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【紹介】「これからはIQよりEQの時代?」人生を豊かにする指標

投稿日:

 

 

KEI
以前、僕はこういったツイートをしたのですが、EQって知っていますか?

 

 

EQ…。何ですか、それ??
キャリ子

 

 

 

KEI
実はこのEQ、これから仕事でも生活でも重要になってくるものなのです。

 

 

 

え?!そんな重要なものなんですか??
キャリ子

 

 

KEI
そうなんです。
KEI
これまでは、一般的に知られているⅠQが広く活用されてきましたが、今後はこのⅠQ以上にEQの重要性が認知されてくると思われます。

 

 

IQみたいなものなんでしょうか?
キャリ子

 

 

KEI
いわば、心のIQですね。

 

 

心のIQ…???
キャリ子

 

 

KEI
ということで、早速「これからの時代に重要な指標であるEQ」について話していきましょう。

 

この記事を読んでほしい人

  • コミュニケーションが苦手だという人
  • 共感力が低いと言われる人
  • 感情的な人

 

 

EQとは?

 

ところでこのEQ、もしかするとこの言葉だけは聞いたことがあるという人もいるかと思います。

 

 

でも実際にどういったものなのか、いまいち分からないですよね。

 

 

ウィキペディアを見てみると、このように書かれています。

心の知能指数(こころのちのうしすう、英: Emotional Intelligence Quotient、EQ)は、心の知能 (英: Emotional Intelligence、EI) を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指す。

引用元 心の知能指数 ー ウィキペディア

 

要するに、EQとは「自分や他人の感情を読み取り、自分の感情をコントロールする力=対人能力」のことだと言えます。

 

 

 

EQの4つの能力

 

そしてこのEQは細かく分類すると、4つの能力から成り立っているのです。

感情の識別

感情の利用

感情の理解

感情の調整

 

各能力について詳しく説明していきます。

 

怒りっぽい人ほどEQについて学ぶと良いかもしれません。

参考 仕事で怒りを感じやすい人には〇〇のススメ。普段から〇〇をしてる?

 

 

感情の識別

自分や他人の感情を認識する能力です。

 

この能力が高い人は、空気を読むのが上手いでしょう。

 

一方でこの能力が低い人は、無頓着だったり、強引だったりします。

 

 

感情の利用

自分の感情をその状況に合わせて適切な状態にし、問題解決に努められる能力です。

 

この能力が高い人は、他人と協調でき、モチベーション管理が上手でしょう。

 

一方でこの能力が低い人は、コミュニケーションが苦手で、モチベーション管理が下手でしょう。

 

 

感情の理解

自分や他人がその感情を得た理由を把握し、その感情の変化を推し量る能力です。

 

この能力が高い人は、相手の感情の先読みができ、説得が上手いです。

 

一方でこの能力が低い人は、人をイライラさせやすく、空気を悪くしていることに意識が及ばなかったりします。

 

 

感情の調整

他人の感情に働きかけるために自分の感情をコントロールする能力です。

 

この能力が高い人は、良好な人間関係が築けて、周囲から人格者と思われます。

 

一方でこの能力が低い人は、周囲とぶつかりやすく、周囲を気にしない行動をとってしまいます。

 

EQが高い人は、往々にして根回し力にも長けています。根回しテクニックは知っていますか?

参考 【解説】「根回しは必要?」仕事をうまく運ぶ戦略的な根回しの方法

 

 

ただ空気を読むということではない

 

つまりEQというのは、感情に基づいたこれら4つの能力が組み合わさったものです。

 

ちなみに、単純に「空気を読む力」というとらえ方をしてしまいがちですが、本質的には「空気を読んだ上で行動につなげられる力」です。

 

そのため、ただ空気を読んで押し黙るのとは異なります。

 

 

 

EQの効果

 

ここまでEQについて話してきましたが、では一体どのような効果があるのでしょうか?

 

 

EQが高いと、仕事においては年収が上がったり、リーダーシップをとる機会を与えられる可能性が高まり、また普段の生活においても他人から好かれ、良好な人間関係を築ける可能性が高まります。

 

 

こちらをご覧ください。

ドイツのボン大学の研究※3で、142名の男女を対象に共感能力を測るテストにより全員のEQを測定し、それぞれの上司・同僚・部下たちに普段の仕事ぶりや印象を調査しました。

その結果、同僚や上司から仕事ができる人だと思われている評価されている人ほどEQも高い傾向がありました。さらには、年収も高かったのです。

EQテストセンター『TalentSmart』の調査では、社会で活躍するハイパフォーマーの9割はEQが高く、平均年収も3万ドル(約325万円)高いとわかっています。

他人の感情をつかむ能力と年収の高さには強い相関関係がみられるということです。他人の感情をつかむ能力が高い人ほど、組織内での立ちまわりがうまく、結果、「より出世しやすくなる」ということです。

引用元 「先進技術」VS「情操教育」!?これからの時代に活躍するエリート教育への興味関心と実態調査 ー excite.ニュース

参照 It pays to have an eye for emotions: Emotion recognition ability indirectly predicts annual income ー Wiley Online Library

参照 TALENTSMART

 

これらの研究や調査結果からも、EQによる効果はとても大きいものだと言えると思います。

 

 

したがってEQを高めることで、仕事や普段の生活が豊かになり、人生をより良いものにできるはずです。

 

 

しかし、EQを高めるにはどのようにしたらいいのでしょうか?

 

EQだけでなく笑顔もすばらしい人は対人能力がずば抜けていると言えます。

参考 面接での笑顔の重要性とは?効果的な笑顔とは?【解説】

 

 

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EQの高め方

 

EQは仕事や生活においてもとても重要なものだということを説明してきましたが、ではどうやってEQを高めたらよいのでしょうか?

 

 

EQの高め方を調べてみると色々とその方法が出てきたのですが、より簡単で自分一人でもできる方法を3つ挙げます。

内省

観察

瞑想

 

この3つを行うことで、EQを高めることができるはずです。

 

EQの高さは性格に関連します。あなたは自分の性格を本当に分かっていますか?

参考 【診断】ビッグファイブ理論!コレであなたの本当の性格が分かる?!

 

 

「内省・観察・瞑想」によるEQの高め方

 

ではこの3つをどのようにしたらよいのでしょうか?

 

一つずつ説明していきます。

 

 

 

内省

EQ Applied: The Real-World Guide to Emotional Intelligence(EQ応用編:心の知能指数のリアルワールド・ガイド)』の著書であるJustin Bariso氏は、自身の内側に目を向ける重要性について述べています。

私の気分は、私自身の思考や判断にどのような影響を及ぼしているか?

自分のコミュニケーション・スタイルと、それがほかの人に与える影響を、どのように説明するか?

私をイラつかせるのは、他人のどんな特徴か? それはなぜか?

自分が間違っている時、それを認めることに難しさを感じるか? それはなぜか?

私の長所は何か? 短所は何か?

引用元 成熟した心を手に入れる。「心の知能指数(EQ)」を高める方法 ー lifehacker

 

自分に問いかけ自身の感情を観察することで、その感情が起こる原因を特定することができるようになります。

 

内省することによって、自分の感情のコントロールする力を上げることにつながります。

 

 

観察

人間観察をすることで、「なぜその人はそのような感情を抱いたのか?」という因果関係を推測することができるようになります。

 

他人の感情を推察することは、それが正解か不正解かは関係なく、相手の感情を読み取ろうとするクセ付けをすることにつながります。

 

これによって、他人は”どのような感情を持つのか?なぜその感情を持つのか?”という感情を認知し理解する力を上げることができます。

 

 

瞑想

また、EQの概念を世に広めた心理学者ダニエル・ゴールマンが提唱していて、かつGoogleでも導入しているのが瞑想です。

 

瞑想をすることで、自分自身の理解が促進され、また他人への親切心が芽生えるということです。

 

つまり、自分に余裕を持ち他人をサポートすることは、自信の感情のコントロールと活用であると言えます。

 

瞑想について興味深い記事がありましたので、ここで紹介します。

 

あなたは瞑想の効果を知っていますか?

参考 瞑想がもたらしてくれる6つの効果とは?瞑想があなたを変える【紹介】

 

 

その他のEQの高め方

先ほど挙げた方法以外にもEQを高める方法があり、人によってはこちらの方が手軽で簡単かもしれません。

 

まずはこちらの実験について見てください。

オクラホマ大学の実験で、100名の学生を2つのグループに分け、賞をとった人間の心の揺れ動きのあるドラマを見た場合とドキュメンタリー番組を見た場合で比較した。

そして、それぞれ番組を見た後に全員の共感能力を調べるテスト(いわゆるEQテスト)を行った 。

その結果、ドラマを見た学生はドキュメンタリーを見た学生に比べてEQスコアは高くなっていた。

参照 手軽にコミュニケーション能力を高めたいなら海外ドラマを見るといいかもよ - Paleolithic Man パレオな男

 

ちなみに、登場人物の感情の揺れ動きがしっかりあり人間関係が如実に見えてくるような良いドラマを見ることでコミュニケーション能力が高くなるらしいため、割とシリアスなドラマに限定されるかもしれませんね。

 

小説を読むことで、登場人物の感情を読み取るなんてのもいかがでしょうか?

参考 「読書で意外なメリットが?」読書することで〇〇になるかもしれない

 

 

感情を意識する

 

これからは、自分の感情と他人の感情に影響を与えることが特に重要視されるでしょう。

 

 

日本もこれからは様々な国、人種、地域の人と共に仕事や生活をしていく機会が多くなっていくはずです。

 

 

そのため、これまで以上に感情的になってしまったり、感情的な人と相対することもあるでしょう。

 

 

そこで良い状態を築き、仕事や生活をしていくためにEQを高めていくことが求められるはずです。

 

 

EQを高める方法

 

 

今後は仕事・生活において”クロノタイプ”も重要になってくるでしょう。

【診断】クロノタイプに合った生き方を!人生を豊かにするために

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KEI

仕事やキャリア、生活などに役立つ情報を科学や雑学を交えて発信しています。 仕事の仕方、時間の使い方、コミュニケーション、キャリア形成、睡眠、食事、フィジカルケア及びメンタルケアなどを基にハタラクのアップデートを目指します。 プロフィールはこちら

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