










この記事を読んでほしい人
- 仕事でストレスが溜まっている人
- 休みは家でグダグダしている人
- 休みなのに何もすることがない人
会社が休みの日にすると良いこと7選
会社が休みの日に何の目的もなくダラダラ過ごしたり、ずっと寝ているという人は少なくないでしょう。
しかしせっかく会社が休みなのであれば、有意義な過ごし方をしたいですよね。
それに関連して、以前僕はこのようなツイートをしました。
◆「翌日からパワフルに過ごせるようになる」休日にすると良いこと
・本を読む
・瞑想する
・野菜を摂る
・早めに寝る
・日光を浴びる
・日用品を買う
・軽めに運動する
・ストレッチする
・長めに風呂に入る
・水をたくさん飲む
・新しい知識を入れる
・その日の計画を立てる
・草木がある場所に行く— ケイ THE 雑学📚+豆知識💡を発信中→誰かとの会話のネタにご活用ください。 (@mikaitabi) February 13, 2021
休みの日にこれらをすることで、リフレッシュするだけでなく、次の週の活力も得られるようになるのです。
そこで今回は、特にオススメの7つを紹介し、「なぜそれをすると良いのか?」を科学的見地に基づいて解説していきたいと思います。
それでは早速、会社が休みの日にすると良いことがこちらです。
休みの計画を立てる
休みの計画を立てることで休み中の満足感を高め、かつその満足感を持続できます。
ただし、その際には3つのCが重要だということがアイダホ大学の研究によって提唱されています。
Challenge(チャレンジ)挑戦
Contrpllability(コントローラビリティ)自分の思い通りに動く
Careful plammomg(ケアフル プランニング)綿密な計画を立てる
つまり、これらが含まれるように休みを過ごせる計画を立てると良いのです。
例えば、「休みは歩いて〇〇まで行き、□□で買物をして、△△でランチをする」というように、歩くというチャレンジ要素と、買物とランチというコント―ラビリティを伴ったプランを立てるという感じです。
仕事においてもしっかり計画を立てることは重要です。
本を読む
読書をするだけで、仕事で溜まったストレスを軽減できます。
それも、たった6分で。
サセックス大学の研究によると、音楽を聞いたり、コーヒーを飲んだりするよりも、ほんの6分読書をするだけで、68%ストレスレベルが改善されたとのことです。
これは、読書に没頭することで、ストレスによって興奮した脳の扁桃体という部分が鎮静化するからだそうです。
また、どうせ読書をするなら仕事に関連した本を読むのも良いかもしれません。
「休みの日にわざわざ仕事の関連書を読むなんて…」と思うかもしれません。
しかし、こちらの実験についてご覧下さい。
200人のサラリーマンに対して2つのグループに分け、ストレスに対する反応を調べました。
(1)普通のリラックス法を行うグループ
(2)自分の仕事の新しい技術や知識、テクニックを学ぶグループ
この結果、(2)自分の仕事の新しい技術や知識、テクニックを学ぶグループの方がストレスに強くなり、ずるい行動(ごまかしたり)が少なくなったのです。
ストレスに強くなる理由としては、(ストレス源に対処する)根本的な解決につながるためであり、また自己効力感を感じるためだと考えられています。
また子どもがいる人は、子どもへの読み聞かせでも自分のメンタルが改善されるようです。
瞑想する
瞑想することで、イライラやムカムカといったネガティブな感情を軽減することができます。
ちなみに「仕事で怒りを感じやすい人には〇〇のススメ。普段から〇〇をしてる?」で話しているのですが、座禅を組んで瞑想せずとも、皿洗いをするだけで瞑想効果(マインドフルネス)を得られるのです。
瞑想することで、脳の前頭葉という部分が活性化され、それにより感情を司る扁桃体の働きを抑制できるのです。
また、ただただゆっくり歩き、歩く行為に集中するだけでも瞑想効果を得られます。
右足が地面から離れる感覚に集中し、次に右足が前に出る感覚に集中をし、そして右足が降りる感覚に集中し、最後に右足が着く感覚に集中するというような感じで、最初は5分くらいから始めてみてください。
徐々に慣れてきたら20分くらいまで延ばしてみると良いでしょう。
不安感を払拭する「コーピング」という方法は知っていますか?
野菜と果物を食べる
野菜と果物を食べるだけでも、メンタル改善に効果があります。
リーズ大学やストックホルム環境研究所などによる研究によると、野菜や果物を1食分増やすごとにメンタル改善が促されるとのことです。
この研究では、5万人のイギリス人を対象に7年間定期的に観察をし、野菜や果物の摂取量とメンタルの関連性について調べたのです。
つまり、仕事がある日は外食やコンビニ弁当で十分に野菜や果物を食べていない人ほど、休みの日には意識して野菜や果物を食べることで、メンタルが改善されるはずです。
休みの日だけでも、外食やコンビニ弁当を控えれば節約になるかもしれませんよ。
早めに寝る
休みの日でも、早め早起きする方が良いでしょう。
休みの日だからこそ寝溜めしようという人がいますが、いくら長く寝てもあまり意味はありません。
睡眠不足=睡眠負債は溜まる一方で、寝だめ=睡眠貯蓄は溜まらないからです。
このことについて睡眠研究者は、「毎日同じ時間に寝て、毎日同じ時間に起きることが睡眠において最も重要なこと」だと話しています。
寝ることについては、普段の睡眠習慣にもよりますが、休みの日に寝すぎて昼夜逆転することは避けるべきでしょう。
公園を散歩する
公園などの草木がある場所を歩くだけで、メンタル改善の効果を得ることができるでしょう。
米国科学アカデミー紀要に掲載されている研究によると、90分間自然の中を歩いた被験者は、交通量が多い都市部を歩いた被験者に比べて、鬱病の原因となる反芻思考(何度も同じことを考えてしまうこと)が減ったとのことです。
この研究結果から、自然を感じる場所を歩くことで、仕事で抱えたストレスを解消することにつながるのではないでしょうか。
ちなみに、病室でも自然が見える窓際にいる患者の方が、そうではない患者よりも回復力が高いという研究結果もあることから、自然は良い影響をもたらしてくれるはずです。
仕事中は座りっぱなしの人は、休憩がてら少し散歩することをオススメします。
日用品を買う
日用品を買うだけで、メンタルが安定するのです。
ノースウェスタン大学の研究で、クリスマスの時期と普段において買物の傾向がどのように変わるかを調べました。
その中で、ストレスをかんっじている人ほど衝動買いが増えるという(多くの人が予想できるような)結果が出たのですが、一方で、仕事でストレスを抱えている人ほど、トイレットペーパーや洗剤といった日用品を買っていたのです。
これに就いて研究者は、「苦しく自己制御感を失った人が機能的なもの(日用品)を買う傾向があるのは、おそらく日用品には問題解決のイメージがあり、それが自分に自己制御感(コントロール感)を与えてくれるのだろう」とのことです。
仕事のストレスを抱えると、外食や買物で派手にお金を使いたくなる人はいると思いますが、そんな人ほどドラッグストアなどで日用品を買うようにしましょう。
休みすら取れないという人は、休める職場を探しましょう。
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些細なことで仕事のストレスは解消できる
仕事でストレスが溜まると、会社が休みの日に散財してストレス解消したくなります。
しかし、仕事のストレスはとても些細なことで解消できるのです。
本を読んだり、野菜や果物を食べたり、公園を散歩するだけでリフレッシュでき、かつ大してお金も掛かりません。
もちろん欲しい物があったり、やりたいことがあって大金を投じることは悪いことではありませんが、大した目的もないのであれば、ここで紹介したことを試して仕事のストレスを解消してみてはいかがでしょうか。
自分では気づいていなくても、ストレスが溜まっていることはあります。
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