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「残業は無駄?」無駄な残業と有意義な残業の違いとは何か?【解説】

更新日:

 

ところで以前、「仕事が嫌いではないのに、なぜ残業をしたくないのか?【考察】」で残業について話したのって覚えてますか?
キャリ子

 

 

KEI
残業をしたくないのはあくまで無駄なことや無意味なことに時間を費やすことが嫌なのであって、充実感を得られるのであれば残業だとしても悪くはないのではないか?という話しでしたよね。

 

 

はい、そうです。
キャリ子
それでなんですけど、無駄な残業と無駄ではない残業って具体的にはどんな違いがあるのかなぁと思いまして。
キャリ子

 

 

KEI
無駄な残業と無駄ではない残業の違いですか。

 

 

私はできれば日々残業せずに帰りたい質ではあるんですけど、どうせ残業するのであれば無駄ではない残業=有意義な残業にしたいじゃないですか!
キャリ子

 

 

KEI
確かにそうですね。
KEI
それでは、「無駄な残業と有意義な残業」について考えていってみましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • 残業で辟易している人
  • 残業の意味を感じない人

 

 

無駄な残業と有意義な残業

 

あなたも、日々残業をしているかと思います。

 

 

基本的に残業はしないに越したことはありませんし、できれば残業せずに仕事を終えたいものです。

 

 

しかし一方で、残業したものの充実感を得られたという経験はありませんか?

 

 

もしそのような経験があるのなら、その残業は無駄ではない=有意義な時間を過ごせたからだと思うのです。

 

 

ただしほとんどの残業というのは、あまり気乗りせず無駄に感じるものばかりです。

 

 

なぜならそれは、無駄なことに時間を費やすために残業しているからなのです。

 

 

それでは、無駄ではない残業と無駄な残業にはどんな違いがあるのでしょうか?

 

 

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有意義な残業とは?

 

まずは”有意義な残業”についてですが、先ほども伝えたように充実感を得ることができます。

 

そしてそれは、前向きな仕事だと言えます。

 

自分にとって前向きなことであれば、仮に残業したとしてもネガティブな感情が湧くことはありません。

 

では前向きなこととはどんなものかというと、例えばこんなものが挙げられるでしょう。

主体的に取り組んでいること

評価につながること

自己成長につながること

 

それでは具体的にこの3つのことについて話していきましょう。

 

 

主体的に取り組んでいること

これは、自分がやりたくて取り組んでいるような仕事です。

 

例えば、新規事業や新商品・新サービスを生み出すための仕事などです。

 

「Googleの20%ルール」について知っている人もいると思いますが、”業務時間の中で20%を普段とは異なる業務にあてることを推奨する制度”です。

 

 

これにより自分がやりたいことができ、カタチになれば会社にとっても有益なものとなるのです。

 

つまり、他人から言われてやる仕事ではなく、自分の希望によって取り組んでいる仕事であれば、それが残業だとしても充実感を得られるはずです。

 

 

 

評価につながること

これは、契約や受注、コスト削減、納期短縮につながるような仕事です。

 

例えば営業マンでいうと、契約数や受注数が増えることで評価が上がりますが、自分の評価が上がると実感できることであれば、残業のモチベーションは高まります。

 

つまり評価と密接に結びついていて、それをやれば自分の評価が上がると予測できるような仕事であれば、残業だとしてもモチベーション高く取り組むことができるはずです。

 

仕事で成果を出したにも関わらず評価されないことってありませんか?

参考 仕事で成果を出しても評価されない理由。評価をされるには【解説】

 

 

自己成長につながること

これは、自分が成長を実感できるようなことです。

 

つまり、それまでできなかったことができるようになることを感じられるような仕事です。

 

ペンシルベニア大学の研究でも、仕事で満足感を得ることができるのは成長を感じる時や達成感があった時などとされています。

 

このことからも、たとえ残業だとしても自分の成長を感じられるような時間であれば残業でも充実感が得られるはずです。

 

できないことをできるようにするには、原因と対策をしっかり考えることです。

参考 【方法】「仕事ができないとは?」原因に合わせた対策を行えば大丈夫

 

 

無駄な残業とは?

 

ここまで無駄ではない残業=無意味な残業について解説してきましたが、一方で”無駄な残業=有意義ではない残業”とはどんなものなのでしょうか?

 

それは後ろ向きな仕事です。

 

残業が嫌なのは、ほとんどの場合自分にとって後ろ向きの仕事だからです。

 

では後ろ向きなこととはどんなものかというと、例えばこんなものが挙げられるでしょう。

影響がない仕事

周囲の顔色を伺う仕事

 

それでは具体的にこの2つのことについて話していきましょう。

 

 

影響がない仕事

これは、やってもやらなくても影響が無いような仕事です。

 

例えば、使用目的が不明瞭な資料作成、雑談が多くを占める会議、数合わせで参加する接待などです。

 

そもそも、それをやろうがやるまいが何の影響も及ぼさないようなことをするために残業するのは、無駄な残業だと言えるでしょう。

 

正直、何も影響がないような仕事はやらなくてもいいと思うのです。

参考 「やるべき仕事か否かの判断」質の高い仕事をするためには必須

 

 

周囲の顔色を伺う仕事

これは、周囲を気にして帰らない(仕事をしているフリをする)ようなことです。

 

自分の仕事は既に終わっているものの、上司や先輩が帰らないから仕事をしているフリをして職場でやり過ごすという人はいるのではないでしょうか?

 

このようなことで残業までしているのであれば、言うまでもなくそれは無駄な残業です。

 

同調圧力によって残業しているような職場はマズイです。

参考 腐った組織に見られる5つの特徴。倒産まっしぐらの会社がこちら。

 

 

残業が無駄かどうかは時間の使い方次第

 

残業を嫌だと感じるのは、それが無駄=無意味なことに時間を費やすためです。

 

 

しかし、本当にその残業が無駄かどうかは時間の使い方次第なのです。

 

 

充実感を得られるようなことに時間を費やしたのであれば、その残業は無駄ではなく有意義なものになります。

 

 

一方で、虚無感を得るようなことに時間を費やしたのであれば、その残業は無駄で意味の無いものになるのです。

 

 

どうせ残業するのであれば、充実感を得られる有意義な仕事に時間を使いたいですよね。

 

 

今よりももっと効率的に時間を使えるのであれば、1日8時間も働く必要はないのかもしれません。

なぜ労働時間は1日8時間なのか?8時間も必要ないと考えるワケ

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仕事やキャリア、生活などに役立つ情報を科学や雑学を交えて発信しています。 仕事の仕方、時間の使い方、コミュニケーション、キャリア形成、睡眠、食事、フィジカルケア及びメンタルケアなどを基にハタラクのアップデートを目指します。 プロフィールはこちら

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