僕は仕事で恐怖を感じた時には、ある方法を実践して恐怖を解消するようにしています。
この記事を読んでほしい人
- 失敗が怖くて挑戦できない人
- 周囲の評価が気になってしまう人
- 完璧に仕事をこなしたいと思っている人
なぜ人は失敗を怖がるのか?
なぜ人は失敗を怖がるのでしょうか?
それは冒頭でもお伝えしたように、失敗すると負の状況・状態に陥るからです。
つまり他人から笑われたり、白い目で見られたり、否定されたりするかもしれないと思うがために、失敗に対して必要以上に恐怖を感じるのです。
まずは失敗とは何なのかを考えてみてはいかがでしょうか?
失敗すると人はどうなるのか?
例えば、失敗をして以下のような体験をすると人は、「自己否定」に陥ってしまいます。
上司や先輩に怒られる
同僚や部下から笑われる
お客様からクレームをもらう
すると、次は失敗するのを極端に恐れてしまい、リスクのありそうなことはしないようにと先延ばしをするようになってしまうのです。。
結果、自分を許せない人ほど先送りしてしまうようになります。
そして、先延ばしの本当に恐ろしいことは失敗することではなく、極端に怖がって何もしなかった結果、チャンスに気がつけずにそれを逃してしまうことです。
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ちなみに先延ばしする人にはある特徴があって、「セルフハンディキャッピング」というものです。
例えば、勉強する前に意味もなく掃除をするというような行動で、その時にしなくていい理由、すなわちできなくても仕方がないという理由付けの行動を取るというものです。
もしあなたがこのような行動を取りがちなのであれば、先延ばし体質を疑ってみてください。
先延ばし体質の人はここで紹介している対策をしてみましょう。
誰もが失敗する
どんなに優秀な人であっても、どんな成功を収めてきた人でも、必ず失敗します。
そして彼らもまた、失敗に対して多少なりとも恐怖は感じるのです。
でもそんな彼らが成功を手にするのは、失敗を当然のことと考え、極端に怖がることがないからです。
では、どうしたら失敗を極端に恐れなくなるのでしょうか?
ちなみに、仕事の失敗は隠すほどヤバイことになります。
どうすれば失敗が怖くなくなる?
人は失敗を極端に恐れると、チャレンジすることを避けます。
逆に考えると、失敗の怖さが軽減されればチャレンジできるはずです。
もし今よりも失敗が怖くなくなれば、チャレンジすることへの抵抗感も少なくなるのです。
ではどうしたら、失敗への怖さを減らせるのでしょうか?
その方法をいくつか挙げていきます。
ただし、こんな上司の下で働いている人にとっては失敗は命取りになるので気をつけましょう。
上司や先輩に失敗談を聞いてみる
職場の上司や先輩に、彼らの失敗談を聞いてみましょう。
おそらく、ほとんどの上司や先輩はもちろん、役職に就いているような人であっても、過去に何かしらの失敗をしているという答えが返ってくると思います。
そしてここで重要なのは、「失敗した後にどんな影響があったのか?」を知ることです。
「クライアントに2時間頭を下げることになったけど、再度取引してもらえた」
「上司にこっぴどく怒られたけど、また仕事を任せてもらえた」
失敗した後にどうなったのかを知ることで、あなたが抱える恐怖心が和らぐはずです。
だいたいの人は、失敗した結果何が起こるか分からないから余計に恐怖心に襲われるのです。
それは、何が怖いのか分からずに怖がっているのと一緒です。
ほとんどの場合、大事になることはまれですし、仕事でする失敗の多くは先に誰かが経験済みです。
そのため、誰かの失敗談を聞くことで安心感を得られるはずです。
友人に相談する
これは社内の友人でも社外の友人でも構いません。
誰かに悩みを話すという行為が大事なのです。
人に悩みを打ち明けるると「失敗許容力=自分を許せる力」が高まります。
これは、自分の抱いている悩みを”言葉に変えること”で効果があるため、なかなか友人と話す機会がないのであれば日記を書いたりすることでも同じ効果を得られます。
また、特に同年代に悩みを相談すると、意外とその友人も同じような悩みを抱えていることがあります。
特に仕事においては、同じ年代の人は同じ時期に自分と同じような状況にいることが多いので、その時の悩みや失敗が似ていたりします。
そうすることで、悩んだり失敗したりしたのは自分だけじゃないという気づきから、安心感も得られます。
何事も実験だと思う
これは僕の失敗に対する考えなのですが、仕事においてほとんどのことが実験だと思って取り組んでいます。
日常的な業務での失敗というよりも、何かにチャレンジする時に恐怖を感じた場合に多いです。
新規プロジェクトなど、社内でこれまで誰も経験していないことに対して取り組む場合は、誰かに相談するのが難しいものです。
ただ、そのようなチャレンジが自分を成長させるきっかけとなるため、「これは実験で、失敗したとしても終わりではない。もし失敗しても、それは工夫が足りないだけだ。」と考えることで、いちいち失敗を気にしなくなります。
これは楽観思考(オプティミズム)と言い、試してみてダメだったら元に戻るだけという考え方です。
この考え方ができると、失敗に対しての免疫がかなりつきます。
仕事なんて遊び心を持ってやるくらいでちょどいいと思います。
身近な人に感謝してみる
そして最後は身近な人に感謝することです。
心理学者マーティン・セリグマンは「他人への感謝は不安や緊張による失敗を無くしてくれて、その結果として幸福があとからやってくる」と言っています。
つまり、誰かに感謝することで心に余裕ができ、余計なプレッシャーから解放されるのです。
感謝というのは、自分に余裕が無いとできないものです。
そのため、感謝という行為を行なうことで逆説的に心の余裕を作るのです。
また、こんな実験もあります。
毎日1~2分、感謝する時間を設けたグループは、何もしなかったグループに比べ、「人生をもっと肯定的に評価できるようになった」という。
幸福感が高まり、ポジティブな気分を味わえるようになったというのだ。
さらに、人に対しても優しく、手伝いを積極的に申し出るようになっただけでなく、よく眠れるようになり、よく運動をするようになり、身体的な不調も激減したという。
このように、ちょっとした感謝をするだけでも、効果があるということです。
仕事に不安を感じるという人は、簡単なあることをするだけで不安を解消できます。
失敗をするのは、あなたが弱いからではない
弱味と向き合うのは強い人であって、弱味を受け入れられない人が弱いのです。
失敗は誰でもします。
失敗をすることは、弱さではありません。
失敗は学びの源であり、挫折が人生を変える転機になります。
失敗が怖くてチャレンジできないという人は、これらのことを試してみてはいかがでしょうか。
失敗の恐怖を無くす方法
上司や先輩に失敗談を聞いてみる
友人に相談する
何事も実験だと思う
身時な人に感謝してみる
人によっては必要以上に失敗を恐れて不安になります。それは「神経症傾向が高い人」です。
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