











この記事を読んでほしい人
- もっと社交的になりたい人
- もっと自発的・主体的になりたい人
- もっと人とのつながりを作りたい人
社交的になるための10の行動リスト
ここで紹介する「社交的になるための10の行動」とは、南メソジスト大学で行った実験で試された行動についてです。
10の行動の中で2つ~3つほど選び、15週間(約4ヶ月)行うだけで社交的(外向的)な性格に変わるということが確認されているのです。
もっと社交的な人になりたい。
そのため、もしあなたがこう思うのであれば、これを機に試してみてはいかがでしょうか?
それでは早速、紹介していこうと思います。
自分の社交的だと思われる行動を思い出す
1日の終わりに、その日取った行動の中で社交的だと思われる行動を思い出し、その行動のどこが気に入っていることを書き出します。
例えば、店員さんに御礼を言ったことや他人の落とした物を拾って渡したなど、ほんの些細なことで構いません。
よく行く場所で人に話かける
仕事帰りによるお店の店員さんや、よく訪れる取引先の受付の人などに話しかけます。挨拶や世間話程度で構いません。
気の利いた返答を考える
誰かとの会話や質問に際して気が利いていると思われる返答をいくつか考えて書き出します。特に内向的な人は発言する機会がないため、質問された時の返し方が分からないものです。
初対面の人に挨拶をする
初対面の人に挨拶をしてみます。始めて訪れるお店などで、店員さんに挨拶をし軽く雑談をしてみます。
しばらく会っていない友人に連絡をしてみる
半年以上連絡を取っていないような友人・知人に連絡をしてみます。電話じゃなくともメールでも構いません。
初対面の人へしたい質問を考える
初対面の人に尋ねてみたいことを考えます。できればオープンクエスチョン(YES/NOで答えられないもの)が良いです。あくまで考えたものをリストにしてみるだけでOKです。
ボランティアに参加する
ボランティアなどの利害関係のないコミュニティーに参加します。他人と何かを共に行うことが大事です。
誰かとスポーツをする
簡単にできそうなスポーツに友人や知人を誘って参加します。チームメンバーじゃなくとも参加できるフットサルやバドミントンなどもあるので、そういったものでも構いません。
質問に対して正直に答える
誰かから質問をされた時に相手を下手に慮って答えるのではなく、正直に答えます。特に内向的な人は自分を偽ったコミュニケーションを取りがちです。
自分の抱える大きな問題を友人に話す
まだ解決できていない自身の問題について友人や知人に話します。
これらが性格を社交的(外向的)にするための効果的な10の行動になります。
改めて、自分の性格を社交的(外向的)にしたい人は2つ~3つほど選び、約4ヶ月ほど試してみてください。
自分の性格を見つめ直してみてはいかがでしょうか?案外思っているのと違うかも?
性格が社交的になると?
中には、「別に社交的にならなくてもいい」と考える人もいるでしょう。
しかし、これを知ればその考えが変わるかもしれません。
スタンフォード大学経営大学院のよって行われた研究で、卒業生を対象に20年追跡調査し、成功する人とそうではない人の違いを調べました。
その結果、経済的に成功を収めている人のほとんどが社交的な性格だった(社交的になっていた)のです。
また、社交性という観点で、ある高校の学級(クラス)の人気ランキングの下位20%の人が上位20%に上がった場合にどのような変化があるのかを調べました。
すると、高校生の時点で人気ランキング下位20%から上位20%に移ると、40年後の収入が10%も上昇することが確認されています。
※あくまでも友達をたくさん作り、コミュニケーション能力を鍛えるだけです。
さらに、SWB(subject well-being:主観的な幸福度)の研究によると、外向的な人は一人になっても幸福度は高く、仮に内向的な人が外向性を装うだけでも幸福度が増すとのことです。
ただし一方で、内向的なことが必ずしもダメだというわけではなく、内向的であっても成功することはできます。
900人以上のCEOのパフォーマンスを評価した最近の研究によれば、内向的な人は外向的な人よりも投資家の期待を上回る働きをすることが多いという。さらに、非常に外向的な人は内向的な人に比べてトップの地位に就く可能性が25%高いが、内向的な人はより優れたリーダーになることが多いことが示されている。
これらのことから、自分がどのような人になりたいのか、そして目指す人物像に見合うパーソナリティーはどのようなものなのかを考え、社交的なのか内向的なのか決めるのが良いのではないでしょうか。
他人に親切な行為をすることでも社交的になれ、それ以外にも多くのメリットがあります。
社交性は後天的で身に付けられる
「人見知りだから…」
「引っ込み思案だから…」
自分をこのように思っている人であっても社交的になることは可能です。
もし社交的になりたいのであれば、それを促す行動を取ればいいのです。
性格は一生変わらないものではなく、いつでも変えることができるものです。
自分の性格を変えたいと思った時は、行動を起こしましょう。
性格だけでなく、考え方を変えることも生きる上で重要なことです。
-
-
不幸になるのはこんな考え方をしているから?!12のNGな思考法
続きを見る