










この記事を読んでほしい人
- 現在の自分に自信がない人
- 自分の市場価値を知りたい人
- キャリアアップを目指している人
なぜ市場価値を確認することが大事なのか?
先ほども伝えたように、市場価値を知ることは安心感につながるのです。
自分の市場価値が”今の会社での評価よりも高い”ことを証明すれば、いつ仕事や会社を辞めて別の仕事や会社に移っても平気だと思えるはずではないでしょうか。
ちなみにここで言う市場価値とは「年収や年俸」のことです。
つまり自分の”市場価値”が今いる会社での評価以上なのであれば、それが他の環境(会社)へのチケットになります。
そしてこのチケットを持っているだけで、漠然とした不安は和らぎ、不満があったとして「最終的には今の仕事や会社を辞めればいいや」という心の余裕を持てるはずです。
ただ念のために言っておくと、このチケットを手に入れさえすれば仕事に責任を持たなくていいというのではなく、あくまで無駄な不安感を抑えるということです。
ちなみに僕は定期的に転職活動をしています。
ただ、これはあくまで自分の市場価値を確認することが目的ですので、結局のところ今の会社に留まっています。
自分の市場価値を把握するようになってからは、今の仕事・会社へ不安や不満を抱くことも少なくなりました。
仮に不安や不満を抱いたとしても「転職すればいいか」と思うことで、やり過ごすことができるようになりました。
しかし、これはあくまでも今の仕事で評価されている価値よりも、自分の市場価値が高いと証明されなければいけません。
つまり市場価値を確認した結果、今よりも低く算定されてしまった場合、まず何より市場価値を上げなければいけません。
転職回数が多い人は残念ながら市場価値が低くなってしまいますが、その価値を上げる方法はあります。
市場価値を上げよう
市場価値を上げるといっても、漠然としていてよく分かりません。
そこで、僕が提唱している”市場価値アップの方法”を紹介します。
今よりも市場価値を上げたい人は試してみてください。
市場価値を上げるにあたっては、自分の強みを再確認する必要があります。
市場価値を上げるには
では、どのようにして市場価値を上げればいいのでしょうか?
僕が提唱する方法はこの2つです。
今の仕事以外に手を拡げる
副業をする
この2つは、極端に簡単というわけではありません。
しかし、時間さえあれば誰にでもできることです。
今の仕事以外に手を拡げる
自分が携わっている仕事以外の分野、業界、技術のことを勉強したり、仕事に組み込んでみることで、「今の知識・スキル+α」という状態を築くことができます。
そして、この+αが市場価値を高めてくれます。
例えば、現在は不動産業界で営業をしていたとして、新たにマーケティングの勉強をしたとしましょう。
すると、これまでは不動産営業の経験しか持っていなかったところに、新たにマーケティングの知識が加わることで、「不動産営業+マーケティング」という能力を身に付けたことになります。
複数のことに携わるパラレルキャリアという考え方はこれからの時代必要になってきます。
副業をする
副業も基本的には「今の知識・スキル+α」ではありますが、そこにビジネス感覚を養うというメリットも加味されます。
+αの知識や技術を習得することに加え、それを実際に商売として行なってみることで、自らビジネスを立ち上げたという感覚が身につくのです。
例えば、現在は中小企業で営業をしていたとして、新たに自分でWEBサイトを作成をしたとしましょう。
すると、WEBサイトを作るためにプログラミング言語を学んだり、そこで商品やサービスを売るためのキャッチコピーなどのライティングスキルを学んだりということが必要となります。
そして、「中小企業での営業+プログラミングスキル+ライティングスキル」という能力を身に付けることで飛躍的に市場価値は上がり、場合によっては大手企業への転職も不可能ではないでしょう。
※大手企業は業務分担によりその分野の専業者は多いですが、上記のようなマルチスキルを持った人材というのはあまりいないものです。
市場価値とは、テクニックだけで上がるようなものではありませんし、仮に上がるようなものだとしたら、それはいつか剥がれてしまう様なメッキにしか過ぎません。
結局のところ市場価値とは、自分の知識やスキルの幅を拡げる、もしくは深堀することでしか高まらないということです。
この時代、サラリーマンほど副業をした方がいいでしょう。色々なチャンスが芽生えます。
市場価値を確認してみよう
自分の市場価値を知ることは、意外と簡単に誰でもできます。
正直、これは働いている人全員が行なうことをオススメします。
ちなみに、先日こんなツイートをしました。
確かに、自分では当たり前が故に意識していないけど、「こんなものが役に立つのかぁ」と思うことが多々ある。
自分の知識やノウハウの市場価値の認識が大事なんだと改めて思う今日この頃。 https://t.co/S9VveHhGyA— ケイ@定時で帰ります。 (@mikaitabi) July 30, 2019
つまり、自分の市場価値を知らないがために、損している人もいるのかもしれません。
本から得た知識なんかは、案外他の人は知らないものです。
市場価値を知るには?
自分の市場価値を知る方法は、興味のある会社社を受けてみることです。
つまり、その時に募集している求人に応募してみるのです。
これはとても簡単にできることですので、それぞれ説明していきます。
ただし、こんな企業に応募しても市場価値は測れないので注意しましょう。
転職エージェントに登録する
転職エージェントは、あなたのこれまでの経験やあなたが持っている知識・スキルを踏まえた上で、それに見合う求人を紹介してくれます。
つまり、あなたの市場価値を想定した上で、それに応えることができる可能性のある会社・仕事を提示してくれるということです。
おそらく、これが最も良い方法でしょう。
また、転職エージェントは人材を企業に紹介することで報酬が発生しますが、それに加えて「その人材の年収や年俸が高い方が報酬額が大きくなる」のです。
そのため、できるたけ人材の価値が吊り上がるように企業に交渉してくれるわけです。
一方で人材の紹介を受ける企業側も昨今の人材難により、紹介された人材の年収交渉に応じて、その人材に対しての年収ベースを上げることで、継続的に人材の紹介を得るために転職エージェントに媚を売っているという企業も正直少なくありません。
どうせなら良い求人を紹介してもらいたいものですよね。
転職サイトに登録する
転職サイトに登録することで、自分の価値に見合った求人情報を得ることはできます。
自分の希望条件を予め登録しておけば、それに見合う求人をしている企業からのスカウトメールが送られてきます。
しかし転職サイトだと、最終的な給与交渉も自分で行なわなければならず、市場の相場を知らない一個人に対しては企業は足下を見てきますので、相場以下の年収・年俸の提示をしてくるケースが多いと言えます。
そのため、可能性を拡げた市場価値を知りたいのであれば、やはり転職エージェントの方が良いでしょう。
今の時代、転職サイトではなく口コミサイトにこそ信憑性の高い情報が書いてあるものです。
知人の会社を受ける
これは市場価値を知る方法の趣旨とは少しずれてしまいますが、もし知人の会社で求人をしている場合は話しを聞いてみてもいいかもしれません。
特にカジュアルに話せる間柄なのであれば、実際あなたが応募したら雇ってくれるのか?雇ってくれるとした正直いくら出してくれるのか?ということを聞いてみましょう。
年収や年俸の金額もそうですが、仮に知人の会社で現在と同等の条件で雇ってくれる関係性があるということは、ある意味保険にもなります。
そのため、万が一今の会社や仕事を辞めることにした場合、そのような保険を確保しておくことは、精神的な負担を軽減してくれることにつながります。
特に情報が少ない地方在住の人ほど、このようなコネクションは大事です。
定期的なメンテナンスが大事
市場価値は、年齢、経済状況、社会状況などによって変動し、その時に算出された市場価値が永続することはあり得ないのです。
だからこそ定期的にメンテナンス(自分の市場価値を確認する)ことが大事です。
何年かに一度、または新しい知識やスキルを習得したときに、自分の市場価値を確かめてみましょう。
それに加えて、常に自分の市場価値を高める選択や行動をしていきましょう。
それができれば、今の状況に不安を募らせることはなくなるはずです。
市場価値を上げる方法
市場価値を知る方法
ちなみに本格的に転職活動せずとも、市場価値を見定めてくれる転職エージェントもあります。
転職エージェントは、数多くの転職者の転職支援をしています。
そのため、どのような経験やスキルを持った人がどれくらいの年収で転職成功しているのかということを把握しています。
そのため、仮にあなたが年収400万円であったとしても、あなたと同じくらいの経験・スキルの人が年収550万円の仕事に転職しているという事実を持っているかもしれません。
すなわち、あなたの市場価値は低く見積もられている可能性があるということです。
そのため、まずは転職エージェントに登録して自分の市場価値を正確に把握することで大きな可能性を手にすることができるかもしれません。