











この記事を読んでほしい人
- 職場に苦手な人がいる
- 職場に嫌いな人がいる
- 人間関係がうまくいかない
そもそも、なぜあの人は”イヤな人”なのか?
人間関係での悩みというと、多くの場合は職場に嫌いな人や苦手な人がいるからだと思います。
しかし、あなたが嫌いなあの人や苦手なあの人は、なぜイヤな人なのでしょうか?
もちろん、根っからのイヤな人という可能性も否定できませんが、職場にいるイヤな人のほとんどは、特定の誰かに対していじわるだったり、職場でのみ感じが悪いものです。
たまに初対面からイヤな感じの人っていますよね…?
イヤな人を演じている
まず一つは、あえて”イヤな人”になっているというものです。
そしてその理由について僕の経験上、このようなものになります。
あなたを見込んで厳しくしている
あなたを警戒して意地悪をしている
基本的には、このどちらかが当てはまります。
「あなたを見込んで厳しくしている」という場合、あくまで厳しいのであって意地悪なわけではないのです。
直属の上司や先輩が、あなたに期待して「成長してほしい」と思うために厳しくしているということです。
この場合には、その上司や先輩の意図に気づくことが大事です。
正直、こういった上司や先輩の下にいるとキツいとは思いますが、このような上司や先輩には期待に応える姿勢を見せ続けることが良いでしょう。
相手はあなたに期待をし、その期待に応えることを求めているので(仮に結果が出なくても応えようとする態度が大事なのでOK)、そのような状態をアピールしていれば、そのうち厳しい態度も和らいでいくはずです。
実は良い上司・良い先輩だったなんてことはよくあります。
あなたを警戒している
一方で厄介なのが、あなたを警戒して意地悪をしている場合です。
これは上司や先輩に限らず、同僚、また稀ではあるものの後輩でもこのような人はいます。
あなたがいることで、彼らの利益が損なわれたり(もしくは損なわれる可能性があったり)、あなたが優秀がゆえに目立ってしまい、うっとおしく感じられたりするのです。
そのため、このような人たちに対しては、何か成果を出したり、頑張っているアピールをしても効果がないどころか、逆に感情を逆なでしてしまう可能性が高くなってしまいます。
それでは、このような「あなたを警戒して意地悪をしている」人たちとの関係性を改善するためにどうしたら良いのでしょうか?
あなたを警戒している=意地悪をしてくるのです。
意地悪なあの人との関係を改善するには?
冒頭でも言ったように、”最も簡単な方法はあなた自身が変わること”です。
しかし、「あの人ために、なぜ自分が変わらなきゃいけないのか」と思う気持ちもありますよね。
そう思うのであれば、こう考えてみるのはどうでしょうか?
「私が変わることでイヤなあの人をコントロールしている」のだと。
あなた自身は嫌いなあの人をコントロールするために演じているだけで、無理に自分を変えているわけではないと思えるはずです。
ということで、意地悪な人を変えるためのテクニックを伝えていきます。
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部下に手を焼いているなら、マネジメント方法を変えてみてはいかがでしょう?
良いところを探す
嫌いな人を観察してみて些細なことでもいいので良いところを見つけると、少なからずそれまで抱いていた嫌悪感が薄れ、対峙するハードルも下がるはずです。
嫌いなあの人にも、どこかしら良いところはあるものです。
完全な悪人を探す方が難しいでしょう。
嫌いな人に対しては視野が狭くなり、無意識のうちにその人の良いところを見ないようにしてしまっています。
また、嫌いな人と年齢が離れているなら、その嫌いな人と同世代の友人(苦手な人が40代なら40代の)を作るというのもオススメです。
上司や先輩の多くはあなたよりも年上であることが多いと思うので、嫌いな人と同世代の知り合いを持つことで、嫌いなあの人の考えがなんとなく分かり、気が楽になるかもしれません。
気の合わない上司や嫌いな上司・同僚にも良いところがあるはず?です。
参考 ”馬が合わない上司”との付き合い方のカギは距離の取り方??
サポートを求める
「人は助けた人間のことを好きになる」という心理効果があるのです。
つまり、嫌いな人に対してあえて仕事を頼むことにより、あなたに対して行為が芽生えるのです。
ちなみにこれはすごく些細なことで構いません。
例えば、アドバイスを求めるくらいのことでOKです。
基本的に人は、話したがりで教えたがりな生き物ですので、助けを求められてイヤな気分になる人というのは少ないものです。
自分が助けを求める側だと、迷惑になるんじゃないかと思って躊躇してしまいますが、一方で助けを求められる側は「人から頼られたい」と思っているものです。
ですので、「〇〇さんは確かこれについて詳しかったと思うのでアドバイスしてくれませんか?」という感じに気軽に助けを求めると、その人の警戒心がなくなるかもしれません。
ただし一つ注意しなければいけないのは、相手が得意なことに関してのサポートを求めるようにしましょう。人は苦手なことを頼まれるほどイヤな気分になりますので。
アドバイスを求めるだけで、社内での立ち回りが劇的にうまくなります。
プライベートな話をする
人は、お互いの情報を知っているからこそ仲良くなれるという性質があります。
どういうことかと言うと、あなたがプライベートなことを相手に話す行為というのは「自分は怪しい者ではない」というアピールの裏返しになります。
すると、自然と相手の警戒心を解くことにつながります。
また、自己開示には返報性の法則が適用されます。
「相手が打ち明けてくれたのであれば、自分も話さなければ」というお返しをしなければいけないという心理が働き、相手もプライベートなことを話したくなるのです。
(厳密には、話さないといけない気持ちになります。)
自分だけ贈り物をもらった場合、なぜか申し訳ない気持ちになりますよね?
そして最終的には、プライベートな話をしてしまったがゆえに、相手のことを信用できるようになるのです。
つまり、信用しているからプライベートを打ち明けるわけではないのです。
ちなみにどんなことを話すのが良いかというと、あなたの「弱み」を表すような失敗談がオススメです。
自分の弱さを伝えるというのは、相手に対して警戒心を持っていないことのアピールに繋がり、相手からみても嫌味に感じることがないからです。
人間関係を含めて、最近仕事で重要視されているのはEQです。
どうしても改善されないのであれば転職する
もしこの記事で挙げたことを試しても人間関係が改善せず、これ以上この職場であの人と関わると自分がダメになってしまうと思うのであれば転職しましょう。
職場の嫌いな人との人間関係を改善する方法を伝えてきましたが、中にはそれでもイヤな人はいるのも現実です。
だからと言って、その人を辞めさせることは難しいでしょう。
実際、他人のネガティブな感情に触れると脳機能が低下したり、また”社会的感染”といって悪意を受けた人自身もイヤな人になってしまうというように、継続的に相手から意地悪をされるとあなた自身がイヤな人間になってしまいます。
そのため、どうしても嫌いな人からの意地悪が続くのであれば、その職場には見切りをつけて新天地を探した方があなたのみならず他の人のためにもなります。
変えるのはイヤなあの人ではなく、あなた自身
職場にイヤな人がいて人間関係を改善したいのであれば、まずは勇気を持ってあなた自身が変わってみましょう。
職場に嫌いな人の一人や二人はいるものです。
嫌いな人が原因で、不満を持って仕事をしているという人も少なくないでしょう。
ただ残念ながら、そういったイヤな人たちは簡単には変わらないものです。
だからと言って逃げ出していたら、いくら職場を変えてもいつか同じ状況に遭遇してしまうでしょう。
だからこそ、あなた自身が変わってみることで、状況が劇的に改善されるかもしれません。
職場の嫌いな人への対処法
ただし、ちょっと人間関係で苦労しているからといって安易に転職するのはオススメしません。
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【理由】「転職したい!」理由が人間関係という人ほど失敗するワケ
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