【時間がない人は動画で聞き流し】










この記事を読んでほしい人
- 転職時にハローワークで仕事を探す人
- これからハローワークで仕事探しをしようと思っている人
- ハローワークから求人に応募している人
ハローワークのデメリット
現在は、求人検索や求人応募がネット上で行なえて、数多くの転職者向けのサービスがあります。
そのような状況でハローワークという前時代のサービスを使うことにはメリットがないどころか、むしろデメリットの方が多いのす。
インターネットが発達していない時代であれば、ハローワークで仕事を探すことも良かったのかもしれません。
数多くの求人があり、また人を介して仕事の説明もしてもらえますから。
もし転職を迷っているなら、こちらをご覧ください。
主なデメリットとは?
僕が考えるハローワークで求人を探すデメリットはこちらです。
求人検索から応募までに時間がかかる
求人内容の情報量が少ない
情報の信憑性が低い
”良い”求人が無い
実際にハローワークに足を運んだことのある人なら、思い当たる点もあるのではないでしょうか。
転職するために資格を取ろうとする人はいますが…
求人検索から応募までに時間がかかる
ハローワークですと、求人を探す際に館内のパソコンを借りなければなりません。
しかし混雑している場合、待つ時間が掛かりますし、気になる求人が複数あった場合でも、それを印刷できる枚数が限られているのです。
ちなみに今は、「ハローワークインターネットサービス」というネット上で求人検索できるサービスもあります。
しかし下記画像の様に、仮に応募したくても結局ハローワークまで足を運ばなければいけないという、インターネットのメリットを台無しにしたようなサービスなのです。
転職はスピード勝負なので、タイムロスは極力無くした方がいいでしょう。
求人内容の情報量が少ない
ハローワークの求人票を見たことのある人なら分かると思いますが、求人内容の情報が非常に少ないのです。
特に仕事内容などは、大まかすぎて全く理解できない場合もあります。
百聞は一見にしかずではありませんが、下記を見てもらえれば分かるかと思います。
この内容で、どうやって仕事のイメージをすればいいのでしょうか。
ハローワークだけで情報収集しているとしたら、転職はうまくいかず、仮に転職できても後悔するかもしれません。
情報の信憑性が低い
ハローワーク側は企業の実態を一切知らないと言っても過言ではないのです。
そのためハローワークでは、担当者が実際に求人をしている企業に足を運ぶことはありません。
ちなみに僕が転職相談を受ける中で、年に複数名以下のような相談があります。
「ハローワークから応募して採用された企業に入社したのですが、記載されていた求人内容と実際の条件が全然違ったんです。」
このようなことに対して、もちろんハローワークも企業に是正勧告などは行ないます。
しかし、あくまで国の機関であるため強い対処はできないようです。
そのため、このようなことが日常茶飯事として起こっているのです。
情報の信憑性という点においては、ハローワークや求人サイトよりもコチラを確認しましょう。
”良い”求人が無い
「情報の信憑性が低い」ことにも通じますが、”良い”求人が無い印象です。
よっぽど法令違反しているような企業以外は、どんな企業でも求人を出せてしまうため、相対的にイマイチな求人が多く、いわゆる条件の良い求人は少なくなってしまいます。
また、情報量が少ないことからも、果たしてその求人が良いものなのかどうかを判断しにくいのです。
良い求人に巡り会えない時は、3つのポイントに目を向けてみましょう。
なぜ企業はハローワークを使うのか?
ここまで求職者(個人)の視点でハローワークのデメリットを伝えましたが、一方で企業の視点で見てみましょう。
なぜインターネット上で簡単に求人が出せる時代に、わざわざハローワークに求人依頼をするのでしょうか?
その理由は「無料」だからです。
基本的に採用にはお金が掛かります。
現在日本には約385万社ほどあり、採用していることを求職者の人に知ってもらうこと自体、なかなか難しいというのが実状です(労働人口も減っていることで売り手市場となり、求人企業が多く求職者が少ないのです)。
「それじゃあ無料だとしても、求人を出しても意味がないではないか」と思いますよね。
その通りで、ほとんど意味(効果)はありません。
でも、無料だから”一応”出しておくのです。
企業としても、採用にお金を使いたくないですし、お金を掛けて募集したところで採用できる可能性が低いというのが現状です。
ハロワに限らず応募してはいけない企業ってどんな企業だと思いますか?
ハローワークを使う企業の正体
ところで、ハローワークを使う企業とは一体どんな企業なのでしょうか?
それはいわば、「労働人口の減少で、ある程度のリスクを犯さない限り採用できない時代において、費用を掛けずに採用を目論んでいる企業」です。
そしてそのような企業は、ある可能性をはらんでいるかもしれません。
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
ハローワークを使う企業とは?
僕が考える「ハローワークで求人している企業」がはらむ可能性がこちらです。
- お金がない
- 人材投資しない
- 採用を甘く見ている
3つありますが、それぞれが関連しています。
お金が無い
ハローワークでは無料で採用できます。
ここから推測できることは、「お金がない」からハローワークを使っているということです。
本来、人を採用したいのであれば、お金を掛けてでも求人を出すものです。
しかし、それが叶わないということは、企業には採用するお金を持ち合わせていない可能性があるといういことです。
(もちろん、有料求人ツールや人材紹介なども併用していれば、お金が無いという可能性は低いでしょう。)
人材投資しない
これも、お金が無いという可能性から来るかもしれません。
採用にお金を掛けない企業というのは、人材に対してもお金を掛けない可能性もあります。
つまり、給料や福利厚生、研修といったものへ資金投下しないため、入社しても将来的に給料が上がりずらかったり、スキルアップするための機会が提供されないという可能性があります。
採用を甘くみている
中には、「お金を掛けなくても採用できる」と思っている企業もあります。
しかし、採用難の状況において、そのような見通しをしている企業は甘いと言わざるを得ないでしょう。
つまり、状況判断や状況予測をする力の劣っている企業といえます。
今後、より変化の激しい時代に突入していくにも関わらず、変化への準備や耐性に欠ける企業は、経営を続けていける可能性は非常に低いのではないでしょうか。
転職活動にあたっては企業選びをしっかり行いましょう。
ノーリスクで採用しようとする企業
最も価値が高騰している資源の一つである人材を獲得するために、全くお金を掛けないで採ること自体難しいものです。
さらに、「ノーリスクで人を採用しようという考えを持っている企業」に対してあなたならどんなイメージを持つでしょうか?
僕は、人材に対して投資意欲の低い企業であり、タダで得たことでないがしろにするのではないかと疑ってしまいます。
一方で、転職エージェントを通じて採用活動を行う企業は、採用に投資をする企業です。
つまり「採用した人材=投資した人材」であるため、その投資で成果を出すために人材に対してしっかりとケアするでしょう。
なぜなら、せっかくお金を掛けて手に入れた貴重な人材が育たなくては、投資が無駄になってしまいますから。
そのような背景から、ハローワークを通じて採用を行っている企業よりも、転職エージェントを通じて採用を行っている企業の方が、人材に対して価値を感じているのではないでしょうか。
ちなみに、安易に未経験OKの求人に応募してはいけません。
仕事探しも時代に合ったものを
これからは転職活動において、仕事探しのバージョンアップを求められていくでしょう。
しかし転職活動のアップデートを図ることで、転職がより快適に、より良い結果になるはずです。
ハローワークのメリットがまったく無いというわけではありませんし、そこに求人を出している企業全てが悪いというわけでもありません。
しかしこの記事で伝えたように、今はネット上で仕事を探し応募することもできる時代に、果たしてハローワークで仕事探しをする意味があるのでしょうか。
ハローワークのデメリット
これを機に、あなたに合った仕事の探し方を考えてみてはいかがでしょうか。
転職をする場合、多くの人は転職サイトで求人を探します。
ただし自分一人だと、多くの求人をの中から自分の能力や経験、条件に見合う求人を探し、さらに面接日程の調整や労働条件、給与の交渉までを行うのはとても時間と労力が掛かります。
一方で転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
そのため、普段仕事で忙しくてもスムーズに転職活動に励めます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。