












この記事を読んでほしい人
- 今の仕事が自分に適していないと思う人
- 今の仕事で自分の能力を活かせられていないと思う人
- 近いうち転職を考えている人
クロノタイプ別の仕事一覧
以前、こちらでクロノタイプについて紹介しましたが、ここでも簡単にまとめます。
クロノタイプとはいわゆる「体内時計」のようなもので、これにより生活リズムや性格まで決まっていると言われます。
そしてクロノタイプには4種類あり、動物の名前によって分けられています。
そして各タイプごとに、理想的な起床時間や就寝時間、仕事のパフォーマンスが発揮できる時間が変わってくるのです。
そのため、このタイプごとに能力を発揮しやすい仕事も変わってくると思われるわけです。
性格特性を診断する”ビッグファイブ”というものもあるのですが、ご存じですか?
ということで、ここからは各タイプごとに適した仕事を挙げていきます。
ちなみに、先に自分のクロノタイプを診断することをオススメします。
クロノタイプの診断はこちらからどうぞ。
※診断サイトは英語ですが日本語訳ページを設けましたので、そちらをご参照ください。
クマ型が適した仕事
このように、クマ型は午前に集中力が高まり、午後に創造性が高まる傾向があります。
加えて、好奇心とチャレンジ精神が旺盛なタイプだと言えます。
営業
親切で好奇心旺盛、開放的な性格という特徴があることから、営業職には適しているでしょう。
午前に顧客開拓や顧客回りをし、午後に提案を考えたりする営業職にはクマ型の強みが活かせるはずです。
特に午前に顧客と接触しやすいBtoB向けの営業がいいのではないでしょうか。
サービス・販売・外食
接客が主な仕事であるため、親切で開放的な性格はサービス・販売・外食関連の職種に適しているでしょう。
午後に創造的な業務を行うことが適していることから、午後にお客さんと接する機会のが多いサービス・販売・外食関連の職種に活かせるはずです。
企画・マーケティング・経営・管理職
新しいことに挑戦する意欲が高い特徴から、企画・マーケティング・経営・管理職は適しているでしょう。
また、計算や分析など黙々と行える能力も備わっていることから、裏付けがしっかりした発案ができるのではないでしょうか。
専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)
淡々と作業に集中し、一方で創造性を必要とする業務も行える能力を備えることから、複雑な業務が多い専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)に適しているでしょう。
午前から強みを発揮できることから、コンサルや金融といった朝が早い仕事に対しても対応することができるのではないでしょうか。
建築・土木技術職
朝~昼に能力が高まる傾向があることから、建築・土木技術職に適しているでしょう。
割と朝早くから始動し、午前中に重要な業務を行うことも多い建設業界などにおいては、早い時間帯を得意とする特性を活かせるのではないでしょうか。
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ライオン型が適した仕事
このように、ライオン型は起きてすぐに力を発揮しやすく、仕事に対しての持久力があります。
加えて、楽観的であることと同時にリアリストな面を持ち合わせるタイプだと言えます。
以下を見ると分かると思いますが、適した仕事はクマ型とほぼ同じです。
営業
楽観的で仕事熱心な特徴から、営業職が適しているでしょう。
どの業界でも断られることが当たり前である営業職において、楽観的な一面は打たれ強さとし活かせるのではないでしょうか。
特に人前でも物怖じしないことからも、BtoB・BtoC問わず活躍できるはずです。
事務・管理
現実的に物事を考えるというリアリストな一面もあることから、事務・管理職に適しているでしょう。
日中に眠くなることもあまりないため、淡々と行う必要のある事務・管理の仕事でもパフォーマンスを発揮できるはずです。
企画・マーケティング・経営・管理職
仕事熱心でバリバリ働くタイプから、企画・マーケティング・経営・管理職に適しているでしょう。
特に、経営など多忙を極めるような仕事にも耐性を持ち合わせている可能性が高いと思われます。
専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)
仕事熱心でバリバリ働けて、現実思考もあることから、専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)に適しているでしょう。
朝からパフォーマンスを発揮し、かつスタミナを持ち合わせていることから、人前で話したり、論理的に考えたり、ハードワークが割と多いこの職種において活かせるはずです。
建築・土木技術職
現実的に考えることができ、一方で楽観的な特徴は、建築・土木技術職に適しているでしょう。
朝が早く、屋外での作業もある建築・土木技術職においては、朝に強く、持久力があるという強みが活かせるはずです。
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オオカミ型が適した仕事
このように、オオカミ型は夕方~深夜に集中力が高まり、気分が乗ると力を発揮します。
加えて、創造性豊かでクリエイティブなタイプだと言えます。
企画・マーケティング・経営・管理職
創造性が高くクリエイティブな特徴は、企画・マーケティング・経営・管理職に適しているでしょう。
何かを生み出すことが得意なため、企画や経営という仕事に活かせ、感情的な側面もうまく使えばパッションを伝えて周囲を巻き込むことができるはずです。
サービス・販売・外食
夜に集中力が高まりパフォーマンスが発揮できることから、サービス・販売・外食に適しているでしょう。
特に夕方~深夜の時間帯がコアタイムとなるサービスや外食に関連した職種においては、他人とコミュニケーションを取ることにおいて強みを活かせるはずです。
Web・インターネット・ゲーム
創造性が高くクリエイティブであることから、Web・インターネット・ゲーム関連職に適しているでしょう。
特に革新的なものやサービスが求められるこの仕事においては、クリエイティビティーを存分に活かせるはずです。
クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)
創造性が高く発案や発信が得意な側面があることから、クリエイティブ職(メディア・アパレル・デザイン)に適しているでしょう。
メディアやアパレル、デザインなど、まさにクリエイティビティーが必須であるかのような仕事において、強みはもちろん、感情的な部分さえも糧になるはずです。
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イルカ型が適した仕事
このように、イルカ型は夕方~夜に力を発揮しやすく、継続的に取り組む力があります。
加えて、知的でこだわりがあるタイプだと言えます。
専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)
知性的で完璧主義という頭の良さから、専門職(コンサルタント・仕業・金融・不動産)に適しているでしょう。
多忙で寝る間も惜しんでハードワークをこなすこの仕事において、他のタイプと比べて必要とする睡眠時間が少なくていいのも強みとなるはずです。
ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)
神経質で物事にコツコツ取り組めるという特徴は、ITエンジニア職に適しているでしょう。
何かを調べたり、計算したり、試行錯誤したりといったことを愚直に行うことができるため、論理的に仕事を進める必要のあるこの仕事においては十二分に活躍できるはずです。
社会インフラを担う仕事でありミスも許されない点において、完璧主義という点も強みになります。
エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)
神経質で物事にコツコツ取り組めるという特徴は、エンジニア職に適しているでしょう。
何かを調べたり、計算したり、試行錯誤したりといったことを真面目に行えることは、仕組みを理解したり、品質をチェックしたりといったことが大事なこの仕事において役に立つはずです。
こちらも社会インフラを担う仕事でありミスも許されない点において、完璧主義という点がやはり強みになります。
素材・科学・食品・医療品技術職
完璧主義で地道に物事に取り組める特徴は、素材・科学・食品・医療品技術職に適しているでしょう。
研究的要素の強いこの職種において、単純な作業に真摯に向き合える性質が活かせるはずです。
技能工・設備・交通・運輸
愚直に単純作業に没頭できる能力は、技能工・設備・交通・運輸に適しているでしょう。
安全性やスケジュールといった点が重視されるこの仕事において、元から持ち合わせる真面目さが役に立つはずです。
医療・福祉・介護
神経質で完璧主義な特徴は、医療・福祉・介護といった職種に適しているでしょう。
特に安全管理が求められるこの仕事において、神経質なくらい細かいことや、完璧主義なくらいきっちりしていることはむしろ必須条件であるため、それらは能力として活かせるはずです。
教育・保育・公務員・農林水産・その他
コツコツ取り組むことができ、完璧主義なことは、教育・保育・公務員・農林水産に関する職種に適しているでしょう。
確実性や安全性、公共性が求められることが多いこの仕事において、真面目に愚直に取り組める姿勢は役立つはずです。
いかがでしたでしょうか?
自分に適した仕事を見つけることはできましたか?
もちろん100%正しいとは限りませんが、自分のパーソナリティに合った仕事を探すという点においては、有効なやり方だと思います。
※ここで記載した職種についてはリクナビNEXT、の職種を参考にしています。
自分に合う仕事を探す
「自分に合った仕事を探す」と言うと、自分が理想・希望とする仕事を探してしまいがちです。
しかし残念ながら、必ずしも自分が理想・希望とする仕事が自分に合うとは限りません。
それどころかむしろ、理想や希望とする仕事は自分には合わないことの方が多いのではないでしょうか。
そうしたことを踏まえると、やはり科学的・論理的に自分に合う仕事、つまり自分が活躍できる仕事を探すことが大事なのです。
そしてここで紹介したクロノタイプに基づいて仕事を探すということは、とても理に適っていると考えます。
事実、アメリカのバイオ医薬品企業AbbVie(アッヴィ)では、従業員がクロノタイプを活かした業務スケジュールを組んでいるように、少しずつクロノタイプを取り入れた働き方も出てきているようです。
AbbVie(アッヴィ)の取り組みについて、ニューヨーク・タイムズで紹介されています。
参照 New Office Hours Aim for Well Rested, More Productive Workers - The New York Times
つまり、今後は企業が積極的にクロノタイプを取り入れるようになれば、それを基にした業務を個々人に与えるというような動きも可能性としてはあるのではないでしょうか。
もしよければ、ビッグファイブという性格判断に基づいた適職診断もお試しください。
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ビッグファイブ理論を用いて適職診断をしてみよう!!【診断】
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あくまでも一つの方法として
クロノタイプで診断されたパーソナリティーに基づいて、その仕事の適性を論理的に判断できるとは思います。
しかし、「これが100%正しい」と考えてしまってはいけません。
なぜなら、クロノタイプによる仕事の適正判断はあくまでも一つの方法でしかなく、これ以外にも判断する方法はあるからです。
大事なことは、なんとなく自分に適した仕事を探すのではなく、論理的に考えて仕事を探すことだということなのです。
変化が激しい時代だからこそ自分の能力や特徴を活かせる仕事に就くことで、活躍し、さらに成長することにつながるのだと考えます。
仕事の適性を意識すると、逆に適正に”縛られて”しまうかもしれません。
転職をする場合、多くの人は転職サイトで求人を探します。
ただし自分一人だと、多くの求人をの中から自分の能力や経験、条件に見合う求人を探し、さらに面接日程の調整や労働条件、給与の交渉までを行うのはとても時間と労力が掛かります。
一方で転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
そのため、普段仕事で忙しくてもスムーズに転職活動に励めます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。