

















この記事を読んでほしい人
- 仕事でよく怒られる人
- 仕事であまり怒られない人
- 自分は上司に嫌われていると思う人
怒られるかどうかは顔で決まる?
同僚や後輩が自分と同じような失敗やミスをしたにもかかわらず、自分だけ怒られたなんて経験は誰にでもあるかと思います。
すると、「自分だけが怒られるなんて、上司は自分のことが嫌いに違いない」と思うことでしょう。
しかし、顔のタイプによってあなただけ怒られたのかもしれません。
顔のタイプで許されること異なる
・童顔の人は意図的な行為(わざとしたこと)に関しては許される可能性が高いが、意図しない行為(うっかりミス)に関しては許される可能性が低い
・大人びた顔の人は意図的な行為に関しては許される可能性が低いが、意図しない行為に関しては許される可能性が高い。
— ケイ THE 雑学+豆知識を発信中→誰かとの会話のネタにご活用ください。 (@mikaitabi) October 2, 2020
こんなことはあり得ないと思うかもしれませんが、とある研究によって証明されているのです。
ブランダイス大学の研究で、少額訴訟における506件の判例を基に、訴訟当事者の顔の印象によって司法判断に影響を及ぼすのかを調べました。
その結果、意図的な行為(器物損壊など)の場合は、大人びた顔の人の92%が有罪となり、一方で童顔の人は45%が有罪であったことが分かりました。
また、意図的ではない単なる過失である場合は、童顔の人の85%が有罪となり、一方で大人びた顔の人は58%が有罪になっていたのです。
つまりこのことから、仕事で怒られるかどうかに関しては以下のような可能性があるということです。
仕事でうっかりミスをした場合:童顔は怒られる/大人びた顔は怒られづらい
仕事で明確な判断ミスをした場合:童顔は怒られづらい/大人びた顔は怒られる
顔とミスや失敗の内容によって怒られやすいか怒られにくいかが左右されるというのはバカげているとは思いますが、このような潜在的なバイアスが誰にでもあるのです。
そのため、もしあなたが大人びた顔つきであるなら明確な判断ミスに気をつけるようにしましょう。
一方で、もしあなたが童顔であるならうっかりミスに気をつけるようにしましょう。
よく怒る上司だとしても、仕事上で付き合わなくてはなりません。
あえて怒っている可能性も?
ここまで、顔とミスや失敗のタイプによって怒られるか否かが決まるということを話してきました。
ただ一方で、怒られるような原因や理由がなくとも怒られる、つまり上司があえて怒っているというケースもあります。
以下は「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代-アダム グラント (著)」に記されていることです。
単に画期的な新薬を作ろうと話し合っているとき、管理職たちは特にリスクを冒そうとはしなかった。
しかし視点を変え、競合他社がこちらを潰しかねないと考えた時には、イノベーションを勧めないことがリスクだと気づいたのだ。イノベーションの切迫性は明らかだった。
変化を計画する人はたいていの場合、みんなの無関心にテコ入れするために、刺激的なビジョンを示そうとする。ビジョンを伝えることも重要だが、最初に伝えてもあまり意味がない。
他者に働きかけ、思い切った行動に出てもらうには、現状の何に問題があるのかをまず示す必要がある。安全圏から出てもらうためには、元凶に対する不満やいら立ち、怒りを認識させ、確実な損失を示さなくてはならない。
ここから推察するに、上司はあなたにもっとリスクを冒して積極的な行動を取ってほしく、発破をかけるために怒っているのかもしれません。
上司に怒られたことで怒りが湧き起こり、それによって発奮することを上司は期待してあえて怒るのです。
つまり、怒ることはミスや失敗を責め立てるわけではなく、部下のやる気を起こすためのマネジメントの一つだということです。
この可能性を認識していれば、仮に理由なく怒られたとしても落ち込む必要はないでしょう。
怒られるということは、あなたへの期待の裏返しだからです。
もしあなたが怒りを感じやすいのであれば、抑制することをオススメします。
なぜ怒られるのか?
仕事をしていると色々なことで怒られることがあります。
そして、誰しも怒られることは嫌なものです。
しかし、怒られる原因や理由を推察できる余裕があれば、もし怒られれタとしても感情的に落ち込むことは少なくなるはずです。
もしかすると自分の顔が原因で強く怒られたのかもしれませんし、単に発破を掛けられて怒られたのかもしれません。
もし上司や先輩に怒られた時は、怒っている要因や意図を読み取ることに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
なぜあなたの上司は怒ってばかりなのでしょうか?
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