仕事

【考察】「もう仕事を辞めたい」早期退職を考える新卒入社者の特徴

更新日:

 

辞めちゃうのかなぁ〜・・・。
キャリ子

 

 

KEI
どうかしましたか?

 

 

実は、新卒で入社してきた私の後輩なんですけど、まだ1年も経ってないのに仕事を辞めたいそうなんです・・・。
キャリ子

 

 

KEI
確かに入社半年頃になると、入社1年目の人から転職相談を受けることが多くなりますね。

 

 

新卒採用で入社して約半年、入社前にイメージしていた仕事像が打ち砕かれ現実を見たことで仕事から離れたくなるのでしょうか?
キャリ子

 

 

 

KEI
そうですねぇ。

実際これまでに新卒入社した人から転職相談を受けた体験をもとに振り返ってみると、早期退職を考える新卒入社者には共通した特徴があるものです。

 

 

 

共通した特徴ですか?
キャリ子

 

 

KEI
はい。
もちろん人によって原因は様々かと思いますが、新卒者が早期退職を考えたり、実際に早期退職に至る人は割と類似点があるようなのです。

 

 

ちなみにそれは、どんなことですか?
キャリ子

 

 

KEI
それでは、「早期退職を考える新卒入社者の特徴」についての僕の考察を話していきましょう。

 

 

 

早期退職を考える新卒入社者の特徴

新卒で会社に入ると、それまでとは全く異なる社会に足を踏み入れることになります。

 

 

学生生活とはまるで違う環境や立場、習慣といったものに面食らってしまうのは仕方がないことです。

 

 

しかしそのような中でも、すぐに辞める人とそうではない人がいるのはなぜなのでしょうか?

 

 

 

3つの特徴

早期退職に至るか否かに関しては、もちろん忍耐力やストレス耐性など、個々人の差にひもづく要因もあります。

 

しかし新卒者で早期退職を考えてしまう人には3つの特徴があるのです。

 

そこで、僕がこれまで相談に乗った新卒者で、早期退職したもしくは早期退職を考えた人に共通する3つの特徴について解説していきます。

 

 

入社した会社や仕事の事前調査不足

新卒者で早期退職を考える人のほとんどは、入社した会社や就いた仕事に対する下調べが不十分であると感じます。

 

まだ入社して3ヶ月~1年以内なのに、なぜ辞めたいのかと問うと、多くの人は「自分が思っていた会社・仕事とは違った」と答えます。

 

つまり”予想・理想と現実のギャップ”を感じてしまうのです。

 

社会人経験の無い新卒者にとっては、少なからずこのギャップはあるでしょう。

 

しかし、入る会社や就く仕事の下調べが不十分な人ほどギャップをより強く感じ、それが耐え難いものとなるのだと思うのです。

 

人は予想外のものに遭遇した時ほどストレスを抱えてしまう性質があり、下調べが不足している人ほど会社や仕事への予想を大きく裏切られてしまうのだと考えられます。

 

多くの新卒者は、就活時の企業選びの時点で誤った企業の選び方をしているのです。

参考 企業の選び方!企業選びで重要な3つのポイントとその解説

 

 

他人との比較

新卒者で早期退職を考える人に多いのは、周囲と比較してしまうことです。

 

同じ時期に揃って、友だちが別々の会社へ入社していきます。

 

すると、ほとんどの人は他の人たちの状況が気になるがために、話を聞いたりするものです。

 

すると、こんな話を耳にしてしまいます。

「俺の先輩はすごい良くしてくれて、仕事が楽しいよ!」

「私の会社は定時上がり推奨してて、残業もほとんどないんだ!」

 

当たり前ですが、会社によって環境は全く異なります。

 

しかし新卒者にとっては、能力ほとんど変わらず、同じ時期に会社に入った友人に対して羨ましい気持ちが芽生えてくるのです。

 

そして能力も大して変わらない自分も、「友人と同じような環境に身を置けるはずだ」と思うようになるのです。

 

このように他人と比較すると、”隣の芝が青く見えてしまう”のです。

 

自分以外の他人は何のために働いているのか知ることで、気づくものもあるかもしれません。

参考 【考察】「人が働く理由は何なのか?」少なくとも、食うためではない

 

 

プライベート重視

新卒者で早期退職を考える人ほど、プライベート重視という傾向が高いと感じます。

 

プライベートを重視することは全く悪いことではありません。

 

しかし、学生時代の頃と同じようにプライベートを充実させられるかというと、新卒者ほど難しいのではないでしょうか。

 

どうしても一人で仕事を完結できなかったり、色々な雑用を頼まれる立場であるため、なかなか自分だけで時間をコントロールするのが難しかったりします。

 

ほとんどの会社・仕事においてそのような状況が前提であるため、プライベートを重視したいという人ほど理想と現実のギャップにストレスを感じてしまうはずです。

 

ワークライフバランスも大事ですが、それより重視した方がいいものがこちらです。

参考 【理由】ワークライフバランスよりも職場で重視すべき6つのこと

 

 

 

入社したばかりで辞めたくなったら

先ほどのトピックでは、早期退職を考える新卒者の特徴について話しました。

 

 

しかしいずれにせよ、実際に新卒入社して間もないものの辞めたくなってしまうことはあります。

 

 

ではそんな時は、一体どうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

辞めたくなった人へのアドバイス

入社して間もなく辞めたいと思った人は、これから伝えることを試してみてください。

 

これをするだけでも、一度落ち着いて考えることができるはずです。

 

 

友だちに話を聞く

友達に話しを聞くことで、自分の状況が特殊ではないと認識できるでしょう。

 

先ほど”他人と比較”することは早期退職の気持ちを芽生えさせると言いましたが、それとは違います。

 

おそらく新卒者のほとんどが、仕事に対して何かしらの不満や不安を抱えているものです。

 

そのため、それを聞くだけでも「自分一人が不幸なんだ」という思いを抱かずに済むはずです。

 

何かに不満や不安を抱えて辞めたいという気持ちになると、どうしても一人だけで悩んでしまいます。

 

しかし他の人の状況を聞くことで、自分と同じような悩みを抱えながらも仕事を頑張っているという事実がもっとも励みになるのです。

 

案外、友達もいろいろと失敗しているはずです。他人の失敗談ほど心強いものはありません。

参考 「仕事の失敗談」みんなはどんな失敗をやらかしているのか?【紹介】

 

 

転職エージェントに相談する

転職エージェントを利用するもの一つの手だと思います。

 

友だちに話しを聞くのとは別で、その人が抱える不満や不安が妥当なものなのかどうかを教えてくれるからです。

 

入社間もない新卒が抱える悩みにおいては、誰もが経験するようなものもあれば、一方でその会社や仕事が不当であることが原因となるものもあります。

 

もしその悩みが会社や仕事が原因となるのであれば、それは転職しない限り解消されない可能性もあるからです。

 

そのため、自分の悩みが解消できるものなのか否かを知ることが大事であって、そのために転職エージェントに相談することはオススメです。

 

 

新卒・第二新卒が転職を考えるのであれば、こちら2つの転職エージェントがオススメです。

 

第二新卒など、20代の転職に強い転職エージェントがこちら。

20代・第二新卒・既卒の転職なら-マイナビ ジョブ20’s

 

 

 

スポンサーリンク


新卒者は辞めてもイバラの道

新卒入社して1年やそこらで辞めても、待っているのはイバラの道です。

 

 

当たり前ですが、大した経験も持っていない若者に対して企業は足元を見てきます。

 

 

そのため、今よりも大幅に状況が改善されるということはありません。

 

 

しかし、もしあなたが”不当な”状況”に身を置いているのであれば、その限りではありません。

 

 

そのため、まずはあなたの悩みが”どの程度”のものなのかを確かめることをオススメします。

 

早期退職を考えてしまう新卒者の特徴

入社した会社や仕事の事前調査不足

他人との比較

プライベート重視

 

 

もし転職活動をしたとしても、なかなか良い求人が見つからないのが現状です。

しかし、3つのポイントを見直せば希望に叶う求人に出会えるかもしれません。

【方法】転職したいのに求人がない時に試してみるべきことはコレ

続きを見る

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • この記事を書いた人

KEI

仕事やキャリア、生活などに役立つ情報を科学や雑学を交えて発信しています。 仕事の仕方、時間の使い方、コミュニケーション、キャリア形成、睡眠、食事、フィジカルケア及びメンタルケアなどを基にハタラクのアップデートを目指します。 プロフィールはこちら

-仕事
-, ,

Copyright© ハタラクを考えるブログ , 2025 All Rights Reserved.