


でも、なんで残業がイヤなんですか?

そんなに仕事をしたくないからですかね(笑)

むしろ好きだと思います(笑)




よく「残業をしたくない」という理由で転職の相談に乗ることがあるんですが、話を聞いていくと別に仕事が嫌いで残業をしたくないわけではないようなんです。



この記事を読んでほしい人
- 仕事は好きだけど残業をしたくない人
- 仕事が終わらないため残業せざるをえない人
なぜ残業をしたくないのか?
こう思っている人は少なくありません。
事実、僕も基本的に残業はしたくありません。
でもそれは、仕事が嫌いなわけではないのです。
仕事は嫌いではないくらいがちょうどいいのかもしれません。
残業をしたくない本当の理由
では、なぜ残業をしたくないのでしょうか?
仕事が嫌いではないものの残業はしたくない理由、つまり残業をしたくない本当の理由は何なのでしょうか?
これは僕自身を含め、これまでに転職の相談を受けた中で「残業をしたくない」という人から聞いた話を基に考えたところ、主に3つあるのではないかと思います。
周囲の顔色を伺いたくない
時間がもったいない
集中力が続かない
これらの理由から、残業を避けたいという気持ちになるのではないかと思うのです。
周囲の顔色を伺いたくない
「仕事から早く帰る方法。意識を変えるだけで今よりも早く帰れる!!」でも書いているように、周囲の顔色を伺ってまで残業したくないというのが本音としてある人はけっこういるのではないでしょうか。
正直、自分の仕事は終わっているにもかかわらず、上司や先輩がまだ残っているから帰れないという状況が苦しいのです。
もちろん部下や後輩が先に帰ろうが構わないという上司・先輩はいますが、一方で仕事が終わっていようが自分よりも早く帰ることに対して嫌悪感を出す上司・先輩がいるのも事実です。
そのような職場だと、仕事が終わっても上司や先輩の顔色を伺うという気遣いで疲弊してしまうのです。
職場の人間関係が悪いと余計に早く帰りづらくなります。
時間がもったいない
周囲の顔色を伺うことに通じる部分もありますが、結局のところ意味がないことのために残ることが苦しいのです。
例えば、ダラダラと議論を交わすようなミーティングや、やってもやらなくてもどちらでもいいような業務など、生産性があるのか疑わしいことに時間を費やすことに嫌気がさします。
自分の仕事も終わっていて、かつそのような無駄な時間を過ごすくらいなら、もっと有意義な時間の使い方をしたいものです。
残業代よりも時間を重視する人が20代を中心に広がってきています。
集中力が続かない
残業できるほどの集中力を保てないということもあるのではないでしょうか。
というのも、しっかり考えて1日8時間という勤務時間内に収まるように業務設計していることから、その時間内で力を出し切ってしまうからです。
ちなみに多くの人は、仕事時間の6割を中身のない”シャロ―・ワーク(集中力が低く注意散漫な状態で行われる仕事)”をしていると言われています。
つまり、1日の中で集中できているのは3時間ほどということであり、残業をしようとも集中して仕事に取り組めるわけではないのです。
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残業に意味があるなら
改めて、仕事が嫌いだから残業がイヤなわけではないのです。
もし残業をすることで売上が立ったり、抱えている課題や問題に対する抜本的な改善策が見いだせたり、自分自身の成長を実感できるなど、充実感を得られるのであれば残業もいとわないのです。
しかし職場の空気を読んだり、残ることが美徳という風潮だったり、意味をなさない残業をしたくないだけなのです。
残業をするのであれば、それに相当する時間の使い方を求めている人は少なくないはずです。
そもそも今の仕事から充実感を得られないのであれば転職を考えましょう。
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本当に仕事が終わらない人は?
この記事では、残業する必要のない人を対象にして書いてきました。
しかし一方で、仕事が終わらないがために残業せざるを得ないという人がいるのも事実です。
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自分の状況に合わせて改善策を講じる
実際に仕事が終わらないがために残業せざるをえないという人は、自分の状況に合わせた改善を行うことが重要です。
仕事が遅い
モチベ―ションが低い
そもそも仕事ができない
理由が分からない
このように、仕事が終わらないという人にはいくつかのパターンがあります。
仕事が遅い
仕事が遅い人は、業務のやり方を見直してみることをオススメします。
例えば営業職の人であれば、そもそも顧客先に訪問する必要があるのかと考えてみましょう。
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また、今では業務効率を各段にアップさせるようなアプリなどもあります。
それを使うだけでも仕事が早くなる可能性はあるものです。
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モチベーションが低い
仕事の際にモチベ―ションが低いと仕事がはかどりません。
それはもしかすると予定の立て方に問題があるのかもしれません。
仕事のスケジューリングをちょっと工夫するだけで、モチベーションが高まるかもしれません。
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そもそも仕事ができない
そもそも仕事ができないから自ずと残業せざるを得ない人もいるでしょう。
しかし仕事ができないといっても、「成果が出ない」のか「覚えられないのか」などの原因を突き止めるようにしましょう。
その上で、自分の原因に合わせた改善策を講じることが重要です。
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理由が分からない
自分では認識できていないだけで、何かしら仕事が時間内に遂行できない原因があるのかもしれません。
ちょっとした習慣や行動が仕事を妨げてしまっているのかもしれません。
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仕事が嫌いなのではない。無意味な残業が嫌いなのだ。
結局のところ、自分の意志に反して周囲の同調圧力に屈するのが嫌なのではないでしょうか。
自分で必要だと思うのであれば残業なんていとわない一方で、必要でないにもかかわらず周囲との協調を目的として残業することには嫌悪感を抱くのです。
おそらくほとんどの人は、その残業に意味があるのであれば進んで取り組むものです。
仕事そのものが嫌なのであれば転職しましょう。
仕事で時間を浪費する必要はありません。
転職相談にオススメのエージェント
残業には無意味な残業がある一方で、有意義な残業もあります。
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