










この記事を読んでほしい人
- 上司と馬が合わない人
- 上司が苦手な人
- 上司が嫌いな人
合わない上司との距離の取り方
以前紹介した「『絶妙に嫌いだ…』我慢できなくはないが、嫌いな上司の4つの特徴」で挙げている上司のように、どうしても合わない上司というのはどこの会社にもいるものです。
そしてそのような馬が合わない上司が自分の上司となった日には、仕事が憂鬱なものへと一変してしまうでしょう。
では、合わない上司と仕事を共にするようになる度に異動願いを出したり、転職活動をするかといえば、それは現実的ではありません。
そこで重要なのが、上司との距離の取り方なのです。
ただし、こういう上司には距離の取り方は通じません。
2つの距離の取り方
距離を取るにあたって大事なことは、”付かず離れず”ということです。
近づきすぎないこと、離れすぎないこと、この2つの距離感をうまく取ることで必要以上に仕事を共にすることや不必要に見放されてしまうことを避け、合わない上司との”安定した関係”を構築できるのです。
では、どのような距離の取り方をすればいいのか、ここでは2つの距離の取り方について説明していきます。
もしかすると面倒な処世術だと思う人もいるかもしれませんが、ここで紹介する方法は誰でも簡単かつすぐにできる方法です。
しかし、その効果は大きいものですのでご安心ください。
2つの方法をバランスよく使うことで、合わない上司との適度な距離感が保たれ、当たり障りのない関係が構築できるはずです。
誰が上司になるかは、仕事をする上で極めて重要な事項です。
近づきすぎない
合わない上司との距離感の取り方における一つ目のポイントは、近づきすぎないことです。
そして近づきすぎない状態を築くために有効な方法は「スマホ(携帯)をしまわない」ことです。
これはどういうことかというと、上司と話をする際に何気なく(自分の)スマホを視界に入るようにするのです。
経験したことがあるかと思いますが、誰かと話をしている時に相手がスマホを自分の見えるところに置いていると、そのスマホに意識が持っていかれて集中できないということはありませんか?
実は、人は視界にスマホ(携帯)が入ると集中力が削がれて注意力が散漫するのです。
さらに、相手の目の前でちょっとスマホをいじっただけでも、相手は孤独感を抱くとも言われています。
このように、スマホを上司の視界に入るような状態でコミュニケーションを取るだけで距離を置くことにつながります。
ただ、さすがに上司の目の前でスマホをいじりながら対話することは止めた方がいいとは思いますが。
合わない上司であるがゆえに良く魅せようと必要以上に距離をつめようとしてしまい、いいように使われてしまうので注意しましょう。
離れすぎない
合わない上司との距離感の取り方における二つ目のポイントは、離れすぎないことです。
そして離れすぎない状態を築くために有効な方法は「一歩近づいて話す」ことです。
これはどういうことかというと、上司と話をする際に自分から一歩分だけ近づいて話すだけです。
人は相手との距離か近いだけで、「この人とは仲が良いのだ」という錯覚を覚えるのです。
そして、この一歩近づいて話すことを継続することで、相手にはその錯覚が現実として定着していくのです。
もちろん、違和感を与えるほど近づきすぎる必要はありませんので、あくまで普段話をするときよりも一歩分だけ近づくだけで大丈夫です。
合わない上司だからといって下手に距離を取りすぎると、上司から見捨てられ、いくら仕事を頑張っても評価されなくなるので注意しましょう。
上司や同僚に気に入られる方法も知っておいて損はありません。
合わない上司も所詮人の子
合わない上司も所詮は人の子です。
何が言いたいのかというと、どんな上司であっても悩みや迷いを抱くし、恐怖や緊張も感じるものです。
上司であるがゆえに部下の手前、平静を装っているだけで、部下に対して疑心暗鬼になっているのです。
つまり、あなたと同じように感情を持ち、感情に左右される上司なのであれば、部下であっても上司をコントロールすることは不可能ではありません。
合わない上司であれば、うまく距離感を取ることが上司をコントロールすることにつながるのです。
上司の良し悪しで仕事のパフォーマンスは大きく変わってきます。
合わない上司が対人力を高めてくれる
改めて、合わない上司と仕事を共にするには気が滅入るものです。
しかし、合わない上司だからこそ対峙することで対人力が高まるとも言えます。
何事でもそうですが、自分が苦手とする人と接することで他人への対応力が身に付くものです。
すなわち、合わない上司をコントロールできるようになれば、一段どころか二段も三段も対人力が高まることにつながるのではないでしょうか。
対人力を得られるどころか、失うものばかりの職場には気をつけましょう。
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