












この記事を読んでほしい人
- 職場に嫌いな同僚がいる人
- 同僚が嫌いで仕事に集中できない人
- 同僚が嫌いで仕事に行きたくない人
なぜ職場の同僚が嫌いなのか?
おそらく多くの人は、職場に嫌いな同僚がいるかと思います。
僕もこれまで異動や転職を経験する中でいくつかの職場で仕事をしてきましたが、どの職場にも程度の差はあれど「あの人のことが嫌い」という人がいたものです。
そして、嫌いな同僚と接するとストレスを受けるのはもちろんですが、本当に嫌いだと関わらなくとも同じ空間にいるだけでストレスとなるものです。
【いじわるな人には近づかない】
そんな人の側にいると自分も嫌な人になってしまうから。
・嫌な人の側にいると50%の確率で自分も嫌な人になる
・それは他人の負の感情に触れると脳の海馬の活動が低下するから
・ストレスを抱える人を見るだけで、ストレスホルモンのコルチゾールレベルが上昇する— ケイ THE 雑学📚ただ学術的雑学を呟くだけの人 (@mikaitabi) April 8, 2021
しかし同僚が嫌いだからと言って、異動願いを出したり、転職活動をしたりするのもバカげています。
(「『転職成功の条件とは?』それは〇〇感を持てるか否かということ」でも話しているように、結局どこに行っても嫌な人というのはいるからです。)
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
ちなみに、同僚が嫌いになる原因は大きく2つに分けられ、一つは同僚に原因がある場合で、もう一つは自分に原因がある場合です。
同僚に原因がある場合というのは、同僚が以下の様な人である場合です。
嫌味を言ってくる
情報を共有してくれない
常に上から目線で話してくる
全てを否定される
裏表が激しすぎる
ありもしない噂を流される
無視される
上の例で挙げたような理由である場合は、明らかにその同僚に原因があります。
ただ、明確な理由がないにもかかわらず同僚が嫌いだという場合は、自分に原因があると考えるべきです。
それはつまり、その同僚への嫉妬や恐怖といった感情を抱えているということです。
例えば、その同僚が仕事ができて周囲からチヤホヤされるような人物である場合、嫉妬心からその同僚に対して嫌いという感情が湧く可能性があります。
また、その同僚が自分の地位を脅かしたり、自分よりも早く出世すると感じた場合、恐怖心からその同僚に対して嫌いという感情が湧くかもしれません。
これらのように「同僚が嫌い」という背景には、同僚に原因がある場合と自分に原因がある場合の2つの可能性があると思うのです。
そのため同僚が嫌いだと感じた場合、嫌いだという感情の原因が同僚にあるのか自分にあるのかを明確にしないと、場合によっては理不尽な嫌悪感となって相手を傷つけてしまうかもしれません。
嫌いな同僚への対処
ここまで「なぜ同僚が嫌いなのか?」について話してきましたが、いずれにしても嫌いというネガティブな感情で仕事をするのはストレスが溜まるものです。
しかしだからと言って、嫌いな同僚をどうにかしたり、自分が異動や転職をするというのもそう簡単ではありません。
では、どのようにして嫌いな同僚=嫌いという感情を対処するかというと、”受け流す”のです。
もちろん程度の問題ではありますが、同僚が嫌なヤツで、先ほど挙げたような嫌味や上から目線という行為をしてきたとしてもスルーしてしまうのです。
もし同僚が意地悪や気に障るようなことをしてきたとしても、「はいはい」という感じでスルーされ続ければ、同僚も自分の行為の稚拙さや虚しさに気づいていずれ止めるかもしれません。
また、嫌な同僚が目に入るだけで嫌なのであれば必要以上に近づかず、声を聞くのも嫌なのであれば(できるなら)音楽やラジオを聴くなどしてシャットダウンしましょう。
受け流せるかどうかは技術(スルースキル)であり、スルースキルが高い人ほどストレスに対して耐性が強いものです。
ちなみに仏教徒はスルースキルが高いとされており、それは彼らの濃構造は思考を司る前頭葉前半部が活性化しやすく、大脳の機能の偏りがないため不安感を感じにくいからだと言われています。
そのため、原因が同僚・自分のどちらにあっても、「同僚が嫌い」という感情が湧き起こった場合は受け流しておきましょう。
自分の世界に入り嫌いな同僚を自分の世界から追い出してしまえば、ネガティブな感情が起こる回数も減ると思います。
ただし、ハラスメントになるような行為にはそれ相当の対応が必要になるので、その場合はこちらの記事が参考になるかもしれません。
「嫌い」という感情は誰にでも、そしてほんの些細なことでも芽生えるため、それを防ぐことは難しいものです。
しかし、その感情の原因となるものに蓋をして見聞きしないようにできれば、その感情も自ずと治まり消えてしまうかもしれません。
特に、下手に事を荒立てず穏便に過ごしたいのであれば、自分のスルースキルを高めることが最善策かと思います。
他人を変えることは難しいですが、自分を変えることは案外簡単なものです。
嫌いという感情は自己処理できる
「嫌い」という感情は自分で処理できるものです。
理由はどうあれ、嫌いという感情が湧いてしまうのは人間であれば仕方のないことです。
しかし、その感情に振り回されてしまうことがいけないことなのです。
嫌いという感情に振り回されてしまうと、仕事の生産性が低下したり、他の人との人間関係にも悪影響が及ぶなど、良くないことが起きてしまいます。
そのため嫌いという感情が湧いてしまった場合は、嫌いな相手ではなく、自分の感情に対処するよう働き掛けると良いのではないでしょうか。
自分の感情に振り回されないようなメンタルを手に入れるには、瞑想がオススメです。
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