










この記事を読んでほしい人
- 派遣での働き方に興味がある人
- 自分の時間をもっと持ちたい人
- 色々な場所で働きたい人
目次
正社員から派遣になるメリット
まずは、正社員から派遣になった場合の”メリット”についてです。
正直なところ派遣はあまりメリットがないように思われがちですが、実は案外メリットは多いのです。
では、それは一体何なのでしょうか?
派遣のメリット
こちらの5つが派遣のメリットです。
残業が少ない
休みを取りやすい
副業ができる
良い意味で第三者の立場を取れる
会社が合わなかったら他の会社に移りやすい
とはいえイメージしにくいと思いますので、一つずつ説明していきます。
派遣が良いか社員が良いかは、時と場合によりけりです。
残業が少ない
派遣先の会社の人(正社員)より、残業を強いられることはありません。
なぜなら、もし残業時間が多くなりすぎると、派遣会社から「残業時間の抑制」について指摘が入るからです。
派遣会社は、派遣社員の労務管理も担っていること、また最近は残業に対する各所(労働局など)からの目がきついため、なるべく残業をさせないよう管理に努めているケースが多いのです。
そのため、必然的に正社員よりは残業時間が少なくなります。
ワークライフバランスを重視して派遣を選択する人は多いですが…。
休みを取りやすい
派遣元の会社が休みも管理しているため、割と休みを取りやすいと言えます。
もちろん、派遣先で業務を行っているため、そことの調整が必要となり時期によっては休みを取るのが難しい場合もあるでしょう。
しかし、有給などの休みの管理はあくまで派遣会社が行なっており派遣会社に申し出すれば、よっぽどのことがない限り派遣会社の担当者が派遣先に休みの調整してくれます。
このことから、直接の上司ではなく派遣会社が休みの調整を対応してくれることで有給取得をを言い出しづらいということが避けられ、休みの取りやすさにつながります。
ちなみにあなたはどんな時に仕事を休みますか?その休みを取る基準、間違えていませんか?
副業できる
派遣社員は時間的な残業が少なかったり、休みが取りやすいことからも、副業に向いていると言えるでしょう。
社内規定で副業が禁止されている会社もあります。
しかし派遣社員は非正規雇用であるため、仮に派遣会社にそのような規定があったとしても、その点は柔軟に対応してくれるケースもあります。
ただし、副業をする場合は、念のため派遣会社に申し出をした方が未然にトラブルを防げるはずです。
すでに副業をしている人もいると思いますが、ちゃんと稼げていますか?
会社が合わなかったら他の会社に移りやすい
派遣会社がいくつも派遣先を紹介してくれるため、もし派遣先の環境が合わなくても他の派遣先に移りやすいと言えます。
正社員だと、どうしても自分で転職活動をしなければならず、時間的に難しかったりします。
しかし派遣社員であれば、派遣会社に依頼することで新たな派遣先を紹介してくれます。
そのため、特に自分から動かなくとも、新しい会社(職場)に身を移せるのです。
ただし注意しなければいけないのは、自分の条件に合う他の会社や職場があるとは限らないこと、また頻繁に派遣先を変えてほしいと言ってしまうと、派遣会社から契約を切られてしまうことがあります。
良い意味で第三者の立場を取れる
派遣先の社員ではないため、無駄な責任を負う必要がありません。
例えば、その会社の飲み会に参加しなくても派遣だからと多めにみてくれます。
(業務以外のことで派遣社員から派遣会社にクレームが入ると派遣先もやっかいなので、強く言えません。)
また、基本的には指示されたことを行なっていればよいため、主体的にその会社を良くしようと動く必要はありません。
正社員だと、どうしても会社に対しての問題意識を持つように促されますが、派遣社員の場合、その必要は一切ないのです。
自分が働く理由が定まっていれば、雇用形態に囚われず働けるのではないでしょうか?
正社員から派遣になるデメリット
つづいて、正社員から派遣になった場合の”デメリット”についてです。
派遣のデメリットも把握しておくことで、派遣として働いた場合もショックは少ないはずです。
派遣のデメリット
こちらの4つが派遣のデメリットです。
クビを切られやすい
ボーナスが無い&昇給しづらい
仕事の経験値が上がりづらい
悪い意味で第三者の立場となる
デメリットに関しても、一つずつ説明していきます。
クビを切られやすい
これは言わずもがな、非正規雇用であるがゆえに、何かあれば真っ先に切られます。
業績の悪化、コストの削減、事業の縮小など、ネガティブなことが合った場合、いち早く派遣社員が切られるのは派遣社員の定めなのでしょう。
これは、いくら派遣社員が優秀であったとしても、会社は正社員を守ります(今の日本の法律上、社員を守らなければなりません)。
したがって、クビをきられやすいことが派遣社員の最大のデメリットです。
もしこんな上司の下で働いているとしたら、クビにされる方がマシかもしれません。
ボーナスが無い&昇給しづらい
やはり正社員と比べると、お金における待遇面ではかなり見劣りしてしまいます。
基本的にボーナスはありませんし、あったとしても微々たるものです。
また、時給のテーブルには上限があるため、一定のレベルに達すると、基本的にはそれ以上は上がりません。
そのため、金銭的にはデメリットがあると言えるでしょう。
ちなみに年収が上がらないのは、環境のせいだけではないかもしれません。
仕事の経験値が上がりづらい
基本的に派遣社員は、指示された仕事をするだけなので、仕事の経験値は上がりづらいです。
何か企画を自分から発案し、主体的に行なっていくことはないため、幅広い仕事の経験というのは積みにくいのです。
難易度の高い仕事やリスクの高い仕事は、どうしても責任を負うことのできる派遣先の社員が対応します。
そのため、正社員と比べると、キャリアアップは難しいと言えます。
派遣で働く人ほど、この働き方を取り入れやすいかもしれません。
悪い意味で第三者の立場となる
派遣先の会社で、主体的に関わっていくことはなかなか難しいのです。
これは先に紹介した「仕事の経験値が上がりづらい」ことにも通じますが、ある企画やプロジェクトに対して主体的に参加することは基本的にはありません。
派遣先の会社が携わる事業において、派遣社員はあくまでサポートでしかないのです。
こういったことから、主体的に仕事に関わりたい人にとっては、悪い意味で第三者の立場となってしまいます。
派遣社員は特に成果と評価が結びつきづらいでしょう。
どんな働き方をしたいのか?
今は、自分に合った働き方を選択することができる時代です。
前時代的な「正社員=正」で「派遣=悪」という価値観はなくなりつつあります。
雇用形態はあくまで選択肢の一つであって、この記事で伝えた正社員や派遣以外にも、フリーランスという選択肢もあります。
また、生活スタイルは年齢や経済状況などそのどきによって変わるものです。
そのため、「この時は正社員で実力をつけ、次に派遣で時間的な余裕を持って副業を始め、その副業で独立してフリーランスで働く」というようなワークスタイルの人たちが多くなってくるのではないかと思います。
雇用形態に価値を見出すのではなく、あくまで”選択肢の一つ”として考えることがこれからの働き方ではないでしょうか。
転職する場合は、転職エージェントを有効活用することをオススメします。
なぜなら、無料でアドバイザーをつけれるようなものだからです。
転職をする場合、多くの人は転職サイトで求人を探します。
ただし自分一人だと、多くの求人をの中から自分の能力や経験、条件に見合う求人を探し、さらに面接日程の調整や労働条件、給与の交渉までを行うのはとても時間と労力が掛かります。
一方で転職エージェントに任せれば、数十~数百社もの求人からあなたに最適な求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削、面接日程の調整、労働条件や給与の交渉と全てを行ってくれます。
そのため、普段仕事で忙しくてもスムーズに転職活動に励めます。
ただ、ひとえに転職エージェントといっても、「求人数が多い」「新卒・第二新卒向け求人が多い」「高年収の求人を扱っている」「専門職系の求人を扱っている」「地方求人が多い」など、各転職エージェントによって特徴や強みはバラバラです。
したがって、これらを理解した上で”自分の状況に合った”転職エージェントを活用することで、満足のいく転職を叶えることができます。