












この記事を読んでほしい人
- 転職を考えている人
- 転職先が決まっている人
- 転職失敗して落ち込んでいる人
転職後に納得感があるかどうか
皆さんは、転職とは何をもって成功だと思いますか?
これはとても難しい定義だと言えるでしょう。
なぜなら、転職の目的を叶えたにもかかわらず、必ずしも転職先に満足できるとは限らないからです。
実際、過去に僕が転職支援をしてきた人の中にも以下のような人がいました。
年収UPは実現したが、その分残業が多くなって不満を抱えるようになった
残業時間は減り自分の時間が持てるようになったが、職場の人間関係に悩む
自分の希望する仕事に就けたが、会社の先行きに不安を感じる
このように、当初の転職の目的を叶えたとしても、転職先で不満や不安を抱える人は少なくありません。
すなわち、このような転職は成功とは言えないのです。
一方で、転職成功を成すためには”納得感”があるかどうかだと思うのです。
これはどういうことかと言うと、転職の目的を叶えた上で、マイナス点を許容できるかどうかです。
例えば、このような感じです。
「残業時間は減った。だから賞与が少ないことには目をつぶろう。」
「年収は上がった。だから〇〇時間残業が増えるくらいは良しとしよう。」
「自分のやりたいことをやれる。だから意地悪な同僚一人くらい気にしないようにしよう。」
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
結局のところ、どこに転職したとしても嫌なことがあり、嫌な人がいるように、全ての状況・状態に満足できることなんてほぼありません。
だからこそマイナス点を許容でき、総体的に転職先の仕事や職場に満足することが納得感につながり、それはすなわち「転職に成功した」と言えると思うのです。
しかし当初の目的を叶えたにもかかわらず、転職後に不満や不安を抱える人はマイナス点に対する想定や、それに対する許容範囲を設けていないのです。
そのため転職後に遭遇したマイナス点に面食らってしまい、転職に失敗したと感じてしまうのです。
いくら自分にとってプラス面が大きくとも、このような企業に転職するのはオススメしません。
転職後に納得感を持つには?
では、転職後に納得感を持つにはどうしたらいいのでしょうか?
そのためには、転職先のマイナス点を洗い出す(よく調べる)ことです。
転職先でのマイナス点を予め把握できてさえいれば、自分がその点を許容できるかどうかを事前に検討することができます。
転職をする場合、ほとんどの人はプラス点にしか目を向けようとしません。
「自分の年収が上がるのか?」、「残業は今よりも少ないのか?」、「自分がやりたい仕事はできるのか?」というような自分にとってプラスになる点しか調べたり、検討したりしません。
しかし、転職とはプラス点がある一方でマイナス点もあるもので、もしマイナス点が自分の想定以上の影響を及ぼすものである場合、プラス点の影響をかき消して結果的にその転職は自分にとってマイナスになってしまうでしょう。
したがって、転職後に納得して仕事をしていくためには、転職前に転職先のマイナス点に関する情報収集をすることをオススメします。
転職活動における情報収集についてはこちらをご覧ください。
参考 転職で後悔しないためには情報収集が超重要!この3つをやればOK!
納得感は情報量が左右する
転職に限らず、納得感を得られるかどうかは情報量に左右されます。
納得できない状態というのは、自分が知らなかったマイナスの情報が出てくることで陥ります。
だからこそ、いかに自分にとってマイナスな情報を収集・把握できるかが重要なのです。
ほとんどの物事はプラスとマイナスで成り立っており、そのどちらも含めて自分が納得できるかどうか判断することが、自分の成功につながるのではないでしょうか。
応募前にその会社の平均残業時間や評価制度を知るには、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
-
-
状況に合わせたオススメの転職エージェントがこちら【パターン別】
続きを見る