












この記事を読んでほしい人
転職エージェントを使って転職を考えている人
現在すでに転職エージェントを使っている人
良いカウンセラーとは?
まずは、転職エージェントにおける”良いカウンセラー”とは一体何でしょう?
それは単純に、”転職成功率を上げる”カウンセラーです。
転職者が転職エージェントを使うのは、「良い仕事に就く=転職成功」することに他なりません。
では、転職成功率を上げる良いカウンセラーを見極めるポイントは何でしょう?
「数多くの求人を紹介してくれる」、「業界の知識が豊富」、「採用選考のポイントを教えてくれる」などが思い浮かぶかもしれません。
もし近々キャリアカウンセラーとの面談を控えている人はこちらを読んでおくと良いでしょう。
良いカウンセラーの3つのポイント
僕は転職エージェントとして仕事をしている一方で、転職エージェントを使って転職活動をした経験があります。
そのため、数十人ものカウンセラーを目にしてきました。
その中で、良いカウンセラーというのは次の3つのポイントを持っていると感じました。
それがコチラです。
質問の多さ
こまめな連絡
厳しさ
この3つを兼ね備えているカウンセラーほど、良いカウンセラーだと思うのです。
なぜなら、このようなカウンセラーほど”転職者の転職成功率を上げる”からです。
では、なぜ「質問の多さ」「こまめな連絡」「厳しさ」があるカウンセラーが転職成功率を上げるのかについて、一つずつ説明していきます。
面接に受からないというあなた。こんな特徴はありませんか?
質問の多さ
質問が多いということは、それだけ転職希望者の理解度が上がることにつながります。
そして転職希望者への理解度が高いということは、転職希望者が求めるもの(求人)にズレがなくなり、求めるものに近い求人を紹介することにつながります。
また転職希望者への理解度が高いことは、選考通過率の低い求人の紹介を避けることにもつながります。
受かるかどうか分からない求人を受けて時間を浪費するくらいなら、可能性の高い求人に絞って受けた方が貴重な時間の浪費を防ぐことができるということです。
つまり質問の多いカウンセラーほど転職希望者のニーズへ応え、転職活動における時間の節約をもたらしてくれるのです。
忙しい中で転職活動を行う人にとっては、これだけでもかなりの助けになるのではないでしょうか。
質問ができる人というのは、様々な状況を優位にできるものです。
こまめな連絡
これは人によって良し悪しが分かれるかもしれません。
しかし、転職活動においてはこまめに状況を共有してくれるカウンセラーの方が転職成功率は上がります。
「【理由】転職活動は「スピードと量」で勝負!コレが成功率を上げる!」でも話しましたが、転職活動ではスピーディーに選考をこなしていくことが重要です。
(詳しくは記事をご覧ください。)
なぜなら、求人へ応募するかどうかの連絡が1日遅かっただけで、その求人が締め切りになってしまうことがあります。
もしその求人が希望にマッチし、選考に受かる可能性も高いものだとしたら後悔は大きいものになるでしょう。
だからこそ、こまめに連絡を取れるカウンセラーほど、機会損失も防ぐことができます。
また単純接触効果の点からも、こまめな連絡をするカウンセラーに対する信頼度が高まります。
これは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱するもので、接点が多い人やモノほど好意が増すのです。
そのため、転職希望者からの好意を得られるカウンセラーほど悩みを打ち明けてもらいやすくなると言えます。
そして、結果的に転職希望者の本質的な課題を引き出し、解決を図ることにつながるのです。
この辺は仕事の根回しにも通じるものがあります。
厳しさ
一般的に、転職希望者はカウンセラーにとってお客様にあたるため、厳しい助言をするカウンセラーは少ないものです。
しかし転職希望者は希望が先行するあまり、現実に目を向けることができない人が多いのです。
そのため、転職希望者の現在のスキルや経験によっては、希望する条件での転職が難しいにも関わらず、条件を据え置いて転職活動が行き詰まるケースはよくあります。
ただそこで、転職希望者に真摯に向き合って現実を伝えるという厳しさがあるカウンセラーは、結果的には転職成功に導く可能性が高いのです。
しかしながら、良いカウンセラーというのはただ厳しさを押し付けるのではなく、転職希望者に真摯に向き合って根気強く理解を促す側面も持ち合わせています。
そんなカウンセラーの言葉であれば、時間は掛かっても転職希望者は素直に聞き入れ、自分が進むべき方向に舵を切るきっかけとなります。
転職に成功するかどうかは、その人の〇〇の違いも要因としてあります。
良いカウンセラーに担当してもらうには?
ここまで”良いカウンセラー”について解説してきましたが、ではどうやって良いカウンセラーに担当してもらえばいいのでしょうか?
良いカウンセラーを引き当てるには、登録時の行動がポイントになります。
転職においては、色々な悩みが出てきますよね。
良いカウンセラーを引き当てるための2つのポイント
転職エージェントに登録する場合、一般的にはWEBから登録するケースが多いと思います。
そこから登録が完了すると、カスタマーサポートセンターから連絡が入るかと思います。
その際に2つのポイントを伝えることで、良いカウンセラーに巡り合う可能性は高くなります。
転職の意思が強いこと
明確な希望と状況
この2つのポイントを伝える人ほど、良いカウンセラーに担当してもらいやすくなります。
転職の意思が強いこと
「3ヶ月以内に転職先を決めたい」、「他の転職エージェントにも登録している」という人ほど、良いカウンセラーが付く可能性が高いものです。
転職エージェントは、転職希望者を企業に紹介することで対価を得ています。
そのため、転職意欲が低い優秀な人よりも、転職意欲が高い普通の人の方が優先度が高くなるのです。
だからこそ、転職意欲が高い人に”良いカウンセラー”を付けることで、確実に売り上げに結び付けようという考えに至るのです。
実際、私の前職である大手転職エージェントでの状況や他の転職エージェントにいる友人の話しぶりからも、転職意欲の低い人に対しては経験の浅いカウンセラーや実績の乏しいカウンセラーが担当する傾向があるようです。
このようなことから、転職意欲が高い人の方が良いカウンセラーが担当してくれる可能性が高いのです。
良い求人が紹介されないと思う場合、案外それは〇〇に原因があるのかもしれません。
明確な希望と状況
明確な希望と状況を伝える人の方が、良いカウンセラーが付く可能性が高いでしょう。
- どんな仕事をしたいのか
- どんな業界に興味があるのか(ないのか)
- なぜ転職したいのか
- 強みや弱み、実績
これも転職エージェントの売上という視点からなのですが、希望と状況がはっきりしている転職希望者の方が、転職決定に結びつきやすいのです。
一方で、転職意向がはっきりしていない転職希望者ほど厄介者扱いされます。
なぜなら、転職意向がはっきりしていない人ほど方向性が変わったりとブレてしまい、転職成功の可能性が下がってしまいます。
そのため、そんな人に対して”良いカウンセラーを付けることは、転職エージェントの生産性を下げるのです。
転職エージェントから”良い求人”を紹介してもうら方法を知っていますか?
カウンセラーもひとりの人である
カウンセラーも一人の人間です。
そのため、相手(転職希望者)の姿勢や態度に反応します。
多くのカウンセラーは、転職希望者の転職を叶えるためにできる限りサポートするでしょう。
しかし、転職希望者に転職意欲が感じなかったり、高慢な態度が見て取れてしまうと、彼らもやる気を削がれてしまうものです。
また、転職希望者は顧客である一方で、彼らを紹介する企業もまた顧客です。
そのため、顧客である企業に対して自身が持てない転職希望者については、進んで紹介することをためらってしまいます。
だからこそカウンセラーに真摯に向き合うことで、カウンセラーの能力を引く出すことにつながり、結果的にあなたの強い味方へとなってくれるはずです。
良いキャリアカウンセラーに巡り逢う前に、良い転職エージェント=自分に適した転職エージェントに登録することが先決です。
転職をする場合に転職エージェントを使う人は増えています。
しかし、数多くある転職エージェントの中からどこにお願いすればいいのか分からないものです。
ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。
そこでこちらの記事では、自分に適した転職エージェントの探し方を詳しく話していますので、これから転職エージェントを探す人は参考にしてください。