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これを押さえておかないと、せっかく頑張って転職活動したとしても空回りに終わる可能性が高いと言えます。


この記事を読んでほしい人
- 自分が希望する求人が見つからない人
- なかなか応募に踏み切れない人
- これから転職活動する人
良い求人がない理由
先ほども伝えたように、転職活動したものの”求人がない”ということがあります。
僕も転職相談を受ける中で、人によってはまったく希望に見合う求人が見つからないなんてことがあります。
しかし、それには主に3つの理由が考えられます。
これは僕の経験上ですが、この3つのうちどれか一つにでも当てはまると”転職エージェントや求人サイトに登録したとしても求人が見つからない”可能性が高いと言えます。
良い求人がない3つの理由
”良い求人がない”3つの理由は、こちらです。
希望条件がキツイ
時期
会社の有無
それでは、これら3つそれぞれについて説明していきましょう。
希望条件がキツイ
転職するにあたって、希望する条件がキツすぎる(高すぎる)と良い求人には巡り合えません。
これには2つの状況があります。
- 希望条件がキツイために必然的に視野が狭まる
- 自分の能力以上の条件を希望していることで企業から見送られる
まず一つ目ですが、給料や休日、勤務地などの希望を高くしてしまいます。
すると、自ずとそれに満たない求人を避けることにつながってしまいます。
続いて二つ目ですが、転職者に職を選ぶ権利があるように、同じく企業も人材を選ぶ権利があります。
すると、良い条件の求人が一定以上の能力を持っている人材を選ぶのは必然であり、それに満たないと判断された転職者はふるい落とされてしまうわけです。
お金だけを理由に転職するのはオススメしません。
時期
求人の数が多い月と少ない月があります。
そのため、求人が少ない月に転職活動すると、希望する求人に出会えない可能性が高くなるのです。
こちらの図を見ると、求人が多いのは10月と1月で、逆に求人が少ないのは12月と5月というのが分かるかと思います。
引用元 中途採用に適した時期とは?データでみる繁忙期と閑散期の中途採用 - doda
例えば、ゴールデンウィーク明けに5月病などを理由に転職先を探したり、ボーナスもらった後に就職することを見込んで12月中に転職を探したりすると、状況的に求人が見つかりづらいということになります。
転職回数が多い人も、なかなか良い求人に出会うのは難しいものです。
会社の有無
希望する勤務エリアに会社がないことがあります。
例えば、あなたがIT業界での転職を考えていたとしても、そもそもあなたが住んでいるエリアにIT企業が存在しないなんていことがあります。
また、あなたに能力があり、年収700万円以上を望んでいたとしても、それだけの給与テーブルを持っている会社がそのエリアにないなんてこともあります。
こういったことは特に地方ではよくあることです。
実際に僕が転職相談を受ける中で求人を紹介できない場合、ここで挙げた3つの理由のうちいずれかが当てはまるケースが多いのです。
ごく稀に、良い求人がない3つの理由全てが当てはまる転職希望者がいますが、その場合その人に見合う求人が見つかる可能性は絶望的に低くなります。
地方在住や40代以上だと、希望に合う仕事がなかったりします。
良い求人に出会うためには?
では、良い求人に出会うためにはどうしたらいいのでしょうか?
基本的には先ほど挙げた「良い求人がない3つの理由」を考慮して、以下のような状態で転職活動を行うことがオススメです。
希望条件を絞りすぎない
求人が多い時期まで待つ
勤務地重視なのかその他の条件重視なのかを決める
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
良い求人に出会うための3つのポイント
この3つを念頭に転職活動することで、良い求人に出会う可能性は高まるはずです。
では、具体的にどうすればいいのかを一つずつ説明していきます。
ちなみに仕事の適正を考えすぎてしまうのもNGです。
希望条件を絞りすぎない
希望条件を拡げた方が、良い求人や良い会社に出会える可能性は高まります。
僕が相談に乗った人で佐藤さんという男性がいて、当初は給与条件を高く、なかなか希望に見合う求人がありませんでした。
そこで試しに給与条件を下げたところ、それ以外の希望に見合う求人がチラホラ出てきたのです。
そして「話だけでも聞いてみたらどうですか?」という僕の勧めで、2社ほど面接を受けてみました。
すると、そのうち1社の面接を受けたところ印象がとても良かったようです。
さらに、入社当初の給料は低かったものの昇給率が高いことから、2年ほど勤めれば希望給与よりも高い給料を得られる可能性が判明したのです。
その結果、佐藤さんはあっさりとその会社に転職することを決めたのです。
このように希望条件を緩和することで、いわゆるセレンディピティにめぐり会えるかもしれません。
転職活動にはスピードと量が重要です。
求人が多い時期まで待つ
これは単純に、求人が多く出る1月か10月に合わせて転職活動をすることです。
どうしてもすぐに転職しなければいけない場合は別ですが、もし”良い求人”があれば転職しようと考えているのであれば、下手に急ぐ必要はありません。
また、求人が多く出る時期の方が企業の採用熱も高いため、選考に合格する可能性も高くなるものです。
そのため、1月・10月に合わせて転職活動できるように、仕事をコントロールすることがポイントになります。
好況時と不況時も求人状況は全く異なります。
勤務地重視なのかその他の条件重視なのかを決める
先ほど伝えたように、そもそも希望する業種や条件が叶う会社があなたが想定する勤務エリアにない場合があります。
すると物理的に解決することは難しいため、事前に「勤務地なのかその他条件なのか」優先する方を決めておくのがいいでしょう。
求人を紹介されてから悩む人がいますが、そうするとそれを考えているだけで時間のロスにつながり、転職活動が不利になります。
特に奥さんや旦那さん、子どもがいる場合は、事前に相談することが必須だと言えるでしょう。
ちなみに、「求人が多い時期」や「希望する仕事に就ける会社の有無」などについては、転職エージェントが教えてくれます。
僕は転職する際には、転職エージェントに転職のタイミングや希望する仕事の有無など、細かいことを相談しました。
ちなみに、転職エージェントから良い求人を紹介してもらう方法は知っていますか?
さじ加減一つ
良い求人に出会えるかどうかは、あなたのさじ加減ひとつです。
この記事でも紹介した佐藤さんのように、試しに給与条件を緩くしただけで良い会社に出会えることもあります。
希望条件を持つことは必要ですし、それにこだわることも大事です。
最終的にその会社や職に就くかは、内定が出てからでも判断できます。
まずは、受けてみてはいかがでしょうか?
しかしそれに固執するがゆえに、本当はあなたの希望を叶える可能性のあった求人をみすみす逃してしまう可能性もまたあるのです。
良い求人に出会う3つのポイント
希望条件を絞りすぎない
求人が多い時期まで待つ
勤務地重視なのかその他の条件重視なのかを決める
もしかすると、探し方が悪いために良い求人が見つからないのかもしれませんよ?
転職をする場合、多くの人は転職サイトで求人を探します。
ただし自分一人だと、多くの求人をの中から自分の能力や経験、条件に見合う求人を探し、さらに面接日程の調整や労働条件、給与の交渉までを行うのはとても時間と労力が掛かります。
一方で転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
そのため、普段仕事で忙しくてもスムーズに転職活動に励めます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。