










この記事を読んでほしい人
- 通勤に30分以上かかっている人
- 電車やバスで通勤している人
- 通勤でストレスを感じている人
通勤にはデメリットしかない!
通勤においてストレスを受ける人は多いですが、正に通勤にはデメリットしか存在しないのです。
多くの人が、日々満員電車による通勤や渋滞の中での車通勤など、通勤でストレスを抱えています。
そして実は、通勤で受けるストレスは案外バカにできないものなのです。
通勤における3つのデメリット
通勤には多くのデメリットがあります。
ここではその通勤のデメリットについて以下の3つに分けて説明していきます。
- 通勤時間
- 通勤手段
- その他
ちなみに、通勤によるデメリットとは何だと思いますか?
上司ガチャでハズレを引くデメリットとは?
通勤時間のデメリット
通勤時間が長いほどストレスが溜まるということについて異論はないでしょう。
それでは実際、通勤時間が長いとどのようなデメリットがあると思いますか?
実は、これだけあるのです。
通勤時間が20分増えると給料が19%減るのと同程度の不快感
通勤時間が1分増えると仕事とプライベートの満足度が低下
通勤時間が90分以上の人は不安感が増加し日常生活の満足度が低下
夫の通勤時間が往復で45分を超えると夫婦の離婚率が40%上昇
通勤時間が長いと肥満になりやすくなる
通勤時間が増えることで給料が減額されたように感じ、仕事はもちろんプライベートにも悪影響を及ぼすということが西イングランド大学の通勤に関する研究によって示唆されています。
またギャラップ社の調査においても、通勤時間が90分を超えると不安感が増し、日常生活の満足度が下がるそうです。
さらにスウェーデンの論文においても、通勤時間が45分を超えると離婚率が40%も高まるというように、夫婦仲へ影響を与えるとのことです。
そして健康へのデメリットもあるようで、ブラウン大学の研究によると、通勤時間が1分増えることで運動時間が0,0257分、睡眠時間が0.2205分ずつ減り、肥満につながるということなのです。
このように、通勤時間が増えれば増えるほど大きなデメリットを受けてしまうのです。
通勤だけじゃなく仕事でもストレスを感じる。ほとんどの人は常にストレスフルです。
通勤手段のデメリット
電車やバスでの通勤の人は多いと思いますが、電車やバスは最悪です。
それでは、なぜ電車やバスは最悪なのでしょうか?
まず、先ほど紹介した西イングランド大学の研究によると、通勤時間が増えるとストレスが増える一方で、特に電車・バスで通勤している人は徒歩や自転車で通勤している人と比べて大きなストレスを感じるということです。
ちなみにスウェーデンの論文(通勤時間と離婚率)においても、徒歩や自転車で通勤している人には当てはまらないと言われています。
また当たり前ですが、徒歩や電車で通勤しているということは多少なりとも運動になる一方で、電車やバスでの通勤は動かないため健康へのメリットはありません。
このようなことからも、電車やバスで通勤している人ほど大きなデメリットを受けるということです。
並木道を歩いて通勤することでむしろストレス解消につながります。
通勤のその他のデメリット
通勤における時間と手段のデメリットを上げましたが、加えてこのようなデメリットもあります。
これは2004年にチューリッヒ大学の論文ですが、通勤で感じる辛さは年収が1/3程度上がらないと割に合わないほどのデメリットだと伝えています。
このように、通勤にはおそらくあなたが考えている以上のデメリットがあるということなのです。
自分の体内時計に合わない時間に出勤するために多くのストレスを感じるのです。
通勤を改善する
それでは、そんな通勤のデメリットを改善する方法はないのでしょうか?
これに関しては、ハーバードビジネススクールの研究が参考になります。
ここでは、性格テストを行ったうえで、通勤時間や幸福度の関係性を調べました。
すると、セルフコントロール力(自己コントロール力)が高い人ほど通勤ストレスへの耐性があったそうです。
つまり、セルフコントロール力を高めれば通勤へのストレスを感じにくくなるということです。
しかしこれでは、通勤で受ける大きなデメリットを大して改善できません。
どうせだったら、通勤によるデメリットを解消したいと思いますよね?
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
通勤のデメリットを解消するには?
改めて、通勤とはデメリットでしかありません。
では、通勤のデメリットを解消するにはどうしたらいいのでしょうか?
そのためには、この2つの方法が考えられます。
職場の近くに住む
通勤そのものを無くす
いずれかの方法をとることで、通勤のデメリットを解消することができるはずです。
通勤のストレスも重なることでメンタルに悪影響が出るのかもしれません。
職場の近くに住むは正しい
職場の近くに住めば、徒歩や自転車での通勤が叶います。
これにより通勤時間が大幅に削減され、かつ電車・バスでの通勤によるストレスから解放されます。
ただ、ほとんどの人は街の中心部に勤めているため、自ずと家賃が高い場所に住まなければならないことになってしまいます。
しかし、カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授エンリコ・モレッティは「年収は住むところで決まる」と言っています。
これはつまり、職場に近い場所に住めばいずれ収入は上がるということだと考えられます。
ところで、売れる前の芸人さんが家賃の高いところ(都心)に住むという話を耳にしたことはありませんか?
なんで不相応な家賃が高い場所に越すのか疑問に思うかもしれませんが、あれは一理あると思うのです。
なぜなら、中心部(職場に近い場所)に住むことで仕事に割ける時間が増え、加えて中心部には人が多く集まるため、その分人に出会いやすい=多くの情報を得やすいことで、多くのチャンスをつかむことになるのではないでしょうか。
こういったことからも、職場の近くに住むことは通勤によるデメリットを解消し、かつ収入を高めるメリットも得られるのです。
最近では会社近くに住むことで住宅手当をもらえる会社もありますので、転職エージェントからそんな求人を紹介してもらってみてはいかがでしょうか?
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通勤そのものを無くす
通勤のデメリットを解消するもう一つの方法としては、通勤そのものを無くすことです。
最近はコロナウイルスの影響もあって在宅勤務が推奨され、それが継続される会社も出てきました。
これはその会社や職種によって可否が分かれるので一概にできるものではありません。
しかし、今後は働き方の見直しがさらに進んだり、テクノロジーの発達もあり、在宅勤務という働き方を選択できる余地は拡がっていくと思われます。
在宅勤務のように通勤そのものを無くしてしまえば、当たり前ですが通勤によるデメリットからは解放されます。
ただ、どうしても在宅勤務に理解がある会社であったり、在宅勤務に適した職種であることが前提条件となります。
コロナ禍が収束しても在宅勤務を望む人は少なくないでしょう。
通勤が人生に与える負の影響をなめてはいけない
この記事では通勤よるデメリットについて話してきましたが、通勤によって被るデメリットは案外大きいということが理解できたのではないでしょうか?
通勤でストレスを感じるというのは分かってはいたものの、それが仕事やプライベートに及ぼす負の影響の大きさをなめてはいけません。
仕事の状況や状態の改善を図ろうとはしますが、通勤の改善を図るという人はあまりいません。
しかし通勤を改善するだけで、人生の満足度や幸福度が高まるのです。
実際10年後には通勤している人はほとんどいないかもしれません。
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