(2)テストのプロセスをイメージしたグループの方が、「勉強の集中力が高まり、さらに試験に対しての不安感が減りやすい」ということが分かりました。
逆に、(1)テスト結果だけをイメージしたグループは、受かった姿を想像することで満足してしまい、集中力も続かず、落ちたらどうしようと考えてしまいうことで不安感が増すということが分かりました。
引用 Effects of Visualization on Academic Performance of College Students
上記の実験結果からも分かるように、プロセスを具体的にし、目標へ近づいている感覚を持つことがやる気を起こすのです。
仕事の計画の立て方をもっと詳しく知りたい人はコチラをどうぞ。
休みの前日
次の日が休みで、仕事が終わってからのことばかり頭が浮かび、仕事が手につかなくなってしまった時の対処法です。
こちらについて詳しく解説していきます。
ご褒美を想像する
仕事終わりや休みの日に、あらかじめご褒美となるものを設定しておき、それを想像することでモチベーションを維持できるのです。
ご褒美はもらった後よりも、もらう前の方が喜びが大きいため、それを利用してモチベーションの源にします。
ちなみにご褒美というと、お金を使って何かを買ったり、飲み食いしたりというイメージをしがちですが、もっとささやかなものでも効果はあります。
例えば、本が好きな人であれば読書できる時間がたくさんあるとか、体を動かすことが好きなのであればフットサルができるなど、そういったことで十分です。
また、心理学者マーク・ムラバンは「やる気を簡単に復活させるには、終わったその先にあるご褒美を考える」と良いと言っています。
これらのことからも、仕事の後にあなたにとっての楽しみが待っているということを想像することがやる気を取り戻すことにつながります。
そもそも仕事に飽きてしまったという人はいませんか?
仕事がめんどくさい時は、その原因に合った対処法を
誰しも突然仕事がめんどくさいと感じることがあります。
しかしそんな時は、めんどくさいと感じる原因を洗い出し、それに適した対処法を行うことが大切です。
そうすれば、めんどくさいという感情が消え、再びやる気を起こすことができるでしょう。
ほんのちょっとしたことで気持ちを一新できる方法ですので、「めんどくさい」と感じたときは試してみてはいかがでしょうか。
めんどくさいと感じた時の対処法
そもそも自分のリズムや環境に合っていないため、仕事にめんどくささを感じている可能性もあります。
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