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この記事を読んでほしい人
- 相手からの返信(返事)が遅いとイライラする人
- 自分は返信(返事)が遅いと思う人
- 自分は返信(返事)が早いと思う人
「返信が遅い人は仕事ができない」の真意とは?
あなたも「返信(返事)が遅い人は仕事ができない」というようなことを耳にしたことはありませんでしょうか?
僕は「返信(返事)が遅い人は仕事ができない」について考えてみた結果、当たらずといえども遠からずだと思うのです。
もちろん、「返信(返事)が遅い=仕事ができない」とするのは暴論です。
しかし、このことについて色々な側面から考えると、結果的に”仕事ができない状態=チャンスを逃す状態”に陥ってしまうんではないかと思うに至りました。
つまり返信(返事)が遅いことで、様々なチャンス(好機)を逃してしまうがために仕事で結果を出せない、すなわち仕事ができないとなるのです。
「仕事が遅い」という人はこちらをチェックしてみてください。
なぜ返信(返事)が遅いとチャンスを逃すのか?
では、なぜ返信(返事)が遅いというだけでチャンスを逃してしまうのでしょうか?
これについては、以下の3つのことが関係していると考えました。
熱意
モチベーション
タイミング
返信(返事)が遅いことが原因で、これら3つを損ねるがゆえにチャンスを逃す結果となるのだと思うのです。
では、それぞれの理由について説明していきましょう。
熱意
まず熱意ですが、返信(返事)が遅いことで相手は「この人はあまりこの件に熱心じゃないのだな」と考えるようになります。
すると仮に後で返信したとしても、既に熱意を疑問視されているため、積極的な働きかけをなされることはなくなります。
例えばあなたが友人に、「次の休みに〇〇の映画を観に行こうよ!」と誘った際、友人からの返信(返事)が遅かったとしたら、「この映画には興味ないのかな?そもそも映画に行きたくないのかな?」と思うのではないでしょうか?
それと同じで、仕事においても返信(返事)が遅いと、その相手は返信を待つ相手の熱意を疑問視し、それにより相手の熱意も失われてしまうのです。
仕事では情熱を持って意思決定をすることは大事ですが、情熱だけではいけません。
モチベ―ション
次にモチベーションですが、これも熱意と似ていますが少し異なります。
返信(返事)が遅いと相手のモチベーションが下がってしまいます。
つまり、相手からの問いかけがあった時点では相手のモチベーションは高く維持されているものの、返信(返事)までの時間の経過とともにモチベーションが低下していってしまうのです。
返信者の熱意の有無とは関係なく、問いかけた者の熱意の問題だということです。
あなたにもあるとは思いますが、何かしようと思った際、行動に移すまでに時間が掛かってしまうとやる気が損なわれたことはありませんか?(「今日は筋トレしよう!」と思ったとしても、帰って食事をして、くつろいでしまっているうちに、筋トする意欲が無くなるようなものです。)
仕事でも返信(返事)が遅いと、その相手(相手からの誘いであったとしても)のモチベーションは下がってしまい、それにより事が進まなくなってしまうのです。
仕事のモチベーションを高めることは大事ですが、人によって高め方が異なるって知っていますか?
タイミング
最後はタイミングですが、返信が遅いことでタイミング=好機を逃すことは少なくないでしょう。
特に仕事では期限が定められている物事は多く、中には期限までの時間が限られていることもあります。
そのため、返信(返事)の遅れによってその機会を逃してしまうのです。
例えば有望な見込み客からコンペの依頼があった場合、それに対する参加連絡が遅ければ、いくら内容を吟味していたからいっても参加することはできません。
このように、返信(返事)が遅れることによってタイミング=好機を失う結果になってしまうのです。
長く仕事をしていると、一向にチャンス=好機が来ないなんて時期もあるものです。
「返信が遅い人は仕事ができない」は優先順位付けがうまい人には当てはまらない
ここまで「返信(返事)が遅い人は仕事ができない」のはチャンスを逃すからだということを伝えてきました。
しかし、仮に返信が遅くても仕事ができないわけではなく、むしろ仕事ができる人もいると考えられます。
「返信が遅くても仕事ができる人」はどういう人かというと、優先順位を付けるのがうまい人です。
これはどういうことかというと、仕事においては返信(返)を求められる人や案件というのは数多く存在します。
そしてその数が多い人ほど、全ての返信(返事)を早く行うことは無理です。
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そこで重要になるのが優先順位を判断することです。
これは、数多ある返信(返事)が求められる人や案件の中から、結果に結びつきやすい(結果を出せる可能性が高い)人や案件を見極めることです。
つまり、この優先順位を付ける判断力がある人であれば、優先順位の高い人や案件に対する返信(返事)は早く行い、それ以外へは遅くても仕事の結果は良いものになるはずです。
ただし、この優先順位付けができるようになるには、仕事でそれ相当の経験を積む必要があります。
そのため結果的には、仕事ができる(仕事で結果が出せる)がゆえに、(優先順位が低い相手や案件に対しては)返信が遅いということもありえるのだということです。
仕事ができる人ほど優先順位付けがうまいですが、一方で仕事ができない人は…。
総体的にみて返信が遅い人は仕事ができない
ここでは、「返信が遅い人は仕事ができない」の真意について話してきました。
ただ、総体的にみて返信(返事)が遅い人は仕事ができない人が多いと僕は思います。
先ほど話したように、返信は遅いものの仕事ができる人も一定数いますが、そこまで多くはないはずです。
むしろ仕事ができる人というのは返信後(返事後)に仕事の成果を出せるように動いていくものです。
そしてそのように動ける人はスピード感があるわけで、すると自ずと返信(返事)といったレスポンスが早いのが基本だと思うのです。
むやみに考えたり思い悩むことで返信(返事)が遅れることより、とりあえず返信(返事)をした上で考えたり思い悩んで仕事を進めていく人の方が、結果的にうまくいくのではないでしょうか。
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