











この記事を読んでほしい人
- 仕事のアイデアが浮かばず困っている人
- 何かしら思い付きを期待している人
- アイデアが枯渇した人
アイデアが思い浮かびやすくなるカンタンな方法
早速、アイデアが思い浮かびやすくなる方法を紹介していこうと思います。
しかしその方法が、例えばセミナーに参加したり本を読んだりだとちょっと面倒ですよね。
そのため、ここで紹介する方法は”ちょっとの時間で誰でもできる”くらい簡単な方法ですので安心してください。
アイデアや発想について、こちらの本が参考になるかもしれません。
5つの方法
アイデアが思い浮かびやすくなる方法は5つあります。
ここでは、僕もこれまでに試したことのあるものだけに絞りました。
散歩する
シャワーを浴びる
物思い(空想)にふける
制約を設ける
創造性の象徴を思い浮かべる
それでは一つずつ説明していきます。
ちなみに、アイデアが浮かびやすい時間帯は人によって違うのかもしれません。
散歩する
外に出ることでアイデアが思い浮かびやすくなります。
ある研究によると、15分~20分ほど散歩をすると、アイデアが思い浮かびやすくなるという結果がでています。
つまり、このくらいの時間であれば昼休みでもできるのではないでしょうか?
ちなみに、かの有名な小説家チャールズ・ディケンズも、散歩をアイデアの源にしていたそうです。
実際に僕も普段散歩をしていますが、散歩の効果はとても高いように思います。
サボるというのは悪いことのようにされてはいますが…?
シャワーを浴びる
シャワーもアイデアを浮かびやすくする助けになります。
ペンシルバニア大学のスコット・バリー・カウフマンは、「72%の人はシャワー中にアイデアが思い浮かんだ経験がある」と言っています。
また、アルキメデスが「エウレカ!(ひらめいた!)」と叫んだのがお風呂であったことからも、シャワーやお風呂はリラックスを促すためにアイデアが思い浮かびやすくなるのではないかと思われます。
瞑想なんかも試してみる価値はあります。
物思い(空想)にふける
物思い(空想)にふけることも、アイデアが思い浮かぶなる方法の一つです。
物思いや空想している間、脳は「拡散モード」というリラックス状態になるそうです。
そしてこのリラックスした状態によって想像が拡がり、型にとらわれないようなアイデアが思い浮かびやすくなるということなのです。
そのため、休憩するときに携帯など眺めず、ただただボーっとすることがオススメです。
物思いにふけってばかりでは元も子もありません。
制約を設ける
人は”制約(制限)”を設けた方がアイデアが湧きやすくなります。
例えば商品プロモーションを考える場合、自由な発想をするよりも、「予算は〇〇万円以内」、「使える媒体はAとBだけ」というように制限を設けた方がアイデアが出てきやすくなるのです。
資源が無限にあると、人は結局何をしたらいいのか分からなくなります。
一方で資源が有限だと、その状況に基づいて考えるようになります。
ちなみに制約(制限)を設けることについては、僕の実体験も交えてこちらの記事で話しています。
創造性の象徴を思い浮かべる
創造力が豊かな人を思い浮かべるだけでも、アイデアが出やすくなります。
以前、こちらの記事で「エンクローズド・コグニション(enclothed cognition)=服が人の意識や行動に影響を与える」ということを紹介しました。
それと同様に、例えばイーロン・マスクや孫正義を思い浮かべることで、実際に創造力が上がるということがいくつかの研究から判明しています。
こちらの記事では、VRによってアインシュタインに扮しただけで、認知タスクの成績が向上したということが示されています。
観葉植物を置くだけでも、アイデアが思い浮かびやすくなるようです。
アイデアが思い浮かばなくなる原因
ここまで「アイデアが思い浮かびやすくなる方法」について話してきましたが、一方でアイデアが浮かびにくくなる原因もあるのです。
ではその原因は何かと言うと、”忙しすぎる”ことです。
これからはしっかり自分の時間も持てる人の方が有利になるのです。
なぜ忙しすぎるとアイデアが思い浮かばなくなるのか?
なぜなら、脳に負荷が掛かる状態ではアイデアが出にくくなるからなのです。
ある実験で、7桁の数字を何度も覚えさせた人たちと2桁の数字を何度も覚えさせた人たちを比べたところ、7桁の数字を何度も覚えさせられた人たちの方が発想力が乏しかったそうです。
つまり、脳が一生懸命働いている人ほどアイデアが出にくくなると言えるでしょう。
また、「アイデアが思い浮かびやすくなる方法」の中で、”散歩する”、”シャワーを浴びる”、”物思い(空想)にふける”というものを挙げましたが、これらは全てリラックスすることにつながるのです。
心理学的にはボーっとする時間があることで”脳内のネットワークが再構築”されると言われており、この作用によってアイデアにつながるのだと考えられています。
仕事に飽きた時はアイデアが思い浮かぶきっかけになります。
この方法もアイデアにはつながらない
さらに、誰かと話し合うことでアイデアを思い浮かばせようとする人もいますが、科学的には効果がないと証明されています。
そのため、むしろ一人で考えた方が良いのです。
残念ながら皆で行うブレインストーミング(ブレスト)には効果がありません。
アイデアは時間を掛けても思い浮かばない
アイデアを出すには、アイデアが思い浮かびやすい状態や環境を作ることが大事なのです。
実際にはアイデアを出そうとすると、根詰めて時間をかけて考えようとする人がいます。
しかし、アイデアはいくら時間をかけても思い浮かぶものではないのです。
そのためアイデアが出ない時は、”アイデアが出やすい環境を作る”ことを試してみましょう。
アイデアが思い浮かびやすくなる5つの方法
特に、リラックスすることがアイデアにもっとも結びつくことを覚えておいてください。
一方で妙案が評価されないということはよくあります。でも、なぜなのでしょうか?
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