【時間がないなら動画で聞き流し】
しかし、できることなら出世を目指すことオススメします。
この記事を読んでほしい人
- 出生を望んでいない人
- 出生に興味がない人
- 出世したい人
出世を目指した方が良い本当の理由
特に若い人に見られますが、最近は出世を望まない人が増えています。
しかし結論から言うと、出世はした方が良いのです。
なぜなら、出世した方が長生きできるからです。
実は、出世と健康には密接な関係があるのです。
出世以前に、あなたは自分が”働く理由”を認識できていますか?
出世が健康を促進する?!
実は、「出世が健康を促進する」ことを示した研究があるのです。
それがこちらです。
”ロンドン大学の疫学研究社マイケル・マーモットは、イギリスの中央官庁で働く公務員を対象にした長期的研究(ホワイトホール研究として知られる)の結果、興味深い事実を発見した。
地位が低い人ほど、死亡率が高いのである。言うまでもなく死亡率には、組織内の序列だけでなく、喫煙や食習慣などさまざまな要因が関わっている。だがマーモットによれば、死亡率格差のうち、喫煙、コレステロール値、血圧、肥満、運動で説明できるのは4分の1だという。
残る重大な要因は職場環境における権限や裁量権など職務に関する権限の度合いと冠動脈疾患による死亡リスクとの間に相関があることを突き止め、権限の大小から5年後の死亡率が予測可能であることを示した。
心臓疾患による死亡率の違いには、肥満や血圧といった生理的要因よりも、職務権限と地位の方が密接に関係しているのである。
この研究結果から言えることは、組織の下位にいる人は組織の上位にいる人よりも4倍も健康リスクに晒されるということです。
つまり、健康的に生きて長生きしたいのであれば、出世した方が良いということなのです。
一方で、この研究結果を見て、「これは海外だからじゃないのか?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。
しかし、日本においても出世と健康が関係していることを示す研究結果があるのです。
それが、ミシガン大学の北山教授が行った怒りと健康を調査した研究です。
この研究は、ウィスコンシン大学の健康データ(約1400人分)に基づき、怒りと健康の関係について調べました。
その結果、アメリカ人は怒る回数が多い人ほど不健康だった一方で、日本人は怒る回数が多い人ほど健康だったのです。
研究者曰く、「日本において怒るのは地位が高い人であり、それゆえ地位が高い人ほど健康的なのではないか」ということです。
この研究結果からも、日本の会社に勤めているとしても出世した方が健康になれると言えるのではないでしょうか。
すなわち出世をすることは、稼ぎを増やしたり、より大きな仕事を手掛けるという目的ももちろんそうですが、何にも代えがたい健康を促進することにつながるのです。
早期に出世を目指すのであれば、上司を握ることは極めて重要です。
なぜ出世を望まないのか?
ところで、冒頭で「最近では特に若い人に見られますが、出世を望まない人が増えています。」と言いましたが、なぜ出世を望まないのでしょうか?
それにはいくつか理由があると思いますが、ここでは僕が転職相談を受ける中で、”出世を望まない人”から聞いた理由を紹介します。
一方で、下手に出世してしまうと弊害もあります。
出世を望まない理由
僕が転職相談に乗った20代~30代の人の中には、出世を望まないという人が少なからずいました。
そして、彼らが出世を望まない理由として挙げたものの中で多かったものがこちらの3つです。
責任を負いたくない
残業がつかなくなる
競争に巻き込まれたくない
それぞれの理由について見ていきましょう。
責任を負いたくない
出世すると背負う責任が重くなり、それがプレッシャーとなるためです。
地位が上がれば自ずと部下を持つことになり、その部下の責任を持つことになります。
その重圧が出世を望まない原因となるというわけです。
責任を負わずに年齢と共に会社にいるとこんな風になってしまうかもしれません。
残業がつかなくなる
出世すると、日本のほとんどの企業においては管理職になります。
そして管理職になると、仮に定時を超えて働いたとしても残業代は出ません。
責任を追う立場である以上、部下以上に働かなければならない一方で、残業してもその対価が得られないということが、出世に対するモチベーションを下げるわけです。
出世して役職を持つと残業で時間が無くなるからという人は少なからずいます。
競争に巻き込まれたくない
「出世競争」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
出世とは、限られた席を多くの人(同期や先輩、後輩)と争って勝ち取るものであり、自分の親がこの出世競争で疲弊しているのを見てきたのが今の20代~30代です。
そのため、他者を蹴落として獲得するようなイメージの出世に対して、意欲的になれないというわけなのです。
もし出世を望まないのであれば…
出世をしないということは、健康リスクを損なう可能性があるということです。
しかし、それでも出世を望まなかったり、出世を望んだもののできなかったりということもあるでしょう。
そのような場合はどうしたらいいのでしょうか?
もしそうなら、どこかに”自分が優位になれる場所”を持つことです。
出世をせず低い地位に留まることで抑圧されてしまい、そのためにストレスを抱えてしまい健康を損ねます。
しかし、自分の意志で自由に活動できたり、自分の能力が輝かせることができれば自己肯定感を得られ、ストレスから解放されます。
つまり、抑圧される場所だけに留まるのではなく、自分を羽ばたかせることができる場所を他に持つのです。
今の時代、その会社だけに属するというのは古い考えだと言えます。
参考 仕事以外のコミュニティを持つメ3つのメリットとは?【解説】
あえて出世を拒むべからず
出世は健康と相関関係にあります。
出世した人ほどより健康に人生を送れる可能性が高いのです。
そのため、もし出世のチャンスがあるのなら、あえて拒む必要はないのです。
出世することによるデメリットも確かにあります。
しかし、それ以上に得られるメリットが他には代え難いものであることは忘れてはいけません。
今の職場で出世が途絶えているなら、他でキャリアアップすればいいのです。
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