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- 朝起きれない人
- 朝からダルい人
朝に気持ちよく起きる2つの方法
あなたも、毎朝気だるさや億劫さを感じて起きているのではないでしょうか?
アラームが何度かなってようやく目が開いたとしても、ベッドから起き上がるまでに時間を要して、ようやく起きるといった感じでしょうか?
もし少しでも朝の目覚めが良く成れば、その日一日を爽快に過ごせると思いませんか?
そこで、ここでは朝に気持ちよく起きる方法について紹介したいと思います。
爽快に起きるためには、こちらの2つのことをするだけです。
「〇〇時に起きる」と決めてから寝る
人生の目的を持って寝る
たったこれだけで気持ちよく朝目覚めることができるのです。
ということで、この2つの方法について詳しく説明していきましょう。
「〇〇時に起きる」と決めてから寝る
起きる時間を決めてから寝るようにすると、気持ちよく目覚めることができるようになります。
もちろん、いきなりこれで効果が出るわけではありませんが、1週間ほど行っていればアラーム無しに自然と起きることができるようになるでしょう。
そしてこのことは、ドイツのリューベリック大学の実験によって実証されました。
この実験で、15人の被験者を以下2つのグループに分けて3日間にわたって検証しました。
(1)朝6時に起こしますと伝えたグループ
(2)朝9時に起こしますと伝えたグループ
上記のように伝えた上で、どちらのグループも6時に起こしたのです。
その結果、(1)のグループは4時半頃からコルチゾールというストレスホルモンが分泌し始め、体内で起きる準備が行われていたため目覚めが良かったのです。
一方で、(2)のグループはコルチゾールの分泌無く起き、起きてから分泌が始まるためしっかり目が覚めるまで大分時間を要したのです。
これは、PERという脳内で作られるタンパク質が関係しており、この分泌が低下すると眠くなり、上昇すると覚醒に近づいていくそうです。
(ちなみにこのPERは、週に1回夜更かしするだけで狂ってしまうそうです。)
参照元 The Stirring Sound of Stress - Psychology Today
参照元 'Alarm clock' gene explains wake-up function of biological clock - ScienceDaily
アラームで起きると、どうしても強制的に起きることになり、起きてからストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が始まるため、余計に不快感を抱くのだと考えられます。
そのことからも毎朝の起床時間を決め、同じ時間に起きるようにするだけで、気持ちよく朝起きることができるようになるでしょう。
決めた時間に起きたとしても、十分に睡眠時間が取れていないと意味がありません。
人生の目的を持って寝る
もう一つの方法は、人生の目的を持つことで気持ちよく目覚めることができるようになります。
このことについては、こちらの実験についてご覧ください。
ノースウェスタン大学で、825名の高齢者に対してPSQIというテストを実施して睡眠の質を調べ、それと並行して人生の目的尺度というテストを行って「自身の人生にどれくらい目的を持って生きているか?生きてきたか?」も調べ、それぞれの相関を測りました。
その結果、人生に明確な目的を持っている人の方が睡眠の質が高く、かつ朝の目覚めも良いということが判明したのです。
このことからも、少なくとも自分の人生の目的を持って生きている人の方が、朝の目覚めが良くなると言えるでしょう。
またこの結果以外にも、以下のことも結果として現れました。
- 人生の目的を持っている人ほど、睡眠時の無呼吸症候群のリスクが軽減される
- 人生の目的を持っている人ほど、太りづらい
- 人生の目的を持っている人ほど、運動習慣があり、病気の予防につながる行動を取っている
このことから、何かしら人生の目的を持ってみても良いのではないでしょうか?
一方で、朝ちゃんと起きたいけど寝付けないということはありませんか?
目覚めの良い朝は人生にプラスに働く
毎朝、爽快に起きるだけで人生が変わるかもしれません。
以前「仕事で良い意思決定をする方法。誤った決断を下さないために【解説】」で、朝にネガティブ思考になるだけで認知機能が低下してしまうということを話しました。
朝の目覚めが良くないと、どうしても1日をネガティブな考えと共に始めがちになってしまいます。
しかし、朝に気持ちよく目覚めることができればその日1日をポジティブに捉えやすくなるでしょう。
そしてこれが何日も継続することで、自分の人生にもポジティブな影響を与えることができるはずです。
朝に気持ちよく起きる方法
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