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この記事を読んでほしい人
- 仕事の集中力が切れてしまいやすい人
- なかなか仕事に集中できない人
- 集中力を持続させたい人
ツァイガルニク効果とは?
ツァイガルニク効果は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄の方が、達成(完了)したことよりも頭に残っているという現象です。
ドイツのゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンの「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」という考えに基づき、リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ブルーマ・ツァイガルニク(1901年11月9日 - 1988年2月24日)が「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した。
ちょっと分かりづらいと思うので、改めて言うと「それまで行なっていた物事を中途半端に止めると、なぜか気になってしまう」ということです。
つまり、この現象を仕事に利用することでやる気を切らさないようにできてしまうのです。
では、どのようにするのでしょうか?
「仕事がダルい」という人はアレを見直してみることをオススメします。
ツァイガルニク効果の仕事上での活用方法
「ツイガルニク効果を仕事でどのように活用するのか?」ということですが、これはものすごく簡単です。
仕事を中途半端なところで切り上げるのです。
それだけ?と思うかもしれませんが、それだけです。
そのため、誰にでもできます。
これをするだけで、仕事を再開したときにやる気を維持できる確率がグンッと上がります。
例えば、退社前に資料作成をしていたのであれば、それを完成させずに終えて退社します。
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または営業していたのであれば、その日に回る予定だった訪問先を回りきらずに終えるという様にするのです。
業務の中身によってはツァイガルニク効果を活用することが難しい場合もあるかもしれませんが、ある程度の裁量があり納期とは関係のない状況であれば誰でも活用できるはずです。
仕事以外でのツァイガルニク効果の活用
またツァイガルニク効果は仕事以外のことにも活用できます。
例えば、こんなものにも使えます。
恋愛
旅行
読書
例えばデートの場合、その日は1軒目で帰る、手を握るだけで終わるのです。
このような「お預け」があることで、欲求が100%満たされることがありません。
そのため「次こそは!」という感情を芽生えさせ、自分を相手の印象に強く残すことができます。
また、どこかに旅行した時は行きたいところを全て回ったり、やりたいことを全てやってしまうのではなく、少し残しておくのです。
そうすることで再びその場所を訪れたいという気持ちになり、それが仕事も含めた日々のモチベーションとして機能します。
そしてこれは誰しも経験があると思いますが、本を読んだ時も先が気になるようなところであえて本を閉じるのです。
すると、早く次を読みたい気分になります。
例えばこれを実用書や教材などにも当てはめることで、勉強のやる気が継続しやすくなります。
このように、日々の生活でもツァイガルニク効果を効果的に利用することで、様々シーンでやる気を最大限にして活動することができるのです。
人にはモチベーションが上がる時間帯がありますが、その時間はタイプによって異なります。
そもそもやる気は持続しない
やる気とは、そもそも持続するものではないのです。
しかし、工夫することでやる気を持続させたり高めることはできます。
だからこそ、この記事で紹介したような”ツァイガルニク効果”のような方法を活用することが大事なのです。
特に仕事では、このような工夫をすることで短時間で生産性の高い仕事をすることにつながるはずです。
ツァイガルニク効果で仕事での集中力を高めましょう。
ツァイガルニク効果の活用法
やっていることを中途半端に切り上げる
集中力を取り戻す方法をもっと知りたいという人はこちら。
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