
















この記事を読んでほしい人
- 職場で苦しんでいる人
- 転職を考えている人
- 働き方を変えたい人
ワークライフバランスよりも職場で重視すべきこと
ワークライフバランスの取れた職場というと、どんなものを思い浮かべますか?
おそらく、”残業がない(少ない)”、”有給休暇の取りやすさ”、”プライべートの充実”のようなことをイメージするのではないでしょうか?
しかし、これらを重視することは本当に幸せにつながるのでしょうか?
ちなみにあなたは自分が幸福だと思いますか?
職場において幸せにつながる6つの秘訣
僕の考えとしては、ワークライフバランスを重視して仕事をすることが幸せにつながるとは思いません。
なぜなら、ワークライフバランスは主に”時間の余裕を生み出す”ことにフォーカスされているだけだからです。
もちろん、自由な時間を持つことは有意義なことではあるものの、時間的な余裕を持つだけで本当に幸せになれるのでしょうか?
そうは言っても、「ワークライフバランス以外に何を重視したらいいの?」という疑問が湧きますよね。
それは、”お金”でしょうか?それとも”仕事内容”でしょうか?
正直、分からないですよね。
そこで興味深いデータがあるので紹介したいと思います。
このデータはglassdoorというアメリカの企業の口コミ情報を掲載した求人検索サイトが出したもので、「職場(仕事)で幸せでいるための6つの秘訣」と題しています。
そしてここではその6つのポイントについて紹介していきます。
科学的な考察に基づいた幸福な職場についても参考になるはずです。
異なるやり方で仕事をする
普段とは別のやり方で仕事(業務)を行う、もしくは別のことに取り組んでみることです。
そうすることで、普段と感じないような充実感を得ることができるのです。
仕事に”遊び”を取り入れることの効果って知っていますか?
メンターになる
誰か(若手や後輩)のメンターとなり教えることで、あなた自身が「なぜこの仕事が好きなのか」を思い出すきっかけになります。
加えて誰かをサポートすることは、あなた自身のモチベーションを上げ、一方で若い人からも学びを得られます。
新しいことを学ぶ
新しいことを学ぶことは、あなたの仕事に有益となるでしょう。
そしてそれによって時代から取り残されず、常に仕事の先端にいることにつながります。
未知の場所に行くことで、多くの新しいことを学べるものです。
他人とつながる
時々でも新しい人とつながることで、活力を得られるでしょう。
新たに人と出会い、仕事のことについて話すことで、創造性と協力者を得ることにつながるはずです。
同じ職場の人だけでなく、職場外の人とつながるには”兼業”がオススメです。
上司と話す
上司にあなたの仕事やキャリアの目標を伝えたり、新たな仕事やあなたの成果に対するフィードバックをもらうといいでしょう。
そうすることでメリットを得られ、結果的に仕事において幸せになるはずです。
どうせ上司と話すなら、気に入られるようなコミュニケーションを取りましょう。
自己管理をする
ビーチで過ごしたり、ピラティスをしたり、マッサージを受けたり、散歩したりと、休息(休暇)を取ることです。
定期的な休息(休暇)は身体を休ませるだけでなく、気分転換を促し、仕事へのか活力を取り戻させるでしょう。
自己管理とは、自分のモチベーションを高めることが最大の目的です。
それ以外にも重視すべきこと
ここまで、ワークライフバランスよりも重視すべき6つのポイントについ話してきましたが、実はこれら以外にも重視した方がいいものがあります。
それについても、ここで紹介したいと思います。
友人
これはブリガムヤング大学の研究によると、職場に友人が3人以上いることで、平均的な人よりも人生の満足度が96%も上がるそうです。
そのため、職場では人間関係を重視することはあなたが思っている以上に重要なことかもしれません。
If you can count at least three dear friends at the office, you are 96 percent more likely to be extremely satisfied with life in general…
(もし会社に少なくとも3人以上の親友がいたとすれば、一般的な人生の満足度が96%増すのです…)引用元 How To Make Friends Easily And Strengthen The Friendships You Have - TIME USA
ユーモア
ユーモアや冗談が言える職場の方が、心身に良い影響を与えるそうです。
当たり前かもしれませんが、明るく振る舞える人が多い環境の方がお互いにとってポジティブに作用するということではないでしょうか。
冗談が通じない職場というのは居づらいものです。
なぜワークライフバランスよりも重視すべきなのか?
ここまで”ワークライフバランスよりも職場で重視すべきこと”について話してきましたが、なぜこれらを重視すべきなのでしょうか?
なぜなら、その方が”仕事を通じて”幸福になれるからです。
これはあくまで持論ですが、ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」という意味からも、セーフティーネットの一種だと思うのです。
しかし一方で、この記事で紹介した”職場において幸せにつながる6つの秘訣”は、高次元のもなのではないかと思うのです。
こちらのマズローの欲求階層については知っているかと思います。
僕が考えるワークライフバランスが確保されている職場というのは、この図でいう低次の欲求(外的満足)なのです。
一方で、”職場において幸せにつながる6つの秘訣”を確保することは高次の欲求(内的満足)なのです。
メンターになる(自己実現欲求)
新しいことを学ぶ(自己実現欲求)
他人とつながる(承認欲求)
上司と話す(承認欲求)
自己管理をする(自己実現欲求)
もちろん、低次の欲求を満たすことで得られる幸福もあるでしょう。
しかし、人というのは欲深くあるので、すぐに低次の欲求では物足りなくなってくるはずです。
だからこそ、高次の欲求である”職場において幸せにつながる6つの秘訣”を重視した方が、より幸福な状態に近づけると考えるのです。
「自分はどんな働き方が適しているのか?」を知ることは、仕事の幸福度に結びつきます。
ワークライフバランスだけでは満足できない
先ほども言ったように人間は欲深いものです。
そのため、ワークライフバランスの取れた職場に身をおくだけでは満足できなくなってくるはずなのです。
より充実感を実感できる働き方をしたいのであれば、これらのことを追求していくべきでしょう。
あなたが職場においてこれらを実現することで、ワークライフバランスで得られる以上の幸福感を手に入れることができるはずです。
今の職場で変わる見込みがないのであれば、職場を変えるのも一つです。
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