









この記事を読んでほしい人
- 気づいたらお金が減っている人
- 買物をして後悔することが多い人
- つい無駄なことにお金を使ってしまう人
僕が実践している「お金の使い方のルール」とは?
僕はこれまで10年間、収入の30%~35%を貯蓄や投資に回してきました。
これは、収入が多いときも少ないときも変わらずです。
つまり、手取り収入20万円の時でも、6万円以上は確保していたということです。
(物価の高い東京にいた頃からです。)
もちろん、その分生活は厳しくなるのですが、やってできないことはない範囲だと思います。
ではどのようにしてそれを実践していたかというと、厳格に「お金の使い方に関する3つのルール」に従っていただけです。
お金の使い方の応用編はこちらをご覧ください。
お金の使い方に関する3つのルール
3つのルールに則ることで、同じように収入の30%~35%を貯蓄や投資に回すこともできるはずです。
その3つのルールがこちらです。
ルール1.先に確保する金額を別口座に入れる
ルール2.月の予算を立てておく
ルール3.なるべくお金を崩さない
ということで、この3つのルールについて解説していきます。
ルール1.先に確保する金額を別口座に入れる
よく聞く話ですし、実際に行なっている人も結構いるかと思います。
例えば、給料が手取り20万円だとしたら、給料が振り込まれたタイミングで30%に当たる6万円を、”給料が振り込まれる口座とは別の口座”に入れます。
そして、給料が振り込まれた口座に残ったお金を、当月の生活資金として使っていきます。
振込み手数料に関しては、手数料無料や手数料キャッシュバックのあるネットバンクであれば掛かりませんので、給料が振り込まれる口座として使うことをオススメします。
そして、30%分のお金を振り込む口座としては、できれば定期預金やコンビニなどで気軽に下せない金融機関のものなど、引き出すのにちょっと面倒なものの方が良いでしょう。
引き出しにくくすることで、貯蓄口座に手を出してしまう可能性を防ぐためです。
お金がないということは、別の意味でも怖いことなのです。
ルール2.月の予算を立てておく
その月に「一体何に対していくら使うのか」をあらかじめ決めておくことです。
具体的に言うと、例えば「家賃に6万円、食費に2万円、通信費に1万円・・・」、という感じで、生活費に内在する各項目ごとにその月に使える金額予算を振り分けていくのです。
これを行なうメリットとしては3つあります。
使える金額を把握することで、使いすぎの予防になる
予算オーバーした時に算超過の原因を把握し、それ以降の無駄遣いの予防ができる
継続することでお金を使うタイミングを認識でき、長期的な貯金計画を立てられる
このようなことからも、月の予算を立てておくのは重要なことなのです。
予算目標を達成するためには計やはり使用計画が大事です。
ルール3.なるべくお金を崩さない
これはすごく単純で、なるべく大きい金額のお札を持ち、それを崩さない(使わない)ようにすることです。
ちょっと想像してほしいのですが、財布の中に一万円が入っている場合と千円札が10枚入っている場合、一万円の方が使うのをためらうのではないでしょうか?
一万円札や五千円札などの金額の大きいお札を持つことで、自然と「それを使いたくない」という心理効果を自分自身に持たせることできます。
そしてそれが、ちまちました無駄遣いを未然に防ぐことにつながります。
貯金の目標金額も、あまり大きい金額を掲げない方がいいかもしれません。
ルールにおいて気をつけること
ここまで「お金の使い方に関する3つのルール」について伝えてきましたが、一方でこのルールを運用する上で気をつけるべきこともあります。
これから伝えるポイントに気をつけないと、無意識のうちにルールを破ってしまったり、解釈を変えてしまうことになってしまう可能性もあります。
ちなみに他の人はどんなことにお金を使っていると思いますか?
ルールを運用する上で気をつけること
気をつけるべきことは2つあります。
収入が上がっても確保率は変えない
自分の価値観を明確にしておく
ルールを運用する場合は、この2つのことに気をつけなければなりません。
それでは、それぞれについて説明していきます。
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収入が上がっても確保率は変えない
あくまでも、当初決めた貯蓄率(給与の内〇%を貯金する)を変えてはいけません。
ほとんどの人は収入が上がると、その分多く使ってしまいます。
当たり前ですが、頑張って収入UPさせたのに使う金額がそのままじゃモチベーションUPしません。
だからこそ、貯蓄”率”を守るようにすればいいのです。
ただこの軸が無くなってしまうと、ルール1(先に確保する金額を別口座に入れる)の金額が定まらなくなり、その時々の感情に任せてしまうことで貯金額が上下してしまいます。
そうすると、結果ルール1を守れなくなってしまいます。
お金を使う際には、「賢い使い方なのか?」ということを自問しましょう。
自分の価値観を明確にしておく
「自分が何にお金を使うのか」ということを、はっきりさせておくことです。
つまり価値観が明確であれば、お金を使うポイントと使わないポイントを区別できます。
すると無駄遣いを防ぐと共に、ルール2(月の予算を立てておく)の予算立てもしやすくなります。
ちなみに僕は旅行が好きなので、旅行に使うお金は惜しみません。
しかし、その分モノに対して執着がないタイプなので、服や靴はほとんど買わず、これまで車や家を持ったこともなく、結婚して子供がいる今でも変わりません。
このように、自分の価値観をしっかり把握することでお金を使う目的が明確になり、何となくお金を使ってしまうということがなくなるはずです。
ただし価値観は変化するため、定期的に自己確認することをオススメします。
収入が上下しても、気分は上下させない
この2点を気をつけることで、仮に収入が上下してもルール通りにお金を使えます。
ほとんどの人は、収入が上がると気分が大きくなります。
すると、お金があるがゆえに貯蓄をしなくなったり、余計なものや不要なものにお金を使ってしまいます。
そのため、いかにして誘惑や気の緩みから散財してしまうことを防げるかが重要です。
お金を貯めるなら節約は大事です。ただし効果的な節約ならばですが。
お金のルールを作ろう
重要なことは、お金のルールを設けることです。
ルールがあれば、自分の状況を踏まえた上で有効なお金の扱い方できるようになります。
なぜなら、ルールを設定することでお金に対しての注意力や応用力が上がり、必然的に貯金ができるようになるからです。
自分なりの「お金のルール」を決めて、お金を貯めましょう。
ポイント
先に確保する金額を別口座に入れる
月の予算を立てておく
なるべくお金を崩さない
なぜかお金が貯まらないという人は、ある心理作用が原因なのかもしれません。
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【理由】「いつの間にかお金が減る」ある心理作用が原因なのです。
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