転職

何をもって「転職に成功した」と言えるのか?転職成功の条件とは?

投稿日:

 

KEI
ところでキャリ子さんは、「何をもって転職成功」だと思いますか?

 

 

「何をもって転職成功か?」ですか?
キャリ子
う~ん、コレというのは難しいですねぇ。人によって違うでしょうし…。
キャリ子

 

 

KEI
確かにそうですね。

 

 

給料の低さに悩んでいる人であれば年収UPしたら転職成功ですし、残業の多さに悩んでいる人であれば残業が減れば転職成功と言えるじゃないでしょうか?
キャリ子

 

 

KEI
ただ実際には、そのような前職の悩みを解消できたにも関わらず転職先で不満を抱えている人は少なくありませんよね。

 

 

まぁ言われてみればそうですよね…。
キャリ子

 

 

 

KEI
僕も長年他人の転職に携わってくる中で、一体何をもって転職成功と言えるのか疑問でした。
KEI
そこで一つの結論に辿り着いたのは、当初の目的を達成した上で納得感を持てるか否かが転職の成否を決めるんじゃないかと思うんです。

 

 

 

目的を達成した上での納得感ですか?
キャリ子

 

 

KEI
はい、先ほど挙がった年収UPや残業時間DOWNのような転職の目的が達成されることは前提としたうえで、さらに他の要因も含めて納得できるかということです。

 

 

う~ん、難しいですね…。
キャリ子

 

 

KEI
それでは、「何をもって転職に成功したと言えるのか?」についてもう少し詳しく話していきましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • 転職を考えている人
  • 転職先が決まっている人
  • 転職失敗して落ち込んでいる人

 

 

転職後に納得感があるかどうか

 

皆さんは、転職とは何をもって成功だと思いますか?

 

 

これはとても難しい定義だと言えるでしょう。

 

 

なぜなら、転職の目的を叶えたにもかかわらず、必ずしも転職先に満足できるとは限らないからです。

 

 

実際、過去に僕が転職支援をしてきた人の中にも以下のような人がいました。

年収UPは実現したが、その分残業が多くなって不満を抱えるようになった

残業時間は減り自分の時間が持てるようになったが、職場の人間関係に悩む

自分の希望する仕事に就けたが、会社の先行きに不安を感じる

 

このように、当初の転職の目的を叶えたとしても、転職先で不満や不安を抱える人は少なくありません。

 

 

すなわち、このような転職は成功とは言えないのです。

 

 

一方で、転職成功を成すためには”納得感”があるかどうかだと思うのです。

 

 

これはどういうことかと言うと、転職の目的を叶えた上で、マイナス点を許容できるかどうかです。

 

 

例えば、このような感じです。

「残業時間は減った。だから賞与が少ないことには目をつぶろう。」

「年収は上がった。だから〇〇時間残業が増えるくらいは良しとしよう。」

「自分のやりたいことをやれる。だから意地悪な同僚一人くらい気にしないようにしよう。」

 

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結局のところ、どこに転職したとしても嫌なことがあり、嫌な人がいるように、全ての状況・状態に満足できることなんてほぼありません。

 

 

だからこそマイナス点を許容でき、総体的に転職先の仕事や職場に満足することが納得感につながり、それはすなわち「転職に成功した」と言えると思うのです。

 

 

しかし当初の目的を叶えたにもかかわらず、転職後に不満や不安を抱える人はマイナス点に対する想定や、それに対する許容範囲を設けていないのです。

 

 

そのため転職後に遭遇したマイナス点に面食らってしまい、転職に失敗したと感じてしまうのです。

 

いくら自分にとってプラス面が大きくとも、このような企業に転職するのはオススメしません。

参考 面接の場で”趣味”を尋ねてくるような企業は辞退すべき!【理由】

参考 【解説】応募してはいけない企業の10のキラキラワード求人とは?

 

 

転職後に納得感を持つには?

 

では、転職後に納得感を持つにはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

そのためには、転職先のマイナス点を洗い出す(よく調べる)ことです。

 

 

転職先でのマイナス点を予め把握できてさえいれば、自分がその点を許容できるかどうかを事前に検討することができます。

 

 

転職をする場合、ほとんどの人はプラス点にしか目を向けようとしません

 

 

「自分の年収が上がるのか?」、「残業は今よりも少ないのか?」、「自分がやりたい仕事はできるのか?」というような自分にとってプラスになる点しか調べたり、検討したりしません。

 

 

しかし、転職とはプラス点がある一方でマイナス点もあるもので、もしマイナス点が自分の想定以上の影響を及ぼすものである場合、プラス点の影響をかき消して結果的にその転職は自分にとってマイナスになってしまうでしょう。

 

 

したがって、転職後に納得して仕事をしていくためには、転職前に転職先のマイナス点に関する情報収集をすることをオススメします。

 

 

 

 

納得感は情報量が左右する

 

転職に限らず、納得感を得られるかどうかは情報量に左右されます。

 

 

納得できない状態というのは、自分が知らなかったマイナスの情報が出てくることで陥ります。

 

 

だからこそ、いかに自分にとってマイナスな情報を収集・把握できるかが重要なのです。

 

 

ほとんどの物事はプラスとマイナスで成り立っており、そのどちらも含めて自分が納得できるかどうか判断することが、自分の成功につながるのではないでしょうか。

 

 

応募前にその会社の平均残業時間や評価制度を知るには、転職エージェントを活用すると良いでしょう。

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